11日までの1週間に報告された新型インフルエンザの入院患者の数が、前の週に比べて1.7倍となり、感染が広がっていることが分かりました。
11日までの1週間に新型インフルエンザで「入院した患者」の数は48人で、前の週の28人のおよそ1.7倍でした。
また、「集団発生」の報告数も554件で、前の週に比べおよそ1.7倍に増えていて、厚生労働省は新型インフルエンザの感染が広がっているとみて注意を呼びかけています。
また、入院患者のうち、新型インフルエンザによる急性脳症を発症した茨城県の4歳の男の子について、厚労省は「現在も意識がなく、重症である」と発表しました。
さらに、福島県でも新型インフルエンザに感染した小学生の男子児童が肺炎を併発して重症です。
国内での新型インフルエンザの重症例は今回が初めてです。(13日02:14)