English Chinese Japanese Arabic Spanish
Home 記事一覧
2009/08/13 16:11 KST
初の国産砕氷研究用船舶「アラオン」、試運転開始


【釜山13日聯合ニュース】純国産技術で建造された初の砕氷研究船「アラオン」(6950トン)が13日、釜山で試運転に入った。来月半ばまで5週間、東海(日本名:日本海)沿岸を運航しながら運航能力と各種研究設備を点検し、同月末ごろに船主の国土海洋部極地研究所に正式に引き渡される。研究所では直ちに南極への正式試験運航に乗り出し、年内に最終テストを終え来年から本格的に探査・研究活動に投入する計画だ。

 全世界の海を縫うという意味を込めて命名されたアラオンは、全長110メートル、幅19メートル、最高速度16ノットの最先端研究用船舶。60種余りの先端研究設備とヘリコプターを搭載し、乗組員25人と研究員60人を乗せ、1メートルの厚さの氷を割りながら時速3ノットで運航できる。連続航行は最長70日間、2万カイリまで可能。

 韓進重工業による3年越しの建造作業の末、6月11日に進水、さらに2カ月余りをかけて最後の仕上げを行っていた。この日の試運転では国土海洋部と極地研究所、韓国海洋水産技術振興院の各関係者、韓進重工業の技術者らが乗船した。

初の国産砕氷研究船「アラオン」=13日、釜山(聯合ニュース)(

japanese@yna.co.kr