石田順裕「生野タッグ」地元メーカーから秘密兵器
◆ ロス合宿から帰国、練習再開 ◆
日本選手27年ぶりのスーパーウエルター級世界王座に挑む石田順裕が、“生野タッグ”で世界的激戦区の同級で頂点に立つ。所属する金沢ジムと同じ大阪市生野区にある複合特殊素材メーカー・山本化学工業から必勝アイテムが届いた。提供されたハイテク減量着がそれだ。1ミリ四方に気泡23個。ミクロの空間に窒素ガスを詰め込み、熱伝導を抑えた生地で縫製された逸品だ。運動で生じた熱が体外へ逃げず保温効果があり脂肪の燃焼、発汗を促すという。
8日に米ロサンゼルス合宿を終えて帰国した石田は10日、金沢ジムで練習を再開。「減量が順調でリミットまであと4キロ。相手の出方次第でファイターにもなる」と攻め勝つ覚悟を口にした。
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[ 2009年8月11日付 ]
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