夫が、また妻を売ったのか−。
高相容疑者が、警視庁の取り調べに対し、「妻とは数回では済まないくらい覚せい剤を使っていた」と供述していることが分かった。酒井容疑者が供述していた「昨年夏ごろ、主人に覚せい剤を勧められて一緒に吸うようになった。数回使っていた」という内容とは、真っ向から食い違う。警視庁では、酒井容疑者の毛髪鑑定などを進め、使用頻度や使用経緯を詳細に調べる方針だ。
前日10日には、警視庁が東京・南青山にある酒井容疑者の自宅から覚せい剤吸引用として42本ものストローを押収していたことが判明。大量摂取の疑いがもたれていたが、夫の“裏切り”によって、これが裏付けられた形だ。
3日未明に同じく覚せい剤取締法違反(所持)で現行犯逮捕された高相容疑者は、これまでも「夫婦でやっていた」、「妻は、会うたびにやせていた。異常にハイテンションだった」などと、ことあるごとに妻の情報を漏らしてきた。
3日の逮捕当日も、自ら酒井容疑者を現場に呼び出した。夫婦の関係としては、夫が妻を売っているようにも見える。
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