昨日の記事に、何十個ものコメントがついているとは、パソコンを開けるまで想像もしませんでした。このブログ始まって以来の突出したコメント数が(といっても人気ブログに比べれば米粒みたいなものなのでしょうが)、なんと池田先生のテレビ出演によるものになるとは、やはり人生は事前に予想できるようなものではないですね。
コメントを拝見していると中には嫌がらせに見えるものもあって、一瞬、「明日は5時間も授業しなきゃいけないんだから、嫌なコメントはサクサク削除しちまおう」と思いもしたのですが、それはやはり長崎に原爆が投下されて64年後の今日、8月9日にとるべき態度ではないな、と思い、パソコンの前に座りなおしました。みなさん、貴重な個人情報をこちらにさらして書き込んでくれるわけですから。
あのテレビ番組を見て感想を書いてくださっている人がたくさんいらっしゃり、私の感想を求めている人も多くいらっしゃるようなので、まず、正直な感想を書こうと思います。
私のように個人的に池田先生を知っている人間ならともかく一般視聴者があの番組を見たら、池田先生が盛んに、バカとか黙れとかいきなりケンカモードになってしまうのを見て、レギュラーの三宅氏よりカッとなりやすい、上からものを言う爺さんだ、という印象を持つのは仕方ないと思いました。私も普段の池田先生と全然ちがうから、のけぞりましたからね。
あと、質問に対してなかなか短く的確に答えられなかったこと。たとえば、核兵器廃絶をどうやってするのかという質問に、すぐには答えず、結局、「被爆者の体験を知ることだ。世界に伝えることだ」とのみおっしゃったところでは、反核というのは論理ではなく宗教的なものなのかという感じがしても致し方なかったろうと思います。
核兵器の廃絶をめざす弁護士が、バラエティ討論番組に出る、それも関西の放送局の番組に東京から来て出る、という初めての試みは、失敗に終わったというのが多数の意見じゃないのかなあと思います。
では、なぜ、やしきたかじん氏が『今年見たテレビで一番面白かったわ』といい、収録後、番組(ディレクターじゃなくて)プロデューサーが池田先生に『大変いいものが撮れてありがとうございました。また、ぜひ、よろしくお願いします』と言ったかというと、池田先生のあの場でのやりかただと、番組の狙い以上に「キャラが立っていた」からにちがいありません。
弁護士は、テレビに出る際はコメンテーターとして出るのが安全ですね。もし、万一、バラエティならキャラを買われて大事に育てていこうという丸山氏や橋下氏の出ていた「行列のできる法律相談所」みたいな番組なら、まあ安全でしょう。向き不向きがはげしいですが。
テレビとは、テレビに出る素人にはほんとうに怖い怪物ですね。120分収録して45分の放映だったそうですが、肝心の答えにいたる問答が抜け落ちてしまっていますから、ほんとうにはどんな議論をしたのかよくわからず、ちょっと不自然な部分もありました。池田先生によると論点と要点はほぼ放映されているとのことでしたが。
日本反核法律家協会には、7月29日に出演以来があって、池田先生が31日の収録に応じたのだそうです。番組側もそんな間際に出演依頼とは、ほかに収録分のストックがあったのか、よほど出たとこ勝負の番組なのか、ちょっと驚きます。
しかし、頼まれて2日後にテレビに出てしまう池田先生と日本反核法律家協会も軽率ですね。関西在住の私にどんな番組かという問い合わせもしないで、ほかに調べもしなかったそうです。レギュラー陣も知らず、出かけていくとは危なすぎます。テレビ見ながら、「あのメガネかけている人が、やしきたかじんで、もともとすごい上手な歌手なんですよ」などとあとから私が説明してるんじゃあ、孫子の兵法にもとります。
たとえば、私だったら、子どものときからもう人気落語家だった桂ざこば師匠が上方落語屈指の実力者で、かつ、市民に愛されている人で、いろんな番組のムードつくりにどれだけ大切な存在か知ってますから、頭ごなしに師匠をしかりつけて、敵に回すなんてことはしない。そういう関西人ならみな当たり前に持っている感覚を、東京が長い池田先生は全く持ち合わせがないわけです。単に私がズルイだけかもしれませんが。
池田先生は、田母神俊雄前航空幕僚長が真ん中に座っているのを見て、瞬時に主要な論争相手にしちゃったんでしょうね。だから、普段の池田先生とうって変わって高圧的な態度に私も見えました。
ところがどっこい田母神氏は橋下氏のデビューのときより早いスピードで、テレビ業界になじんでしまっていたわけです。ちょっとあざとすぎるくらいジョークを連発していたのは、橋下氏らのときと同じように、構成作家が事前にインプットしてくれているのでしょう。
池田先生なんか、被爆者に日本で一番愛されている弁護士ですし、能力が高いだけでなく、人望が厚いからこそ、原爆症集団認定訴訟全国弁護団長になられ、行政訴訟で日本初めての国に対して19連勝ゼロ敗という成果もあげられたわけです。数々の弁護団で鍛え上げられ、日本政府などと丁々発止とやってこられた池田先生でも、土俵が違えば、今度ばかりは勝手がちがったということでしょう。テレビに出るのを仕事にしているプロ6人は実に達者なものでした。
さて、「弁護士はテレビ出ないほうがいい論」、はこれくらいにして、すべてが積み残しになった論点のなかで特に私が気になる点を言いたいと思います。
核兵器の廃絶の道筋を問われて、池田先生が被爆者の心(声?)を世界に届けることとおっしゃった点についてです。勝矢氏、三宅氏などが、それはもう届いているというようなことを叫んでいました。
もちろん、人間が作り出した兵器は必ず人間が廃絶できるのです。最近では、地雷廃絶条約、化学兵器廃絶条約、クラスター爆弾廃絶条約が次々と締結され、どんどん実効化しています。核兵器も廃絶条約モデル案がいくつも公表され、国連内外で議論されています。 核兵器の道筋はと問われれば、最終的には核兵器廃絶条約の締結、加盟国の拡大、査察態勢の整備、同時進行で核兵器削減、廃絶となります。世界平和市長会議が2020年、番組でも取り上げていた国際組織は2030年に核廃絶という計画を持っています。
じゃあ、どうやって、核兵器廃絶条約を国連加盟国全部に締結させるのか、とくに日本列島のある東アジアはどうやって非核化するのか、というと、すでに、東南アジア友好協力条約が締結されており、この地域では国家間の紛争を武力によって解決しない義務が課せられているのですが、ここに、中国も北朝鮮も加盟しており、やっとアメリカも加盟したんですね。戦争をしてはならない義務が課されています。
それを東アジア非核地帯条約としてこれから締結していくのが、大きな道筋でしょう。中国の核も北朝鮮の核も、明らかに韓国や日本に向けられたものではなく、アメリカが対象の核です。だから、東アジア非核地帯条約を準備する中で、超大国アメリカを東南アジアと同じく、東アジアの非核地帯条約に締結させれば、中国、北朝鮮の核は意味を失い、朝鮮半島を含む東アジアの非核地帯化は目の前のものとなります。
池田先生がEUに戦争が出来ない仕組みができているとおっしゃったのは、条約によって加盟国に同じ武力不行使義務が法的に課せられており、それに反すればさまざまな事実上の、または法的な制裁があり、戦争できないんだということなんです。
ご存じのように、ドイツとフランスなんて、1000年近く、ついこの前の世界大戦まで、数え切れないほど攻めたり攻められたりして、憎しみあってきたわけですが、今は手を携えている。そういう状態を時間をかけて中国や北朝鮮と日本がつくりあげていけばいいのです。
と言うようなことを一言で言えるわけがないのに、問う方も無茶だし、応えようとしたのも無茶だったのでしょう。
くわしくは、日本反核法律家協会のHPにこってり貴重な資料や論文がありますので、ごらんください。池田先生の人となりも結構そこでわかっていただけるかもしれません。
僕が最も残念で、しかし、予想とおりだったことは、番組レギュラー陣が、被爆者のことはもうわかっている、あるいは、日本人や世界にもわかってもらっている、と認識していたことでした。そこが、池田先生とその弟子を自称する私とは、決定的に感覚の違うところです。
原爆投下された広島と長崎の様子のことを、「被爆の実相」というのですが、それが一人の人間に「理解できる」ということがありえるのでしょうか。
日本人なら多くの人が、世界でもかなりの人が、広島、長崎のきのこ雲の写真や動画は見たことがあると思います。ご存じのように、原爆の威力は、熱、爆風、放射線というエネルギーで街を破壊します。それが、小さな太陽といえるくらい高熱であったり、建物を一瞬にしてなぎ倒すほど強力であったり、被曝で即死した人もいるほど高いものだったりすることもかなり知られていると思うのです。原子雲と呼ばれるきのこ雲も世界の多くの人がみたり知ったりしていると思います。
じゃあ、きのこ雲の下で人間に起こったことを理解しているか、というと、これは非常に難しいです。
たとえば、私は1981年の大学1年生のときに広島、長崎の被爆者の方々との出会いがあり、その後、被爆者援護と核兵器廃絶に関わるいろんなことをしてきて、仲良くしていただいている被爆者の方々も大勢いますし、何度も被爆の体験を聞かせていただいています。たくさんの詩を読み、絵を見ました。被爆体験記も論文もたくさん読みました。
そこに、私のありったけの想像力と被爆者のみなさんのために役に立ちたいという情熱を全部注ぎ込めば、被爆の実相がわかるのでしょうか。残念ながら、私の能力と努力の不足からか、ちっともわかった気がしないのです。
池田先生の刎頚の友ともいえるある被爆者が、池田先生に号泣しながら母親を見捨てて逃げた体験を告白したのは、出会ってから数十年もたってからだったそうです。まず、被爆者自身が自分のこの世のものとは思えない地獄の体験を、人に話したり、書いたりすることがめったにできることではないのです。
さらに、実は被爆者の方々自身、ご自分でご存じなのは、ご自身一人の体験だけです。被爆の実相が、広島、長崎であの日とそれ以降に起きたことをさすとしたら、被爆者であってさえ、被爆の実相までは知らないということになります。広島と長崎の社会が、生活基盤が根こそぎ破壊された中で、周囲の多数の人が死んでしまい、死んでいく中での、頼りもなく、わけもわからず原爆症が発症する。そんな生が被爆者の被爆後の人生であり、それを全部含む二つの街全体のありさまが被爆の実相なわけです。なかなか、わかった、とおっしゃる人がいないのも無理はないのではないでしょうか。
完全に理解することは非常に困難でも、理解しようと努力することはとても大切です。被爆の実相に近づけば近づくほど、核兵器が存在していては人類の未来はない、互いに核兵器を向け合う核抑止論にいつまでも立っていることはできない、と思うのです。
池田先生が核兵器廃絶の道筋と問われて、ただ一言、被爆者の心と答えられたのは、自分達と同じ苦しみを二度と誰にもあじあわせたくない、という、他人の幸福を願う一心で、本当は忘れてしまって蓋を閉じてしまいたい自分の被爆体験をなんとか語ろうとしている被爆者たちの体験と心を知れば、おのずと核兵器を廃絶しようという国際世論ができるはずだということなのでしょう。自称弟子の私には、そう聞こえました。
だから、レギュラー陣と同じく、自分はもう原爆投下のことは大体知っている、と考えておられる方には、ぜひ、被爆者の話を聞いていただきたいと思います。もちろん、知らないと感じる方も同様です。
普通の市民として生きていた人が、原爆を投下され、街と人と自身を焼かれ、何十万人もの被爆者がこの世を去り、今、少なくとも23万人余の被爆者が日本と世界におられます。平均年齢75歳です。
どれだけ多くの人が直接被爆者の声を聞いたかが、核兵器廃絶がどれくらい早くできるかに影響を与えるに違いありません。地球上に広島、長崎の被爆者が一人もいらっしゃらなくなる数十年後のために、聴き取り運動や録音・録画運動がコツコツと営まれていますが、できうるなら、今なら可能なのだから、直接被爆者のお顔を見ながらお話を伺ってほしいです。
ブログのアクセス数を増やすには短い記事を多発するのがいいと書いてありました。
こんな長文を書くのは、読む人にも迷惑だと思います。読了された皆様、途中まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
核兵器廃絶のことは、また、ここやStay Gold !に書いていきたいと思います。
コメントを拝見していると中には嫌がらせに見えるものもあって、一瞬、「明日は5時間も授業しなきゃいけないんだから、嫌なコメントはサクサク削除しちまおう」と思いもしたのですが、それはやはり長崎に原爆が投下されて64年後の今日、8月9日にとるべき態度ではないな、と思い、パソコンの前に座りなおしました。みなさん、貴重な個人情報をこちらにさらして書き込んでくれるわけですから。
あのテレビ番組を見て感想を書いてくださっている人がたくさんいらっしゃり、私の感想を求めている人も多くいらっしゃるようなので、まず、正直な感想を書こうと思います。
私のように個人的に池田先生を知っている人間ならともかく一般視聴者があの番組を見たら、池田先生が盛んに、バカとか黙れとかいきなりケンカモードになってしまうのを見て、レギュラーの三宅氏よりカッとなりやすい、上からものを言う爺さんだ、という印象を持つのは仕方ないと思いました。私も普段の池田先生と全然ちがうから、のけぞりましたからね。
あと、質問に対してなかなか短く的確に答えられなかったこと。たとえば、核兵器廃絶をどうやってするのかという質問に、すぐには答えず、結局、「被爆者の体験を知ることだ。世界に伝えることだ」とのみおっしゃったところでは、反核というのは論理ではなく宗教的なものなのかという感じがしても致し方なかったろうと思います。
核兵器の廃絶をめざす弁護士が、バラエティ討論番組に出る、それも関西の放送局の番組に東京から来て出る、という初めての試みは、失敗に終わったというのが多数の意見じゃないのかなあと思います。
では、なぜ、やしきたかじん氏が『今年見たテレビで一番面白かったわ』といい、収録後、番組(ディレクターじゃなくて)プロデューサーが池田先生に『大変いいものが撮れてありがとうございました。また、ぜひ、よろしくお願いします』と言ったかというと、池田先生のあの場でのやりかただと、番組の狙い以上に「キャラが立っていた」からにちがいありません。
弁護士は、テレビに出る際はコメンテーターとして出るのが安全ですね。もし、万一、バラエティならキャラを買われて大事に育てていこうという丸山氏や橋下氏の出ていた「行列のできる法律相談所」みたいな番組なら、まあ安全でしょう。向き不向きがはげしいですが。
テレビとは、テレビに出る素人にはほんとうに怖い怪物ですね。120分収録して45分の放映だったそうですが、肝心の答えにいたる問答が抜け落ちてしまっていますから、ほんとうにはどんな議論をしたのかよくわからず、ちょっと不自然な部分もありました。池田先生によると論点と要点はほぼ放映されているとのことでしたが。
日本反核法律家協会には、7月29日に出演以来があって、池田先生が31日の収録に応じたのだそうです。番組側もそんな間際に出演依頼とは、ほかに収録分のストックがあったのか、よほど出たとこ勝負の番組なのか、ちょっと驚きます。
しかし、頼まれて2日後にテレビに出てしまう池田先生と日本反核法律家協会も軽率ですね。関西在住の私にどんな番組かという問い合わせもしないで、ほかに調べもしなかったそうです。レギュラー陣も知らず、出かけていくとは危なすぎます。テレビ見ながら、「あのメガネかけている人が、やしきたかじんで、もともとすごい上手な歌手なんですよ」などとあとから私が説明してるんじゃあ、孫子の兵法にもとります。
たとえば、私だったら、子どものときからもう人気落語家だった桂ざこば師匠が上方落語屈指の実力者で、かつ、市民に愛されている人で、いろんな番組のムードつくりにどれだけ大切な存在か知ってますから、頭ごなしに師匠をしかりつけて、敵に回すなんてことはしない。そういう関西人ならみな当たり前に持っている感覚を、東京が長い池田先生は全く持ち合わせがないわけです。単に私がズルイだけかもしれませんが。
池田先生は、田母神俊雄前航空幕僚長が真ん中に座っているのを見て、瞬時に主要な論争相手にしちゃったんでしょうね。だから、普段の池田先生とうって変わって高圧的な態度に私も見えました。
ところがどっこい田母神氏は橋下氏のデビューのときより早いスピードで、テレビ業界になじんでしまっていたわけです。ちょっとあざとすぎるくらいジョークを連発していたのは、橋下氏らのときと同じように、構成作家が事前にインプットしてくれているのでしょう。
池田先生なんか、被爆者に日本で一番愛されている弁護士ですし、能力が高いだけでなく、人望が厚いからこそ、原爆症集団認定訴訟全国弁護団長になられ、行政訴訟で日本初めての国に対して19連勝ゼロ敗という成果もあげられたわけです。数々の弁護団で鍛え上げられ、日本政府などと丁々発止とやってこられた池田先生でも、土俵が違えば、今度ばかりは勝手がちがったということでしょう。テレビに出るのを仕事にしているプロ6人は実に達者なものでした。
さて、「弁護士はテレビ出ないほうがいい論」、はこれくらいにして、すべてが積み残しになった論点のなかで特に私が気になる点を言いたいと思います。
核兵器の廃絶の道筋を問われて、池田先生が被爆者の心(声?)を世界に届けることとおっしゃった点についてです。勝矢氏、三宅氏などが、それはもう届いているというようなことを叫んでいました。
もちろん、人間が作り出した兵器は必ず人間が廃絶できるのです。最近では、地雷廃絶条約、化学兵器廃絶条約、クラスター爆弾廃絶条約が次々と締結され、どんどん実効化しています。核兵器も廃絶条約モデル案がいくつも公表され、国連内外で議論されています。 核兵器の道筋はと問われれば、最終的には核兵器廃絶条約の締結、加盟国の拡大、査察態勢の整備、同時進行で核兵器削減、廃絶となります。世界平和市長会議が2020年、番組でも取り上げていた国際組織は2030年に核廃絶という計画を持っています。
じゃあ、どうやって、核兵器廃絶条約を国連加盟国全部に締結させるのか、とくに日本列島のある東アジアはどうやって非核化するのか、というと、すでに、東南アジア友好協力条約が締結されており、この地域では国家間の紛争を武力によって解決しない義務が課せられているのですが、ここに、中国も北朝鮮も加盟しており、やっとアメリカも加盟したんですね。戦争をしてはならない義務が課されています。
それを東アジア非核地帯条約としてこれから締結していくのが、大きな道筋でしょう。中国の核も北朝鮮の核も、明らかに韓国や日本に向けられたものではなく、アメリカが対象の核です。だから、東アジア非核地帯条約を準備する中で、超大国アメリカを東南アジアと同じく、東アジアの非核地帯条約に締結させれば、中国、北朝鮮の核は意味を失い、朝鮮半島を含む東アジアの非核地帯化は目の前のものとなります。
池田先生がEUに戦争が出来ない仕組みができているとおっしゃったのは、条約によって加盟国に同じ武力不行使義務が法的に課せられており、それに反すればさまざまな事実上の、または法的な制裁があり、戦争できないんだということなんです。
ご存じのように、ドイツとフランスなんて、1000年近く、ついこの前の世界大戦まで、数え切れないほど攻めたり攻められたりして、憎しみあってきたわけですが、今は手を携えている。そういう状態を時間をかけて中国や北朝鮮と日本がつくりあげていけばいいのです。
と言うようなことを一言で言えるわけがないのに、問う方も無茶だし、応えようとしたのも無茶だったのでしょう。
くわしくは、日本反核法律家協会のHPにこってり貴重な資料や論文がありますので、ごらんください。池田先生の人となりも結構そこでわかっていただけるかもしれません。
僕が最も残念で、しかし、予想とおりだったことは、番組レギュラー陣が、被爆者のことはもうわかっている、あるいは、日本人や世界にもわかってもらっている、と認識していたことでした。そこが、池田先生とその弟子を自称する私とは、決定的に感覚の違うところです。
原爆投下された広島と長崎の様子のことを、「被爆の実相」というのですが、それが一人の人間に「理解できる」ということがありえるのでしょうか。
日本人なら多くの人が、世界でもかなりの人が、広島、長崎のきのこ雲の写真や動画は見たことがあると思います。ご存じのように、原爆の威力は、熱、爆風、放射線というエネルギーで街を破壊します。それが、小さな太陽といえるくらい高熱であったり、建物を一瞬にしてなぎ倒すほど強力であったり、被曝で即死した人もいるほど高いものだったりすることもかなり知られていると思うのです。原子雲と呼ばれるきのこ雲も世界の多くの人がみたり知ったりしていると思います。
じゃあ、きのこ雲の下で人間に起こったことを理解しているか、というと、これは非常に難しいです。
たとえば、私は1981年の大学1年生のときに広島、長崎の被爆者の方々との出会いがあり、その後、被爆者援護と核兵器廃絶に関わるいろんなことをしてきて、仲良くしていただいている被爆者の方々も大勢いますし、何度も被爆の体験を聞かせていただいています。たくさんの詩を読み、絵を見ました。被爆体験記も論文もたくさん読みました。
そこに、私のありったけの想像力と被爆者のみなさんのために役に立ちたいという情熱を全部注ぎ込めば、被爆の実相がわかるのでしょうか。残念ながら、私の能力と努力の不足からか、ちっともわかった気がしないのです。
池田先生の刎頚の友ともいえるある被爆者が、池田先生に号泣しながら母親を見捨てて逃げた体験を告白したのは、出会ってから数十年もたってからだったそうです。まず、被爆者自身が自分のこの世のものとは思えない地獄の体験を、人に話したり、書いたりすることがめったにできることではないのです。
さらに、実は被爆者の方々自身、ご自分でご存じなのは、ご自身一人の体験だけです。被爆の実相が、広島、長崎であの日とそれ以降に起きたことをさすとしたら、被爆者であってさえ、被爆の実相までは知らないということになります。広島と長崎の社会が、生活基盤が根こそぎ破壊された中で、周囲の多数の人が死んでしまい、死んでいく中での、頼りもなく、わけもわからず原爆症が発症する。そんな生が被爆者の被爆後の人生であり、それを全部含む二つの街全体のありさまが被爆の実相なわけです。なかなか、わかった、とおっしゃる人がいないのも無理はないのではないでしょうか。
完全に理解することは非常に困難でも、理解しようと努力することはとても大切です。被爆の実相に近づけば近づくほど、核兵器が存在していては人類の未来はない、互いに核兵器を向け合う核抑止論にいつまでも立っていることはできない、と思うのです。
池田先生が核兵器廃絶の道筋と問われて、ただ一言、被爆者の心と答えられたのは、自分達と同じ苦しみを二度と誰にもあじあわせたくない、という、他人の幸福を願う一心で、本当は忘れてしまって蓋を閉じてしまいたい自分の被爆体験をなんとか語ろうとしている被爆者たちの体験と心を知れば、おのずと核兵器を廃絶しようという国際世論ができるはずだということなのでしょう。自称弟子の私には、そう聞こえました。
だから、レギュラー陣と同じく、自分はもう原爆投下のことは大体知っている、と考えておられる方には、ぜひ、被爆者の話を聞いていただきたいと思います。もちろん、知らないと感じる方も同様です。
普通の市民として生きていた人が、原爆を投下され、街と人と自身を焼かれ、何十万人もの被爆者がこの世を去り、今、少なくとも23万人余の被爆者が日本と世界におられます。平均年齢75歳です。
どれだけ多くの人が直接被爆者の声を聞いたかが、核兵器廃絶がどれくらい早くできるかに影響を与えるに違いありません。地球上に広島、長崎の被爆者が一人もいらっしゃらなくなる数十年後のために、聴き取り運動や録音・録画運動がコツコツと営まれていますが、できうるなら、今なら可能なのだから、直接被爆者のお顔を見ながらお話を伺ってほしいです。
ブログのアクセス数を増やすには短い記事を多発するのがいいと書いてありました。
こんな長文を書くのは、読む人にも迷惑だと思います。読了された皆様、途中まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
核兵器廃絶のことは、また、ここやStay Gold !に書いていきたいと思います。
まともに質問に答えず逃げたのはどちらでしたか?
中国と北朝鮮と日本が手を携える?中国と北朝鮮の核保有に非難はしないんですか?
では質問ですが
「日ソ中立条約」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%82%BD%E4%B8%AD%E7%AB%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84
はご存知でしょうか?
条約を結んだから戦争は起こらない、中立を宣言したから大丈夫、という保障はないことを歴史が証明しています。
貴重な個人情報をさらして書いたのですから、是非とも回答お願いします。
この世界の現実の下で
兵器の脅威・悲惨さを広めることは
それ即ち兵器の性能を宣伝するに等しいことなのではないでしょうか?
もちろん実際に使うためではなく、政治力のバックとしての性能です。
「核兵器廃絶は可能か」という問いに対して私の考えはYESです。
その方法は「核兵器以上にパワーがあり、低コストの大量破壊兵器を発明する」ということです。
納得できる部分もありましたがやはり原爆の怖さを理解させるのは不可能だと思います。
戦争を知らず核家族で育った今の若い人たに戦争の悲惨さはともかく
原爆の怖さを真に理解させるのは理想論でしかなくやはり宗教的だと思いました。
あと、弁護士の先生が「貴重な個人情報」などと冒頭に書くのは如何なものかと。
脅してると思われとも仕方ありませんよ。
納得できる部分もありましたがやはり原爆の怖さを理解させるのは不可能だと思います。
戦争を知らず核家族で育った今の若い人たに戦争の悲惨さはともかく
原爆の怖さを真に理解させるのは理想論でしかなくやはり宗教的だと思いました。
あと、弁護士の先生が「貴重な個人情報」などと冒頭に書くのは如何なものかと。
脅してると思われとも仕方ありませんよ。
次回オファー来たときは具体(現実)的に意見をまとめて
池田先生とご一緒に出演されてみては如何でしょうか?
関東では放送されていないとはいえ日曜のお昼の時間帯に全国の幅広い層の方々に良くも悪くも意見を知ってもらえるチャンスなのですから
法的制裁をするんですか?EUの枠組みが消滅していた場合は?
そんな話しは過去の歴史でゴロゴロしてますよね?
「決まったからみんなが生真面目に守るだろう」の前提での
話しが多いからまず呆れられるんですよ。
もう何十年と悲惨な話しを聞かされて「だからこそこうならない
ためにどうすべきか?」と考える人が増えてきたんでしょう?
いつまでも悲しみに浸っても現実は解決しない。
では不信と欲望が厳然と存在するリアルな世界でどう解決するか
を真面目に考えようとしてるんですよ。
日本人にしか通用しない話しでなく。
田母神氏を馬鹿にしすぎです。氏は熱心な落語好きで有名であり、昔からウィットなジョークを交えて演説していたのは有名です。
憶測だけで物を語るのはあなたの悪い癖ですよ。
端から端まで読ませていただきましたが、一弁護士が安全圏内で夢物語を語ってるだけだなという印象しか受けません。
ファシズム国家である中国や北朝鮮、それより根が深い(民族、宗教的に)イスラエル、パキスタン、インドが話し合いで条約を結び、核を放棄すると本気でお思いですか?
あまり現実を甘く見ないほうがいいと思います。
残念ながら池田さんのお話から核廃絶への具体的な方策を読み取ることは出来ませんでした。
弁護士であり、弟子を自称するあなたのお話からも、感情論は聞こえてきても、現実的な施策を読み取ることは出来ません。
番組中で辛坊さんも仰っておりましたが、求められているのは核廃絶への具体的な方策です。
池田さん、あるいはその弟子を自称するあなたにそれを明示して頂きたいと思います。
なお、EU加盟国が、EU内で戦争を行うことが「不可能」などということは、あり得ないと考えます。(あくまでリアリスト的考えです。)
また、池田さんといい、あなたといい、他人の言論ではなく、その人間自体を非難するというような行為は誉められたものではないですね。
おそらく一度もこの方の講演を聞かれたことがないからだと思うのですが、これはほぼ、いつものネタです。(番組冒頭で、宮崎氏ももういいよ、そのネタは的な発言もありましたね)
あと、あの程度の切り返しは、ちょっと頭の回転の速い人ならば誰でもできると思いますよ。特に同氏は、衆目の下で批判されまくってる方ですから、特に打たれ強いのではないでしょうか。カメラの前でできるかどうかは別ですが。
貴重な個人情報をさらしてまでも、情報を申し上げました次第です。
それは、核兵器以上の兵器を開発することだ。具体的に言うと、ガンダムで出て来た「ソーラーシステム」って兵器あるだろ? あれを日本が開発しちゃえばいいんだよ。
そうすりゃあ核兵器なんて、通常兵器と同じ扱いになるからな!
核廃絶大いに結構だが、具体的な方法を提示しない限り、絵空事で終わってしまうよ。
最後に削除なんて卑劣な行為は自らを貶めるだけだから、止めるべきだ。
と決め付けた発言と池田氏の高圧的な態度が、反核運動が遅々として進まない原因ではないかと思う。少なくとも自分と異なる意見の者を説得する気がないやり方なのは確か。
テレビ慣れとかそういった問題では無いと思います。
パネラーだろうが、もっというと、講演会だろうと、居酒屋で隣にたまたま居合わせただけだろうと、ああいう態度や言動に沢山の人が腹立たしさをおぼえたのですよ。
そして、あなた自信にも。
田母神氏についても、なぜにそんなに見下したものいいが出来るのでしょうか。
家族や友達との食事の場とかならともかく、こういった事が起こっている最中に、まだなおかつ言う。
ちょっと非常識すぎやしませんかね?
貴重な個人情報をさらしてまで、言及しますけど。
腹立たしいすぎて素通りできませんでした。
弁護士も飯の種が減っちゃうでしょう。
核というのはもっているだけで持っていない国より優位に立てるものです。
世界覇権を目指す中国や、核がないと周辺国にまともに相手もしてもらえない北朝鮮が、アメリカが東アジア非核地帯条約を締結した程度で核を廃絶するとは到底思えません。
東トルキスタン
http://www.youtube.com/watch?v=L1zoho-17Sw
反核平和デモ行進
http://www.youtube.com/watch?v=UGOosF_BeOk
ちょっと前のにっぽん人
http://www.youtube.com/watch?v=eE5-UNAjfoc
アメリカ軍の戦争犯罪
http://www.youtube.com/watch?v=4nxOqeW4nCo
天安門
http://www.youtube.com/watch?v=oouhR8g6ehg
わたしの竹島
http://www.youtube.com/watch?v=dcjwpz-6d2s
っておいおいそれはないだろ。
理想は立派だが。
アジアの國全部知ってるのか。
弁護士活動出来ない國もあるだろ?
大丈夫か? まあ頑張れよ。
文章を見ると今度はあなたが委員会に出ればいいのでは
それは、核の威力を喧伝するだけ
なのではないのですか?
あったとしても両国がまっとうな民主主義国家
になるまではそんなただの文書上の約束だけに
国家の運命を委ねることなどできないですね。
独裁者国家なんですから条約を反故にすること
など朝飯前ですわ。
まあ、現体制の両国のままでそんな条約を結べる
と思うこと自体夢物語と言わざるを得ないですけど。
結局、「じゃ、どうやって両国の現体制を崩壊させてまともな民主主義国家にするのか」
これが一番の問題でしょう。
理想を言葉で語り話し合いでそれらが実現するのでしょうか?
我々は、勝利しました♪
また、飲みに行きましょう♪
各種条約で国の行動を完璧に束縛できる訳ないだろ。そんなものは歴史がいくらでも反証してくれる。
EUにせよ、その圏内では経済的動機なわけだから、その中で利害が衝突すれば最悪の場合、EUから離脱して戦争起こすに決まってるだろ。
あんたらが完全に現実社会を読み誤っているのは、「核保有」と「核行使」を同一視しているに他ならない。
だから「核の抑止力」という現実を無視して「核放棄」という選択肢しか考えない。「核を使わせない」という第三の道が見えない。
正直に言えよ。あんたらの目指す最終ゴールは共産主義で「国家の死滅」だろ?で、それはプロレタリアート独裁でしか実現できないものであり、それ以外では存立しえないことは80年代終わりに証明されてるんだよ。左巻きのクソアナクロに付き合わされたくないね。
いずれにせよ、あの程度の議論能力しかないなら弁護士名乗る資格なし。もう引退した方がいいのでは?
それを手放す時はそれより面白いゲームを手に入れた時だと思います。
核よりも強力な兵器が出来ない限り核廃絶は不可能。
絶対無理って宣言してるようなもんでしょ。
弁護士のくせに自己弁護すらまともに出来ないとは、全く笑止千万です。
だいたい、言い訳という行為がみっともないことだって、親から教えてもらえませんでしたか?
もう二度と書き込まないと思ってましたが、あまりにも以下の一文が、腹立たしく、こんな卑しい人間が弁護士をやっているんだと思うと、日本に絶望したくなるほど、腹が立ったんで書き込みました。
>みなさん、貴重な個人情報をこちらにさらして書き込んでくれるわけですから。
書き捨てなんかで書いてるんじゃねえぞ。
準備不足?
田母神氏に構成作家?
・・・脅迫に言い訳に言いがかりか。
お前はつくづく憐れなやつだな。
お前も師匠も頼むからもう人前には出るな、不快だから。
ま、そこまで言って委員会に出るってんなら見てやるけどな。
だいたいいくら編集されてもまともな人間にあの下劣さ下等さは出ないぞ。
ちょっと言葉が汚くなったけど勘弁しろよな、おまえの師匠とどっこいどっこいだろ?
で、ここから核放棄というロジックになる点に飛躍がある。
ついでに、広島・長崎の悲劇をリアルに語り継げない世代がいなくなった場合には、核放棄に対して何の論拠もなくなるのだが、その矛盾には気づかないのか?
一日も早く、日本から出て行ってください
売国奴は田島だけで十分ですから
やはり理想論の粋を出ないように思われました。
現状の中国や北朝鮮が核の廃棄条約に賛同するとは到底思えませんし、もし条約の締結が行われたとして、まず守る事は無いでしょう。
そして、現在この両国が軍事に並々成らない力を入れている事は明白です。
また、それに伴い政治的にも国家的にもアメリカやロシアに対する発言力が増大している事も周知の事実です。
そして発言力を維持する事が重要な国々が本当にとって核武装が重要な手段となっている事も確かです。
果たして本当に核廃絶が可能なんですか?非常に疑問に思います。
あと、上から目線は直らないんですね。
基本的に「たかじんのそこまで言って委員会」のパネラー陣を軽視しすぎています。と言うよりバカにしすぎです。
弁護士とはこいういう生き物だったのかと思い知らされる想いで、非常に残念です。
自分のお爺ちゃんも被爆の疑いがあります。自分が産まれる前に死んでしまっている為、事実関係は分かりませんが。
広島の原爆の投下時に呉の漁港から船に乗って大阪に帰る途中、キノコ雲を見たそうです。黒い雨にも降られたそうで、その時に着衣していた軍服が真っ黒になったそうです。ちなみに死亡原因はガンでした。
あなたの目は現実が見えないようになってるみたいだから
楽そうで羨ましいよ。
”被爆者の悲惨さを世界に伝えれることが核廃絶への近道”とお考えのようですが、「これだけ悲惨なダメージを相手に与えられるなら、尚更手に入れたい」と思う人間も、世界には大勢いるのです。
>みなさん、貴重な個人情報をこちらにさらして書き込んでくれるわけですから
こんな脅迫めいた一文を書いたのは何のためですか?
自分のブログを”タチの悪い連中”から守る為には、ある種の”抑止力”が必要だと焦ったからでしょう?
その”常識的な感覚”を国防を考える時にも忘れなければ、もう少し見えてくる世界が広がることと思います。
どんな国が加盟・批准しているか、していないかはご存知でしょうね、これで実行化と言えるのでしょうか?
また、歴史は「条約は(自分の都合の良い時に)破るものである」事を証明しています。
>中国の核も北朝鮮の核も、明らかに韓国や日本に向けられたものではなく、アメリカが対象の核です。
「明らかに」とする以上は根拠を示しせる筈です、ぜひそれを示してていただきたい。
北朝鮮の核は未だグァムに(兵器としては)届く物ではなく、ノドン搭載型の核は最初に日本を狙う物であろうと考えられます。又、中共の核の照準はアメリカのみであるとは聞いたことが無い。
それともう一つ、こちらの「被爆二世」の方の意見についてあなたのお考えを伺いたい。
http://jp-pride.com/contents05.html
最後に民主国家は選挙の洗礼を受けますが、独裁国では核ミサイルの発射命令を出す人は、シェルターで守られているんですよ。
>みなさん、貴重な個人情報をこちらにさらして書き込んでくれるわけですから。
あなたも「関西学院大学法科大学院教授」をなさっているのなら「都道府県 アジア」のままで宜しいのでしょうか?
やめてください。今の学生は日本の宝なので 生徒を汚染させないでください
仕事として、というよりもはやライフワークとして取り組まれている反核の活動の中で、数多くの被爆者に会われ、実際話を伺ったり、
絵を見たり、写真を見たりされた徳岡先生ですら、「被爆の実相」をちっともわかった気がされない、とのことです。
そんなに困難なことを、日本国内のみならず、世界に発信していくことは、時間的にも、コスト的にも、不可能なんじゃないでしょうか。
しかしながら、池田先生の要点はというと、
核廃絶のためには、「被爆者の体験を知ることだ。世界に伝えることだ」であり、どうも永遠に解けない計算をやっているとしか思えないのです。私は、この背反する事象が、いわゆる
「核廃絶は不可能」だと考えるのですが、
いかが思われますでしょうか。
貴重な個人情報をさらしながら、質問させて
いただきました。
ココで長崎の被爆2世の方のお手紙を読んでみて下さい。
被爆者のすべてが核廃絶のみを願っているわけでなく、日本人が2度と核の被害にあわないようにと願っていらっしゃる方もいるのデス。
社会主義国家が条約を必ず守るとは思えません。
特に中国・北朝鮮・ロシアが守るとは思っていません。
私は4歳で被爆した方と先日、お話しました。
その方は『アメリカに対し恨みは持っていない。日本が戦争をしたからいけないんだ。』と仰いました。
国際法違反の無差別大量殺戮を行った国家が批判されること無く、自虐史観に染められている、この方を非常に不憫に思いました。
日本の教育者は何をやっているんだ?!
世の中の善と悪を摩り替えて、正義が行われていると言えるのか?
核廃絶の先頭に立つ人間が、ウイグル人の地での中国の核実験を糾弾しないのは何故なんだ?!
こういう偽善に、私は怒りを覚えるのです。
はっきり言って あの弁護士は天にツバを吐いた
ようなもんだよ。
関西ローカルどころか大阪ローカルだと思い込んでいたのを指摘されても訂正すらしないあなたに問い合わせがこなくてよかったですね。
貴重な個人情報を晒して書き込んでみました
少なくとも、この番組を観た人は
この大物弁護士の顔を忘れても、
左巻き弁護士の頭の中身はお花畑である
という印象は忘れる事はないでしょう。
すべて読み、あなたの考えは理解しました。
一点だけ質問があります。
条約さえ締結すれば・・・と盛んに言われていますが、北朝鮮はこれまでどれだけ約束を破ってきたでしょうか。
不戦条約を結んだとて簡単に信用できません。
かつての日ソ中立条約にしても、いきなり条約を破棄して次の日に攻め込んできました。
また第二次世界大戦のときには戦争のルールがあって、
一般市民を巻き込んではいけないという「条約」が存在していました。
しかしアメリカは確信犯で原爆を落としました。市民が生活している頭上に。
つまり原子爆弾こそが国際条約に違反してるのです。
条約は平和な時は守っているが、戦争のような混乱状態になったら条約を破られてしまうものです。
そもそも戦争を始めるときは、すべての条約をいったん破棄するのが、まずやる最初の行動なので
条約締結にこだわることに何の意味があるのかなと思ってしまいます。
核廃絶の具体策やプロセスというのは、中国を納得させられる論理でなくてはいけません。
またアメリカを納得させるもの、ロシアを納得させるものでなければいけません。
外国の人に対して、情に訴えかけるやり方はわからないわけではないですが、
核攻撃の悲惨さを伝えることで、むしろ大国は
「そうだろう。だから我々は日本みたいにならないためにも核を手放してはいけないのだ」
と思うかもしれません。
イギリスのサッチャー女史は、「日本が原爆を落とされたのは、日本が原爆を持ってなかったからだ」
という言葉を残していますが、まさに正論だと思いますね。
その自称弟子さん、あんた誤字多いね。勝矢 じゃないよ 勝谷 だよ。人の名前は間違っちゃいかんだろ
核うんぬんより日本語勉強したら?
番組上不条理な編集があったと思いたいのでしょうが。一般的には残念な醜態さらしたとしか見えないのは大変気の毒ですね。
しかし池田先生といわれる方がご高名でご立派な方なのかもしれませんが、身内の尊敬を集める事と対外的にも人としてしっかり対応出来る事は別なのでは。もう20年以上時間を止めてる老人は解放してあげて弟子と自称する方々がしっかり現状を認識して被爆者の方々を守れるようがんばってください。
現状では田母神氏に言った「自衛隊はなんで食ってる?」の質問ではないですが、あなた達は何で食ってる?
・・・被爆者にたかって飯くってる・・・
と、認識されかねない発言・言動はあなた方・被爆者ともに不幸でしょうから今後しっかりとした精進に期待します。
あなたも池田もココに書き込んでいる人も議論なんかする気は無い。相手を見下したいだけで、相手を理解をする気持ちがまったく無い。
わかります? 赤の他人との関係。あなたは赤の他人の否定的な相手に対し、見下すことか、削除する事くらいしか手段をお持ちでないのですよ。
そして外交も同じ。あなたの他人を理解しようとしないその気持ちを見れば、核のない世界なんて実現できるわけがないと断言できます。
脅威で飯を食ってるんだろ?」という
発言に、
田母神氏が「お前らは被爆者利権で
飯を食ってるんだろ?」と言わなかったの
はせめてもの武士の情けだと思うよ。
そういう殺伐とした展開にならないように
茶碗と箸で飯食ってるとジョークで返した
田母神さんには一本とられたというしかないね
師匠の名誉挽回の為にも!
やっぱビビっちゃう?
何かあったら訴えるって書いてるようにしか感じませんが?脅しですか?
冒頭にこんなことを書いておいて、内容は構成作家が・・・と、正直あきれます。
であれば良かったんじゃないですか。
団長の魅力は「黙れ!」って恫喝しといて、
たいしたことしゃべんないとこですね。
テレビ的には充分面白かったですよ。
見たくないものは無視ですか。きっと弁護士にはこのような尊大さが必要なんでしょうね。
心底呆れました。これまで文章を考えるのに使った時間を返して下さい。
それとも、そのような書き込みを甘受しなければいけないのですか?
横ヤリですみません。
話し合いの通じない人を威嚇する。
それを核抑止というんですよ。
「核のむごさを知れば核は無くなる」
本当にそんなことを信じていますか?
世の中には、核の炎で全身を焼かれ、全身に蛆を沸かせて死んだという話を聞いて
「それは良いな!是非、我々の敵がそうなるように」
と手を打って喜ぶ輩も多いです。
元々、核兵器の"メリット"は「一度に大量に殺せる」ことであって、個々の人間の死に方は"普通"です。
猟奇的な犯罪の場合、核によるモノよりも遥かに惨い殺し方が幾らでもあります。
大勢で何時間も殴る蹴るの暴行を加えられたうえで生きたままガソリンをかけて焼かれる、なんて話は珍しくもないでしょう?
比較的上品な、日本の中ですら良くある事件です。
これが宗教・文化の点で民族単位で憎しみ合い、戦争やテロになる場合、「惨い死」なんてことが抑止力になるはずがありません。
むしろ、残酷な兵器ほど喜ばれるでしょう。
「子供を大けがさせること」を目的に作られている兵器もあることからも分かるように、「相手が悲惨な状態になる」ということは「武器として優秀」ということで、使用を止めようということにはなりません。
ゲストの方の話の稚拙さは多くの方が指摘されていますが、反核運動をなさっている方にはぜひとも現実を見据えて欲しいと思います。
平和主義者がナイフで人を刺す
近代戦争を始めるのは人の批評を許容できない視野の狭い人達です
弁護士というのは論議のプロだと解釈していましたが、
福島みずほ氏を見て疑惑に変わり
池田氏を見て困惑し
あなたの高圧的な態度を見て確信しました。
日教組と日弁連が問題視されているのが
何だが理解できた気がします。
>人間が作り出した兵器は必ず人間が廃絶できるのです。最近では、地雷廃絶条約、化学兵器廃絶条約、クラスター爆弾廃絶条約が次々と締結され、どんどん実効化しています。
未だ一つとして本当の意味で「廃絶」できた武器はありません。
>じゃあ、きのこ雲の下で人間に起こったことを理解しているか、というと
おそらく、一番良く理解しているところは、被爆地の調査をしたアメリカ軍でしょう。
そして、彼らは「何が起きたか」を良く理解したからこそ、さらに破壊力を増した核兵器を開発してきました。
>池田先生がEUに戦争が出来ない仕組みができているとおっしゃったのは、条約によって加盟国に同じ武力不行使義務が法的に課せられており
そのような「同盟」は仮想敵国を想定しているからこそ結ばれます。
同盟内での戦争は起きないでしょうが、"敵"との戦争は想定されています。
全世界の国々が同盟を結ぶ、ということは、その同盟は無意味だ、ということです。
また、同盟関係が永遠の物ではなく、状況次第でいかようにも変わることは常識です。
国際的な非難を避けるために自作自演のテロを起こしたり、端から非難など気にしなかったり、「約束してるから安心」などと言えるものではないことは理解してください。
小学校時代には原爆資料館や悲惨さを伝える映画、コミックなど学校行事で年に何度も見る機会がありました。
しかし今日の放送を見て現在日本のあるべき姿が全く見えません。
本当に日本に核は必要無いのでしょうか?
自国を自国で守る事が出来ず、防人の島は近隣の国に荒らされ奪われています。
全てが核で解決出来るとは思いませんし、解決出来ないでしょう
しかし核を持つと言う議論に対してアレルギー反応を起こし続ける今の日本では何も変わらないように思えるのです。
最後に一つだけ悲しかった事ですが自衛隊は近隣諸国からの脅威で飯を食っているような発言がありました。
私の高校時代の部活の先輩に何名か自衛隊で働いている方がいます。
その先輩方がどのような考えで自衛隊に入り、日夜活動しているのかは私にはわかりませんが他国からの脅威を国民に煽る事で生活をしているかのように言われた事がとても悲しかったです。
その瞬間だけ弁護士も同じだろうと反論したかったです。
駄文を失礼しました。
自分でやってるからわかってると思いますが。
思想と矛盾したことをするのはやめましょうよ。
そんなことすらできないんですか?
それと、田母神氏をバカにしたくて仕方ないようですね。
本当におめでたいですね。
本当におめでとうございます。
おめでたすぎて「茶碗と箸」の意味も理解できないんでしょうね。
心からこう言いたいです。
本当に本当におめでとうございます。
できるかできないかは別として。