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麻生VS鳩山 対決の評価は?
12日、自民党・麻生首相と民主党・鳩山代表の直接対決が実現した。テレビ局が中継に難色を示すなか、動画投稿サイトがこの様子をノーカットで生中継、ネットにも続々と感想が寄せられている。
12日午後、21世紀臨調主催で「新しい日本をつくる国民会議」と称する党首討論が行われた。麻生首相と鳩山代表が、10分の冒頭スピーチを終えると、交互に質問側・回答側に立ち、30分ずつの激論を交わした。一部を除き、質問と回答は党首自身が行い、国会のようにヤジなど不規則発言はなし。党首の実力が問われる、国会やテレビ番組などでは見られない形の貴重な討論会となった。
ネット上には、今回の対決について、続々と感想が寄せられている。対決の勝敗については、「ディベートとしては麻生さんの勝ち」「鳩山さんは、追求に弱すぎる。ボソボソとしゃべり、迫力がなかった」と、麻生首相に軍配を上げる声が多かった。鳩山代表については「冒頭のスピーチは、鳩山さんの勝ち。麻生さんは下を向いて原稿を読んでいたけど、鳩山さんは自分の言葉でしゃべっていた」「ソフトな人柄は相変わらずで、好感は持てた」と"対決"以外のところで評価する人が多い。討論が与えたイメージとしては、"ディベートの麻生"、"人柄の鳩山"といったところなのだろうか。
今回のような討論会が開かれたことについては、「ネットでノーカットで見られたのが、良かった。ノーカットじゃないと意味がない」「今後もこうした対決を、選挙の前には、毎回見たい」といった感想が聞かれた。麻生・鳩山両者ともに定例化を歓迎していたように、討論会自体は有意義なものと受け止めている人が多いようだった。
(秋井貴彦)
■参考サイト
videonews.com
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