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サンミュージック“ノーモアのりピー”

 酒井法子容疑者の所属事務所「サンミュージック」
 酒井法子容疑者の所属事務所「サンミュージック」

 第2の酒井法子容疑者(38)を出すな-。所属事務所のサンミュージックプロダクションが10日、所属タレントの引き締めに動き出した。これまでのプライベートに関知しない方針を改め「タレント管理マニュアル」を作成する方針という。また、相澤秀禎会長、相澤正久社長ら幹部はCM関係先やテレビ局などに“おわび行脚”した。

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 同事務所ではこの日、午前11時30分から全社員を集め、相澤社長らが事情説明を行った。社長は、タレントのマネジャーを担当する社員約50人に「迷惑をかけるが申し訳ない」と謝罪する一方で「管理責任が問われる立場。より一層気をつけるように」と注意を促した。また、相澤会長も「今までの2倍3倍の信用を回復するように頑張っていこう」とハッパをかけた。

 午後には、会長、社長が広告代理店や広告主、さらにはテレビ局などへ、謝罪に出向いた。酒井容疑者が出演していたCMは2社だが、いずれも「ママタレント」を前面に打ち出した内容だっただけに、イメージダウンの影響は大きい。事務所が負う違約金などの損害総額は1億円以上と見られている。

 管理責任の甘さが指摘された同社では今後、タレント管理マニュアルなどを作成し、タレント管理体制の強化を図る予定という。ある幹部は「これまではタレントとの信頼関係で、プライベートにもノータッチだったが、それが緩かったのか。見直さざるを得ない」と吐露した。

 創業42年目となる同事務所は、家族的な雰囲気で所属タレントらから評判がよかった。それだけに酒井容疑者の裏切り行為は、大きな波紋を呼んでいる。

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