2009年8月13日1時11分
民主党の前原誠司副代表が12日、京都市で講演し、自らの代表辞任につながった06年の偽メール問題に関連した同党の永田寿康元衆院議員が今年自殺したことについて、公の場で初めて詳しく話した。「政治は結果責任。一生十字架を背負うことになる」と涙ながらに反省の弁を述べた。
前原氏は「2カ月前に永田君の墓参りに行き、お父さんと1時間話した。お父さんの気持ち、永田君の命を考えると、申し訳ない思いがまたこみ上げてきた」とし、「お父さんに『寿康の分まで頑張ってくれ』と言われた。しっかり胸にとめて頑張り続けないといけない」と語った。