2009年8月13日 20時3分更新
お盆を迎え、県内各地の墓地には大勢の家族連れなどが花や線香を手に墓参りに訪れています。
このうち、岡山市の市街地を望む高台にある岡山市中区の東山墓地には、家族連れなどがお盆休みを利用して次々と墓参りに訪れています。
13日の岡山市は午前11時の気温が32度3分と、すでに平年の最高気温に達する蒸し暑い天気となっています。
訪れた人たちはせみの鳴き声が響く中、汗をぬぐいながら墓石を洗ったり古い花を片付けたりして墓をきれいに整えました。
そして、菓子や花を新たに供え、線香に火をつけてから静かに手を合わせて先祖をしのんでいました。
岡山市の女性は「去年、夫を亡くして2度目のお盆です。きのうから娘の家族が泊まりに来てくれて楽しく過ごせています」と話していました。
また岡山市の男性は、「少しでも早くご先祖さまが来てくれるようにきょうは早めに墓参りに来ました」と話していました。