本文へジャンプ
携帯で芸能情報をみる
歌舞伎俳優の中村勘三郎(54)らが出演する「八月納涼大歌舞伎」が8日、東京・銀座の歌舞伎座で初日を迎え、勘三郎が豪快な滝の中での立ち回りを披露した。
同公演は、来年4月の興行を最後に改築に入る歌舞伎座の“さよなら公演”の一環。圧巻だったのが第三部の「怪談乳房榎」のクライマックスで、天井からドドドッと大量の水が滝となって流れ落ちた。夏の暑さを吹き飛ばすような滝の中、勘三郎が立ち回りを繰り広げると、観客からは「いよっ! 中村屋!」と大歓声があがった。27日まで。