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「自分も成長できた」と伊勢谷 NHKドラマ「白洲次郎」が完結 (1/2ページ)
戦前は近衛文麿首相のブレーン、戦後は吉田茂首相の側近として活躍した実業家、白洲次郎の生涯を追ったNHKスペシャルドラマ「白洲次郎」(全3回)が来月、ついに完結する。4日にNHK放送センターで記者会見が開かれ、次郎を演じた俳優、伊勢谷友介は「この作品で自分の人生も成長させてもらった」と感慨深げに語った。
ドラマでは昭和の激動の時代を駆け抜けた白洲次郎の半生をドラマチックに描き出している。第1回放送は2月28日、第2回は3月7日に放送されたが、鈴木圭チーフプロデューサー(CP)は「女性からの反響が大きかったのはうれしい誤算だった」という。
伊勢谷はこのドラマで、次郎の青春時代から、敗戦後、故国の復興の一翼を担う立場となり、実業家としても大成するまでを演じきった。
会見では「すごく充実した撮影時間だった。自分も33歳となり、人生を真正面から向き合うようになったが、作品で白洲次郎という1人の人間の人生を描けたことは役者として大きなチャレンジで、大きな糧となった」と振り返った。
次郎の妻で随筆家の正子役、中谷美紀は「正子さんを演じるのが撮影前は怖かった。でも(物事の)本質を見つめることの厳しさを知った。演じることの原点を確かめ、自分自身の立ち位置を見つめ直すきっかけにもなった。最後は燃え尽き、もうこの役でできることは何もないと、すがすがしい気持ちになりました」と晴れやかな表情を見せた。
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