私は、6年半、自閉症や発達障害を学んできた。その6年間で学んでだことは、自閉症や発達障害に
限ったことではなく、子ども全体に関わる、教育、子育て、心理、社会のあり方などであったと思う。
一言で言えば、「ハンディの特性だけでなく、ハンディの有無にかかわらず子育ての基本を知った」
そんな感じである。ハンディをもつ子どもに対する丁寧な支援はハンディのない子どもにとっても、
有効な支援であることそれを感じ続けてきた。
そこから見えてきたことは、理不尽な教育制度なのである。教育改革と学力低下の問題、
教員の資質の問題とか騒がれているが、私から見れば、何も理解していない人が勝手に、
学力を重視する教育を推進するような制度を作り上げているような気がする。
子どもにとってある程度の学力は必要だと思うが、それよりも大切なことは、「生きる基本」を
学ばなければ行けないと思うのである。生きるスキルを社会で生きるスキルを身につけないまま
育っていくとどうなるか?学習で学んだことがほとんど生活や生きていく糧になっていない。
今の20代から40代にかけて就労、結婚、出産、家事、育児など行っているわけであるが、
実際にその人たちには、そのような生活のスキルがきちんとあるかというと、熱心な人をのぞき、
十分なレベルまで達していないで、理解できなくてで困っている人が多いとと私は思うのである。
自分たちの子どもだった頃の生活は爺婆と一緒に過ごしていく中で生活のスキルを学んでいったと
そんな気がする。でも、今では核家族化で爺婆から学ぶ大切なスキルが欠如し、何もわからない、
学校では教えてくれない、何をどうしていいのかわからず、ストレスをため、子供に当たったりする
そうなんだと思う。
また隣の家のことだけども、両親共働きで、幼い頃から朝早くから夕方遅くまで保育園に
預けられ、帰ってきたかと思うと、母親のヒステリックな怒鳴り声と、子どもの悲鳴が聞こえてくる。
親子がふれあう貴重な短い時間に、こんなことをやっていたら子どもが健全に育つだろうか?
わたしはその声が聞こえてくるくるたび、疑問に感じるのである。
今の時代共働きじゃないと家計が苦しいのはわかるが、忙しいからと言って、
子どもの求愛や欲求を無視することは、子どもにとって愛着心が育たない。
子どもの頃に親に甘えられず、無視をされたり、虐待されたりすると、正常な心の発達が
得られないと何冊かの本に書いてあったし、テレビなどでも最近多く取り上げられている。
私が思うに、家計が苦しく共働きしなければならないために保育園が必要なのではないと思う。
子どもがある程度まで自立できるようになるまでは母親の愛情を受けて大切に子ども大切に
育ててほしいと願っている。でも現状はそんな状況ではない。家計が苦しくて子育てができない。
子どもなんていたら、破産してしまうような家庭もある。子どもを断念する夫婦が増えていることは
確かでしょう。何を間違えているのか?子どもがいなくなれば国存亡も危ぶまれる。
きちんとした子育て教育がなされなければ、狂った子どもが大人になっていく。
これから先、どんなに恐ろしい世の中になるのではないかと危機感を感じる。
私の個人的な見解で子育てや教育について考えてみた。
①子どもが乳幼児期には母親がしっかりと子どもの世話ができ、共働きをしなくてもいいくらいの 子育て手当を出すべきであると思う。
②母親学級、子育てサークルを多く開催し、積極的に参加でき子育てを学ぶ機会を増やす場所を 増やすととも母子通園保育園活動ができる施設充実させてほしい。(道路なんかよりも大切)
共働きをしなければ、子育てがしっかりとできるのではないかと思う。子どもと親の深い愛着関係
が生まれるのではないかと思う。その辺は少子化対策に抜本的な見直しを考えてほしい。
必要なのは保育園や保育士ではなくて、親のしっかり子育てができる親教育と金銭的な支援、
それなんだと思う。予算がないとか言っているが、無駄を減らし、最も重要な子育てを最優先に
考えてほしいと思う。
きちんとした母子教育と母子支援によって、愛情を持って子育てができる。親にも子どもにも
良い環境を提供することが国や自治体の大きな役目だと考える。
自閉的な子どもや発達障害をもつ子供増えているという。
それは、愛情不足に何らかの関係があってよって引き起こされているのではないかと思う。
母親の愛情というものは子どもにとって何よりも勝る「育ちの栄養」なんだと思う。
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コメントがちょっと違うと思うんですね。
母親が働くのは家計のためというのもあるけど
自己実現 アイデンティティのためでもあるんですよ。
子供はいつか巣立っていきます。
役割をおえた母親が うつ病になることがあるのご存知ですか?
母親でなくても父親が育てたっていいんですよ。
そもそも母親が働いてなくて
父親と離婚したり
父親が死亡したりしたら
どうやって家計を維持するんですか?
母親の中には そういう考えで
就労している人もいるんですよ。
いったん職を辞めたら
再就職は難しいし、
育児休暇を税金で三年もとらせてくれる公務員とは違うんです。
知っててくださいね。
2009/08/02 11:36
日本の子育て環境は世界と比べてどうなんでしょうか?本来の子育てというものはどういう物なのよくわかっていますか?そこのところをよく知っていただきたいと思います。世の中の子どもの現状を見てください....
確かに女性ばかりが子育てをするというのは、余りよい見方ではなく偏見に近い物だといと思いますし、子育てというのは両親がそろってやる物だと自分自身は思っております。わたしたち夫婦かできる限り、共通理解を図り、保育園の行事や、講演会やボランティア活動に参加しています。うちらほど熱心に参加している夫婦はいないと思います。
女性の自己実現、アイデンティ^ティの確立はとても重要なことだと思いますが、子育てと両立できることは大切ですけどとても大変なことだとと思います。それが十分にできないならば、家庭がきちんと自慢できるほど成り立つものなのでしょうか?子育てにきちんをきちんと理解してできるのでしょうか?
私は何十冊も子育ての本や虐待に関する本を読んでいますが、幼児期における親の存在というものは他の誰にも変われる物ではではないのです。「三つ子の魂百まで」と言う言葉を知っていますか?三歳までにきちんとした親子の愛情関係か作られなればければ、百歳になってもどの子どもの性格は変わらないと言うことわざです。昔の人はよくわかったいたんだと思います。
今の日本を見て、三歳までにきちんとした親との愛着関係が形成されていると思いますか?この文章は「ここの記事だけ見ただけでは誤解を生むかと思います。」この記事は連載でこのような内容になっているのです。私は過去の記事の連載の続きとして書いているつもりです(同じことを書いても仕方ないので)。
元々は世の中が、共働きでしか生計が成り立たない世の中になってきていると言うところからきています。成り立っている家庭ばかりですか?
2009/08/02 16:12
子育て支援のために子育て交流、ママとも情報交換の場所、育児相談などの充実をブログに記載していると思います。この今日の記事は単独で存在しているものだと思わないでください。私はこのブログに訪れてくれるたくさんの理解あるリピーターのために書いていると言うところもあります。是非時間がありましたら、前の記事もお読みになってもう一度コメントいたでだけたらと思います。
このコメントじゃ納得しませんし、他の方にも誤解を与えると思います。この記事の書いた本意がずれてしまったら悲しいことです。
こんな文章で失礼かと思いますが、公務員がどうのこうのというのはここで出される問題ではないと思います。私はきちんとした保証がいると努力して公務員になりました。子育て後の再就職というのも不況の現状では難しいと思います。そんな世の中にしてしまったことが日本の間違っているところなのだと思いませんか?日本人の経営者、日本の政府の対応がきちんとしていないからだとこうなったのだと思います。庶民には何の罪もないんです。
2009/08/02 16:22
2009/08/02 17:10
子供を2歳から保育園に預けて働かなければならなくて、その時は仕方ないと思っていたけれど・・・
預かる側に勤めるようになって、預かる側から見た実情を知れば、娘に対して「ごめんね」と謝りたい気持ちになりましたよ。
せめて小学校低学年までは家にいてあげたかったな。
小さい子供がいるというだけで、仕事を見つけることはさらに困難になるし、転職も難しいのが現状・・・。
結局、子供を安心して産み、育てる環境じゃなくなっているから少子化は進んでいるわけで。
私も、不妊治療と育児支援が整って、お金の心配をしなくていいならまだ子供が欲しいですけど、今の状況じゃもう無理だと諦めています。
以前主人に「育児休暇ってあるの?」と聞いたことがありますが、「4ヶ月って聞いたことあるけど、実際とったやつはいないぞ。とったら戻ってきても居場所は無いんじゃないか?」と言っていました。
確かに・・・娘が喘息の発作ですぐに学校に迎えにいかなければならない時に、私がどうしても仕事を抜けられず、主人に無理をいって抜けてもらったことがあったんですが、その後会議で問題にされたそうで・・・。
男性の育児参加が難しいというのは、想像がつきます。
話がそれますが、犬の場合は、母親の元である程度育ててからじゃないと社会性がつかないと聞いたことがあります。
ペットショップでは、まだ生後2ヶ月にも満たない子が売られていたりするのですが、我が家に迎え入れた子達を比べてみても、母親の側でたっぷりと愛情を注いでもらって育った子は、とっても性格がいいです。
犬と一緒にするなと怒られそうですが^^;
結局、今の世の中、安心して子育てができるように、今度の選挙以降少しずつでも変わってくれる事を願いますが・・・。
母親が働きたいという気持ちは、友人にもそういう人はいるからわかります。
でも、子供達の心の声はきっと届いていないんだろうなと思うと・・・。
アスペだから違うというのは、失礼な言い方だと思いますよ。
人それぞれいろんな考え方があると思います。
私は発達障害先生の言いたいことわかりますよ。
2009/08/03 10:01
いろんな事情もあるんだということがいいたいんですね。
専業主婦になれば 子供に関心が向かう人ばかりではありません。
(専業主婦でも虐待している人はいます。
仕事を辞めて専業主婦になった場合
「どうしてこの子のために私が犠牲になるのか」と思い虐待する人も結構います。
わたしもその口ですね。こどもは 親のものではないし
将来 親から離れていきますから。)
子育て支援金をもらったからといって 子育てに回すとも限らない。
(遊興費にまわすかもしれないでしょ)
不況のせいで共働き→子供に愛情が注げない→だから子育て支援金
→虐待が無くなってめでたしめでたし という
流れに 必ずしもならないから 政策として採用されないんですね。
これを書いたからと言って
あなた自身を全否定しているわけではありませんよ。
誤解のないようにね。あなたのいっていることも一つの意見だし
私の言うことも 一つの意見である。ということ。
私が「アスペルガーの人に言ってもわからないかも」と何回も書くのは
アスペルガーの人の意見が独特だとか間違っているからいうのではなく
実際に障害のせいで いろんな意見と折り合いが付けれなかったりするから
そう書いてるだけですよ。
2009/08/03 11:05
なぜ虐待を起こすのか根本的に考えると、ストレスと、子育ての方法を知らないからだと私は思います。今、子育てをしている親たちは、子育てについてきちんとした知識が身に付いていますか?学校で十分に教えてくれますか?保健師が十分に支援してくれますか?母親学級というのがありますが、それで十分ですか?子育ての知識ってそんなに簡単にわかるものだとは思いません。知識は無限大に存在すると思います。知識が多ければ多いほど子育てがしっかりとできるのではないでしょうか?私は、子育てがうまくできない人たち、知識のない人たちが、ストレスなく、親子が生きられるようにもっと子育て支援対策として、道路や役に立たない立派な箱物建築物などを減らし、いろんな支援環境や支援制度を設け、充実した家庭支援ができればいいと言うことを望んでいるだけです。題名にもありますが、あくまでも「私の理想の子育て」なんです。
子どもには愛情が大切なのです。ドロシー・ロー・ノルトさんの詩、佐々木正美先生の著書をおすすめします。
2009/08/03 11:45
2009/08/03 12:00
2009/08/03 12:03
良くも悪くもアスペルガーの特徴がよく出た回答だなと思いました。
自閉っこをもつ私にも勉強になったかな。
ほんとうに障害の核のところは たぶん
まったく変わらないんですね~。
2009/08/05 09:53
2009/08/06 18:47