全国知事会主催のマニフェスト公開討論会開催 8日にも各党の採点結果を公表へ
真夏の選挙戦の鍵を握る与野党のマニフェストをめぐって、注目の知事たちが徹底討論した。
防護ネットで覆われた国会議事堂の外壁部分。
国会議事堂中央玄関の最上部では、壁に薬剤をかけ高圧で水を吹きつけると、汚れがはっきりと落ちるのがわかる。
参議院営繕課の笠間桂次さんは「(議事堂が)できてから初めての洗浄になりまして、積年のものがあったかと思います」と話した。
1936年の完成以来、およそ70年分のあか落とし。
政界の大掃除をもくろむ民主党の鳩山代表は7日朝、祖父で自民党の初代総裁・故鳩山一郎元首相らの墓前に手を合わせた。
鳩山代表は「(祖父は)おれのつくった自民党でないと、必ず『墓場の陰』で思っている」と述べた。
祖父の墓参りをした鳩山代表に対し、麻生首相は6日、7,000人が待つ地元、福岡・飯塚市にお国入りした。
麻生首相は「麻生太郎、帰ってきました。ここまで育てていただいた皆さま方に、心から厚く感謝御礼を申し上げます。ありがとうございました」と述べた。
福岡8区からは、ほかに民主党から山本剛正氏、諸派から大塚祐子氏も立候補を予定している。
そんな両党首に劣らず、注目された全国知事会主催のマニフェストの公開討論会が7日に行われた。
大阪府の橋下知事は、自民党の菅選対副委員長と国と地方のあり方について、意見を戦わせる場面が見られた。
菅選対副委員長は「首相が最高責任者になって、全閣僚出席で、その分権を推進する委員会というものは、しっかりとしたものをつくっています」と述べた。
これに対し、橋下知事は「そこに地方の代表者は入れてくれるんですか? 分権を進めていく決定機関は2つつくるということ?」と次々に質問をした。
一方の宮崎県の東国原知事は、主に民主党に対し、国の直轄事業の増減などについて質問した。
民主党の玄葉氏は「直轄事業は絞り込むことはせざるを得ない」と述べた。
7日の討論会を受け、知事会は8日にも各党の採点結果を公表する予定。
(08/07 19:18)