┃ コラム 「物理学の歴史から見る人生」
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┃ 取締役営業統括部部長 清水 有高 2005/5/12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
皆さんは『現段階でこの世の中で一番小さな物』を知っていますか?理科
を覚えている人なら『分子とか原子』と答えるかもしれません。ちなみに
原子の大きさは半径10のマイナス10乗cm程度(約0.1ナノメート
ル)で質量は種類によって異なりますが、10のマイナス24乗?10マ
イナス22乗gです。
ようするに、
0.00000000000000000000001グラム
くらいでしょうか??小さすぎてぴんときませんね。
この原子が集まって分子が出来ているそうです。水は水の分子がいっぱい
集まっている状態で、それ以外の物質の状態も分子がいっぱい集まって構
成されています。その分子を構成しているのが原始です。簡単に言えば水
が水でいられるのは分子の大きさまでです。それより小さくなると、水は
水でいられなくなります。原子というものすごく小さなものの集まりでし
かなくなってしまいます。
でも、原子よりも小さいものがあるそうです。それは『素粒子』です。
これが現在判明しているこの世の中で一番小さい物質だそうです。
現在判明してる、と付けたのはその昔、分子がこの世の中の最小物質だと
信じられている時代がありました。更に調べていくとどうやら原子という
ものがあるらしい、更に原子核というものがあるらしい、更に・・・と物
理学は突き進んできたのです。
絶対的に正しいと思われている科学の最先端の『神話』は常に『変更の歴
史』でした。今思えば、昔の人は地球の周りを太陽が回っていると信じて
いたわけですし、更にその昔、地球は球体ではないと信じられていたので
すから当然といえば当然なのかもしれません。
それでは、ここで一つ『現代の神話』に挑戦してみましょう。
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人間はお手軽に時間を飛び越えて未来に行く事は出来ない。
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『ちょっと今から明日行ってくるわ』
とか、
『ちょっと、10日後の試験がうまくいくように、10日後に行って準備
してくるわ』
とか、
『半年後には素敵な恋人がほしいから、半年後に行って見つけとく』
等という会話をしている人はいませんか?おそらくいないと思います。そ
んな事は常識だと思われています。でも、あなたはこの考えが地球の周り
に太陽が回っていると思われていたくらい昔の古い常識だよ、といわれた
ら『なんだ、そうなんだ』と素直に信じることが出来るでしょうか?
おそらく無理だと思います。人間は極端に常識がわかることを嫌います。
どれだけ優れた教えであっても、ガリレオやコペルニクスは迫害され、キ
リストは磔に合いました。それでも実は『人はお手軽に未来に行くことが
出来る』としたらどうしますか?
もう一度言います。これからの新しい常識は
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『人はお手軽に未来に行くことが出来る』
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『人はお手軽に未来に行くことが出来る』のです。これには少し常識を壊
す説明が必要となってきます。
実は過去とか現在とか未来とか、昨日今日明日とかいう単位自体は無意味
なものなのです。人類は便宜上時間という概念を作り出し、その時間に全
員が共通認識できる単位と言葉を付けていますが、それはその方が便利な
だけだからです。この宇宙には過去とか未来とかは存在しません。只ひた
すら現在があるだけです。現在から見て後ろのほうにある現在を過去と呼
び、前のほうにある現在を未来と読んでいるだけです。
空間はありますが、過去未来は概念上のものでしかない。良く、今日出来
る事は今日やろうとか、明日できることを前倒しで今日準備しておくとか
いいますが、明日できる事は明日に行ってやってしまえばいいのです。
私達が生きているのは3次元です。縦と横と高さのある世界です。無限に
縦と横と高さに伸びているのが私達の住んでいる宇宙です。
3次元=縦横高さの世界(無限の空間の世界)
2次元=縦横の世界(無限の平面の世界)
1次元=線の世界(無限の線の世界)
0次元=点の世界(一点しかない世界)
です。
縦か横しかない線の世界の1次元が集まって2次元世界を構成しています。
1次元では平面という認識が無かったのですが、2次元ではそれが存在し
ます。そして平面しかない2次元世界では高さという概念が無いのですが、
その2次元が無限に重なって無限の高さを持ったのが我々の3次元世界で
す。
言い換えれば
2次元=高さに干渉できない世界
1次元=平面に干渉できない世界
という事です。では、3次元は?
3次元=時間に干渉できない世界
です。それでは、時間が無限に重なって、なおかつ自由に干渉できる世界は?
4次元=縦横高さ時間の世界(無限の空間と時間の世界)
ということになります。4次元世界においては明日とか10日後、10日
前に行く事は簡単なことになります。3次元に住んでいる我々にとって不
可能なことのように思えますが、2次元に住んでいる存在たちにとっては
同じくらい『高さを飛び越える』という事が不可能なことだと思われてい
ます。でも、私達にとっては高さを飛び越える事は可能な事です。それと
同じくらいの気軽さで4次元にいれば時間を自由に行き来できます。
つまり、お手軽に未来に行ったりする為には4次元に行けばいいのです。
でも、これで終わっては只のSF小説です。実用的でなければなりません。
なおかつお手軽でなければならないのです。
人間は3次元に住む存在なのですが『時間』という概念を作り出した存在
です。ほかの生命体はそんな事は一切していません。おなじ3次元世界に
住んでいる犬や猫、ゴキブリやトンボ、カナブン、カブトムシ、アメーバ
は時間というものを意識して生きていません。
3次元に住んでいる私達は縦横高さを体感することが出来ますが、時間を
触ったりする事は出来ません。それでも時間という概念を発見しました。
これはものすごい事です。それを可能にしたのは人間の脳みその最も偉大
な力『想像力』です。触ることも何もできない存在を『あるのだろう』と
想像してのけたのはものすごい事です。昔の人に感動します。
人間はこの想像力のおかげで3.5次元的な存在になることが出来ました。
半4次元的な存在だともいえます。
みなさんは明日のことを想像することが出来ます。それは、明日に行って
いるのです。肉体は3次元的な存在ですので肉体までそっちに飛んでいく
事は出来ませんが、明日のことを想像している時、意識は明日に存在して
いるのです。
これを利用するととても面白いことが出来ます。例えば私は仕事上、営業
成績を追いかける必要があります。一ヵ月ごとのノルマです。これを月末
に飛んでいって『ノルマを超えて達成していること』にしてしまうのです。
具体的にはその月の1日に月末に『目標達成している自分を想像する』だ
けです。それだけでうまくいきます。
まだ学生の方々であれば、営業のノルマというのは想像が出来ないかもし
れませんが、普通にやればものすごくしんどいものです。達成できるかど
うかわからない数字を一日一日積み上げる努力をしていくのです。月末が
近づく事に焦燥感は刻一刻と募っていきます。でも、月初めに月末に行っ
て『達成していること』にしてしまったら後はその達成している月末に向
かって進んでいくだけです。一つ一つ積み重ねていくのではなく、既に達
成した所に進んでいくだけなので安全ですし、尚且つ確実です。
よく、勝ち癖、負け癖、という言葉がありますが、あれは無意識に未来に
行っているかどうかの違いです。勝ち続けている人は無意識に自分が勝っ
ている未来を想像しているので、また勝ちます。負け続けている人はその
逆です。
この3.5次元的なやり方は3次元的なやり方をするよりも確実にうまく
いきます。なぜならば先に未来に行って『うまくいったこと』にしてしま
うから、失敗しようがありません。
ただ、この方法にも欠点はあります。『自分が想像しにくい事は未来に行
きにくい』という事です。例えば、今までずっと負け続けた人にいきなり
『勝ち続けている自分を想像してみて』といっても難しいのです。筋肉ト
レーニングで自分の理想とする肉体を想像しながらトレーニングするとそ
れにより近くなるといわれており、これは科学的にも実証されていますが、
いくらなんでもガリガリの人やブヨブヨの人に『明日は格闘家の肉体にな
っていると想像して』といっても難しいでしょう。このあたりが肉体が3
次元に存在してしまっている人間の限界です。
この法則は『私は使いたいから使う』『私は使いたくないから使わない』
という取捨選択できるものではありません。重力の法則のように絶対的に
存在するものです。勝ち癖、負け癖のときのように無意識でも作用してし
まうものなのです。
つまり、日々、どれだけ明るい未来を考えているかが重要になります。暗
い考えばかりをしていると『暗い未来を自分で構築してから今からそちら
に向かって刻一刻と歩いていっている』だけの人生になってしまいます。
宗教的な偉人も、経済界の成功者も無意識、意識かかわらずこの法則を利
用していました。殆どの人たちが3次元の積み重ねで生きていますが、こ
の方法を選ぶと明日はどうなっているかわからない無限の不安の中で生き
ていくことになります。そうではなく、明日がうまくいっている事にして
から今を生きればどれほど希望に満ちることでしょうか。
イエス・キリストも似たような事を話していました。『あなたはあなたが
思う人になる』これはキリストだけではなく、仏陀も、リンカーンも、日
欧米の経済界・政治界の成功者もすべて同じようなことをいっています。
それでも殆どの人はそれを利用しないし、気づこうともしません。
残念ながら
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『人はお手軽に未来に行くことが出来る』
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というのはまだ受け入れられないのかもしれません。でも、この法則は大
多数の人々が受け入れなくても人間が存在し、時間という概念を発見した
ときからずっと生きている法則です。
『人はお手軽に未来に行くことが出来る』
私はこの法則に2002年の年末に気がつきました。この法則を利用すれ
ば仕事やプライベートがうまくいきだすこともなんとなく気がつき始めま
した。気がついて嬉しくて、仕事で悩んでいる後輩や友人に教えました。
そしたら変人扱いされました。その時、最低2年以上はこの件を検証をし
てみてからじゃないと誰にも話さないでおこうと思ったのを覚えています。
この前読んだ本に面白い話が載っていました。人類で一番早く『地球が丸
い』という事を発見したのは古代エジプト人だそうです。2200年前の
エラトステネスという人で、古代アレキサンドリア図書館の館長だった人
です。(参考文献 その他大勢から抜け出す成功法則 71P? ジョン
・C・マクスウェル 明治大学教授 斎藤孝訳・解説)
そんなにも昔に地球が丸いことが発見されていたのに常識として定着した
のはここ最近です。2000年も遅れたことになります。それと同じよう
に私達の常識は紀元前よりも遅れているのかもしれません。
連休も明け、これから新生活が本格的にスタートし始めますが、学生の方
々も新社会人の方々も是非明るい未来に行ってから今日を生きてください。
人はお手軽に未来に行くことが出来るという新しい常識をちょこっとだけ
謙虚に受け入れてみて頑張ってください。