10日午後6時半ごろ、大分県竹田市竹田の国道502号で土砂崩れが発生し、通行中の車数台が巻き込まれた。地元消防によると、5台が土砂に埋もれ、2~3台が国道脇の大野川に押し流されたという。また、周辺の病院に74歳から6歳の男女6人が搬送され、いずれも軽傷。自力で病院を訪れた負傷者もいるが、軽傷という。
現場は国道と市道が交わる三差路で、国道南側の斜面が幅約30メートル、高さ数十メートルにわたって崩れたという。
大分地方気象台によると、10日の竹田市の雨は午後2時ごろ降り始め、午後3~4時に45.5ミリを観測。いったん弱まったが、夕方になって非常に激しくなり、午後6~7時の1時間に69.5ミリの雨量を記録した。
毎日新聞 2009年8月10日 20時28分(最終更新 8月10日 22時13分)