広いグランドに 飛び交う君の声と汗
いつも照らされた 西陽と長い影
同じ空の下 胸を打つ鼓動が響く
ぼくらは 何度も 投げては受けとめた
風を切る放物線 天を仰ぐ見慣れた横顔
その向こう側には そう 一緒に行きたい場所がある
笑いあった ぶつかりあった 夏のまぼろし 駆け抜けた記憶
君と会って 分かちあった夢が 今 目の前 走り出す
二度と戻らない時を どれだけ刻んだだろう
ぼくらは いくつも 積み上げ 歩いてきた
形より強い絆 揺れる声援 託された想い
その向こう側には そう 一緒に踏みたい土がある
握りしめた夢のかけら 夏のまなざし 追いかけた行方
君に映る 全ては続く未来へ 今 誓ったあの場所へ
笑いあって ぶつかりあって ともに泣きあって 励まし肩寄せた
君と向かう 夢見た熱い夏が 今 走り出す ぼくらはここにいる
笑いあった ぶつかりあった 夏のまぼろし 今 誓ったあの場所へ