ピーチ・ジョン野口社長、押尾事件に「全く関与していない」
やはり週刊誌などでも名前が出てきており対応せざるをえなかったのでしょう。しかし、例え麻薬や女性の死亡に直接関わっていないとしても、一般に名前の知れた会社の社長の対応としてはどうなんでしょうか。普通に考えて、社長の家に若い芸能人を出入りさせていてその人が女と薬をやっていた、しかも死亡者が出た時点で関与していると言えるのじゃないでしょうか。
この会社は女性用下着の通信販売会社であり、最近はネット販売を主力としていく動きがありました。実際にネット販売の整備で「3年分の利益が飛んだ」と社長ブログに記載がありました。
ネットというのは何か不祥事があると、その悪評はあっというまに消費者に広まってしまいます。現在この事件を全く知らない人がここを利用しようとしても、好感を持って利用しようとはまずならないでしょう。
従来ネットを中心としたビジネスを展開している企業では、コンプライアンスが甘いと言われていました。
この会社の今置かれている状況、恐らく多大な損害が発生するだろうと思われる状況を見ると、ネットでのコンプライアンスの重要性が分かりますね。
食品の安全について、あの雪印事件から食品会社の危機管理等が大きく変わったと言われています。ネットでの販売をする企業にとって、今回の事件は大きく変わる機会になりそうです。
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