世界水泳選手権開催中のローマで2日に亡くなった日本水泳連盟元会長の古橋広之進さん(享年80)の密葬が13日、東京都品川区の桐ケ谷斎場で行われた。密葬には古橋さんの親族のほか、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長、日本水連の佐野和夫会長ら関係者も含め、約200人が参列して故人の冥福を祈った。
佐野会長によると、ひつぎにはJOC旗や古橋さんの母校の日大水泳部の部旗などが一緒に納められた。国際水泳連盟(FINA)のムスタファ・ラルファーウイ前会長(アルジェリア)からの弔電も読み上げられ、佐野会長は「(古橋さんの)経験や言われていたことを水泳界の発展に生かしたい」と語った。10月14日には、日本体育協会、JOC、日本水連の3団体合同による「お別れの会」が開かれる。【飯山太郎】
毎日新聞 2009年8月13日 18時27分