9日午前10時ごろ、恵那市のJR中央線釜戸―武並間で、名古屋発中津川行き快速電車(8両編成)の先頭車両に乗っていた名古屋市の高1男子生徒(16)が、ふざけて花火に点火、車内に煙が充満する騒ぎがあった。
煙は2両目以降には広がらず、乗客約200人にけがはなかった。武並駅で停車して換気、10分遅れで発車した。
恵那署は生徒を厳重に注意するとともに、威力業務妨害の疑いで事情を聴いている。
同署によると、生徒は夏休みで、同級生10人と県内のキャンプ場に向かう途中だった。地面に置くタイプの花火を手に持ち、ライターで火を付けるまねをしていたところ誤って点火した。生徒は「本当に火が付くとは思わなかった」と話しているという。
JR東海広報室は「極めて悪質で危険な行為。絶対にやめていただきたい」としている。
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