| 2009年 8月 10日 |
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美作市で土砂崩れ 1人死亡
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9日夜、美作市で住宅2棟が土砂崩れに巻き込まれ、4人が土砂の下敷きになり、このうち女性1人が死亡しました。9日午後9時45分ごろ、美作市田原で裏山が崩れ、住宅2棟が土砂で埋まりました。この土砂崩れで阿部宗夫さん(70)一家3人と上田修さん(74)の2世帯の合わせて男女4人が土砂の下敷きになりました。このうち阿部さんの妻、美智子さん(68)の死亡が確認されたほか救助された3人も重軽傷を追いました。またこの大雨で美作市内多数の世帯で床上、床下浸水の被害が出ているほか、市内328世帯913人が学校や公民館などに一時、避難しました。気象台によりますと美作市では24時間で、観測史上最も多い232ミリの雨が降っていました。
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早明浦ダム満水 香川の渇水解消
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この大雨の影響で高知県の早明浦ダムの貯水率が100%に回復し10日朝、香川用水への取水制限は解除されました。早明浦ダム上流には10日正午までに241ミリの雨が降り、貯水率は100%に回復しました。このため午前9時、香川用水への取水制限が解除されました。これに伴って6月3日から69日間設置された香川県渇水対策本部も午後1時に解散し、対策本部の看板が取り外されました。今年は、夏渇水としては過去2番目に早い、6月3日から香川用水への取水制限が始まりました。早明浦ダムの貯水率は、6月30日に26.1%まで落ち込みましたが、梅雨前線に伴う雨で、その後、貯水率は少しずつ回復し、8日からの大雨で、一気に水不足解消となりました。
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岡山3区に民主党西村氏出馬表明
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公示まであと8日に迫った衆議院議員選挙で新たな出馬表明です。岡山3区に民主党公認の新人、西村啓聡さんが10日、立候補を表明しました。西村さんは、東京都生まれの33歳。東京大学法学部卒業後、東京で弁護士をしていました。そして、今年6月に民主党の候補者公募に合格していました。会見に同席した民主党の小沢代表代行は、このタイミングでの候補者擁立について「地元から強い要望があったことと、無所属の平沼赳夫さんが、自公に変わって新しい政治を作ることに踏み切るのが困難と判断した」と説明しました。民主党はこれまで平沼さんとの連携を視野に独自候補の擁立を見送っていました。岡山3区には平沼さんの他、自民党・前職の阿部俊子さんと新人で幸福実現党の池田恭一郎さんが立候補を表明しています。
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岡山市 17億の補正予算
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岡山市は地球温暖化や雇用対策を盛り込んだ、総額17億円余りの補正予算案をまとめました。補正予算案は国の経済危機対策事業の臨時交付金を活用し、総額は約17億2000万円となっています。主な事業としては、住宅用太陽光発電の補助事業の継続に5400万円、地球温暖化防止への取り組みに補助金を出す基金の創設に約5億円となっています。また雇用創出事業として約4000万円を計上し、税金の納付業務を補助する職員を雇用するなど新たに37人の雇用を生み出します。岡山市の補正予算案の編成は経済対策としては今年1月以降、6度目で、この予算案は今月17日に開かれる臨時市議会に提出されます。
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