死去した熊田千佳慕さん(画家) 昆虫画家の熊田千佳慕さんが死去 誤嚥性肺炎のため「ファーブル昆虫記」を題材に、昆虫や草花などを細密な筆致で立体的にとらえた画家の熊田千佳慕(くまだ・ちかぼ、本名五郎=ごろう)さんが13日未明、誤嚥性肺炎のため横浜市の自宅で死去した。98歳。横浜市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行い、後日、お別れの会を開く。喪主は長男ふたば氏。 東京美術学校(現東京芸大)を経てグラフィックデザインの仕事に就いた後、画家に転身。絵本や挿絵を手掛け、ファーブル昆虫記の絵本化にライフワークとして取り組んだ。著書に「ファーブル昆虫記の虫たち」などがある。 体調を崩して6月に入院。病床でもボールペンを使って花やミツバチのデッサンをしていた。 【共同通信】 |
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