酒井法子容疑者の逮捕を受けて、所属レコード会社のビクターエンタテインメントは9日に酒井容疑者のCDなどを店頭から回収し、曲の配信も停止した。ところが、かえって希少性を煽り、ブームが再燃する皮肉な現象が起きている。
ネット通販大手アマゾンでは12日現在、2005年に発売されたベスト盤「酒井法子Best Selection」の新品2点を出品。代表的ヒット曲「碧いうさぎ」や「夢冒険」など18曲が収められたこのCDに1万4500円と3万2000円の高値が付けられている。「今後、ネットオークションなどで、さらに高い値段が付く可能性がある」とネット事情に詳しい音楽関係者。
一方、米アップルの有料音楽配信サイト「アイチューンズ・ストア」では11日、「碧いうさぎ」が配信数1位に躍り出た。酒井容疑者が単独で発売した音源は配信停止となっているが、利用者は複数のアーティストの曲を集めたアルバムから酒井容疑者の曲だけを購入しているもようだ。
さらに「鏡のドレス」(17位)、カバー曲「世界中の誰よりきっと」(18位)が100位以内に入っている。
アイチューンズ・ストアは、配信数などは明らかにしていないが、新譜中心にダウンロードされる中、過去の曲がチャートの上位に食い込むのは珍しいという。