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最低点法

「最低点法」とは、あらかじめ割り出した合格最低点を超えるために合理的な学習プログラミングをし、そのことの対処に最短最合理の努力集中を行い、その上で試験傾向が類似する学校を何校か固め打ちすることにより、周囲があっと驚く合格結果を勝ち取る方法です。
やり方は簡単です。受験する学校の過去問と合格最低点を基に、各教科何点取れば合格するかを算出し、それには具体的にどのような学習が必要かを考察して勉強するものです。もちろん最初から自分に合った出題形式のところを狙います。また傾向が似たところを重ね打ちします。こうすると、受験の最短距離を走ることになり、偏差値にとらわれた周囲がアッと言う合格が可能になります。受験産業なら誰でも思いつく方法ですが、V-netは、最初からこれを前提にした、個々の学習者にピッタリの個人指導を行います。

音読法

「音読法」とは、簡単に言うと、古文も現代文もただ読むだけで良く分かるようになる方法です。
誠に残念なことに、これは、実に簡単で、誰でもすぐ出来て、しかもすぐに他の人に教えられるようになってしまうものなのです。当然、多くの人からこれまで絶賛に近い評価を得ることが出来ました。V-netの音読法は国語力増強メソッドの要です。これまでに知らなかった日本語の世界を体得して急速に国語力がつきます。主宰の松永は、このメソッドを開発することにより『奇跡の家庭教師』の名を欲しいままにしています。具体的方法は、先ず古代語を一音一音切って音読し、その上で万葉古事記古今集の音読を手始めに、平安鎌倉室町江戸明治と時代を追って過去に良く音読された文献を体感すると、アラ不思議!現代文もバッチリ読めるという驚くべきメソッドです。これをやると、高校生の古文の一学期分の予習が3時間で終わります。あらゆる学習の基は国語力ですから、他の教科の学習も大きく向上することも当然のことです。

カタカムナ音読法

「カタカムナ音読法」は、日本語源流のひとつと目される超古代語カタカムナの音読により日本語の一音一音性を再確認し、とかく意味・解釈に走りがちな私たちの言語認識機能を縄文直感型に再起動させ、これにより日本語古文の音読直解を可能にし、さらには現代文読解力あるいは日常会話の能力を向上させる、しかも誰でもできるという超恐るべき能力開発極楽ツールです。目から鱗、腑に落ちる。最近では精神の安定、ストレス解消、美容健康、食欲増進に良い等という声も・・・。

抽象構成作文法

これもアッと驚く作文法メソッド。これなら誰でも文章が書けます。「抽象構成作文法」は、既成の文章作法を無視した全く新しい文章構成法です。このメソッドは、抽象画家のコラージュ手法から着想し、英国系作家W・バロウズのカットアップ手法において確認実験して生み出したものです。また生徒たちの多くにこれを開示伝授してみた結果、これが間違いのない未来作文技法であると確信しています。「抽象構成作文法」は、これまでの起承転結を主体とした学校教育作文法の常識を根底から覆すものです。これは思ったことをダイレクトに述べる最善の技術のひとつといえます。この方法が知れれば、いかなる人でも自己の思いのたけを文章で述べられるようになります。

基礎教養

知識の総体は、得られた情報の集積である。人生には時間的制約があるから、これを効果的にこなすには豊かな追体験と効率的な知識吸収のメッソド=読書が欠かせないはずです。そして、その対象とすべき書物は、とどのつまり究極、どんな本であろう。私はそれを「ウルトラ古典」と呼ぶ。ウルトラ古典とは、人間の歴史において、価値方向決定性的に見て、避けられないほど影響力の強い書物を指します。過去の人の考え方の柱になった書物のことです。世界中の人々の、人生における「柱」となった言葉の実際を、若き時、自らの価値判断を自ら行う力を身に付けるべき時に、予め知っておくことほどの「基礎教養」はないと考えます。「宗教文書」は過去の世界から伝え残された智慧。それを予め知る。そして客観化して部分吸収する。

  • 儒教思想とは何か
  • 老荘思想とは何か
  • 法家思想とは何か
  • 仏教思想とは何か
  • 大乗思想とは何か
  • 禅とは何か
  • イスラム思想とは何か
  • ソクラテスの思想とは何か
  • ユダヤ思想とは何か
  • キリスト教思想とは何か

これらは全て、各々『論語』『老子』『荘子』『韓非子』『スッタニパータ』『般若心経』『法華経』『碧巌録』『臨済録』『コラーン』『ソクラテスの弁明』『饗宴』『旧約聖書』『新約聖書』と、岩波文庫などで読める。全ていかなる知識人も、これらの思想の体系内の知識にその思想の部分集合を持つ。これらの思想のどれかを参考にして考察を開始しているのです。未知の文化的天才との出逢いと、それに対向発生する、自分自身の創造的な働きかけが、人生学問の本質であるとすれば、我々はこの文書群の知識の共有において、彼等先達の仕事を真に理解する術を得ることができるのである。これらの書物の内容を知ることなしには、真に確信に満ちた20代を迎えることもできなければ、揺るぎのない40代を得ることもできないのは必然である。ということは、これらの書物の内容には、少なくとも20歳以前に接することが欠かせないものがあるということになると思う。入試問題の文章を書いている大人の知的よりどころを予め知っておくことは、あらゆる入試国語問題の対処において、最低の基礎教養であろう。しかも同時にこれほど有効な人生教養のコンセプトもない。我々は知るべきである。人間の最終的な思想のよりどころの実体がどんなものであるのかを。

選択肢レトリック

普通、試験は選択肢を選ばせるものがほとんどです。その理由は主に2つあります。その1は、採点の簡便化のため(マークシート式などはこの最たるもの)。その2は、もし記述解答問題(特に文章記述問題)を出題すると、平均点が下がり過ぎて試験にならなくなってしまうため。つまり、試験で高得点するには、選択肢のレトリック(文章の書き方とニュワンス)を読みとる能力が、学力以外に欠かせないことになります。もちろん、この背後には、採点するものの能力の低下の実態が潜んでいます。それはさておくとして、つまり、試験で高得点するには、選択肢のレトリック(文章の書き方とニュワンス)を読みとる能力が、学力以外に欠かせないことになります。またこの方法は、自分の受験する学校の試験問題のレトリックの癖を修得することも意味します。早稲田、立教、上智、その他の大学やセンター試験と、どれも微妙にちがいます。慣れてくると選択肢を見るだけで、本文を読まずとも、ほぼ答えが想定できるようになります。しかし、この受験に欠かせないテクニックを身につける指導をする授業は普通ありません。まあこんなことで点が取れるようになるのは、ある意味で勉強ではないと考える先生がいるのも当然のことでしょう。でも、点数が伸びずに苦しんでいる生徒には、目からウロコの「福音」に他なりません。すぐに各教科20%くらいの点数の上昇が見られます。最近では、このやり方を最初から教えるのは危険だという声があるほどです。理由はこれだけで高得点して、真の実力をつける勉強をすることがおろそかになるものが多いからです。中にはこのやり方を知って、「くだらない」と言って受験をやめてしまった人もいます。司法試験用に習いたいという人が来たのには、思わず笑ってしまいましたが。
V-netでは、ある程度基礎力がついた夏休み以降、あるいは入試直前にこのやり方を教えることにしています。ピンポイントの指導も承ります。対象は、小学上級から大学受験まで。受験プロとしては、これを知らずに試験を受け続けることは、あまりに愚直すぎると言わざるを得ません。これは最早、現代日本で受験をするものの「常識」の一つです。

各校対策

入学試験に合格するとは、予備校の模擬試験で高得点することとは微妙に異なります。予備校の試験では楽勝の偏差値だったのに、実際の試験には受からないことは良くあることです。また、偏差値は足りないのに実際の入試では勝利をおさめるという、一見幸運な学生も良く見られることでしょう。特に現役生に多いのですが、こういう人は、予め自分が志望する学校の入試問題の研究を十分にやっている人がほとんどです。過去問は街で売られています。志望校が決まった時点で過去問を購入してこれを徹底的に分析して、その対処のための学習プログラムを立てることは、スポーツや実際の戦争のときの作戦と同様に必要不可欠のことでしょう。それどころか、これこそ、「敵を知って己を知る」最短距離の合理性を追求した入試必勝法です。「過去問は、入試直前にとっておく」などという考え方は具の骨頂です。塾や予備校では、志望校コース別の授業も見られます。しかし、生徒とともに綿密に分析して対処学習プログラムをたてる時間的余裕はないでしょう。だいいちそんなことをすれば、優秀な生徒は、2学期から授業に出るのを止めて自分で勉強するようになってしまいます。最低点法を標榜するV-netの教室には、過去問が山とあります。中には過去20年に遡って研究して、早稲田大学の出題傾向を、先生方以上に解析して合格したものもいます。先年も、社会学を学びたい学生が、立教、上智と失敗して、慶應だけに合格した例があります。これは、慶應に特徴的な英語と小論の記述解答に初期から十分に取り組んだ結果でした。東大合格者も徹底して過去問研究をして、記述解答を繰り返し練習したことがその成功の理由だと思います。大学入試でも効果覿面のこの勉強法は、中高の入試ではさらに大きな力を発揮します。筆者が、30年に及ぶ個人教授・家庭教師を続けて来られた理由は、この各校対策に優れるからです。志望する学校の問題を一緒に行い、そこで不足した能力を重点的に補強する。このやり方で、最難関の慶應高や早大高に数え切れないくらいの合格者を出して来ました。さらにレベルの低い学校では、「多分合格できる」というと、親御さんが「まさか」という合格を連発しました。首都圏以外の人からの問い合わせには、カウンセリングや文書解答で、どのような対策をするべきかの指示も出しています。志望校が決まっている人は、是非早めに相談して下さい。

サイコロ学習法

算数が苦手と計算が遅いはほぼイコールです。ではその計算を速く正確に処理する力はどうやってつくのでしょう。この答えが、猛烈な計算練習というのは誤りではありません。しかし猛烈な計算練習をやると、いったいその練習中にどのような能力が備わって計算ができるようになるのでしょう。時間内で大量に計算問題を解くには、速く正確に書くことと、だいたいどれくらいの数値の答えになるかの勘が備わることが必要です。しかし、もしこれらの能力をつけるのなら、もっと簡単な方法があるはずです。またお子さんの中には、そもそも字を書くのがおっくうなので計算練習を怠るものも多くいます。これを一度期に解決するのが「サイコロ学習法」です。『サイコロ学習法』(V-net著、ワニブックス刊)は、算数や数学が伸び悩むお子さんのために松永が開発した計算力向上メソッドです。何才からでも始めることができます。ちなみに小学2年の九九は3時間もやれば終了します。このやり方では九九を覚えません。3×8=8×3を見た瞬間に、8個のタマが3列に並ぶ様をイメージさせ、同時に4個のタマが6列に並ぶこともイメージさせます。つまり、「さんばにじゅうし」という時間を節約するのです。さらに20面体サイコロ2個で、20×20までを、10面体サイコロ3個で9×9×9=729までを体得すると、あら不思議、設問を読んだだけで答えが予想できるようになります。例えば、1クラスの女子の人数を求めさせる問題では、設問文中に228という数があるのを見ただけで答えを19と予想することができます。なぜかというと、228が12×19であることがたちどころに分かるからです。試しに19を入れると答えが合います。これでは計算間違いのしようがありません。そして、このような能力がついた生徒は、中学以降の代数学習に苦しむことが全くなくなってしまいます。このやり方は、子どもに「勉強している」という意識を与えません。サイコロを振って暗算でその積を求めるのですから、これは「勝負!」=一種の遊びです。そして一度子どもに負け始めた大人は二度と子どもに勝つことができないのが一般です。子供達の潜在能力は途方もなく、すぐにサイコロ4個の掛け算に挑戦し、その上で5個も始めてしまいます。こうなると、大人の多くは、10分でアタマが痛くなったり、「お父さんは、計算機を使わせてね」とか言わざるを得なくなります。現在V-netには、30面体サイコロ3個の暗算をする小学生がいますが、はっきり言って筆者もかないません。「かなわない。君は天才だ!」と言うときの子どもの嬉しそうな顔は、サッカーでゴールを決めたときの顔と同じです。このやり方は、親御さんにもお教えすることができますし、お子さんに指導することもできます。また興味をお持ちの教育指導者の方に伝授することもできます。ぜひ御相談下さい。

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