「包み隠さず正直に話して」サンミュージック社長がコメント　酒井法子容疑者逮捕

　酒井容疑者の出頭、逮捕の一報を受け所属事務所「サンミュージック」は８日午後１０時４５分、東京・新宿区の同事務所で富岡弘明広報部長（５４）が、相澤正久社長（６０）名のコメントを発表した。

　コメントでは「このたびは大変お騒がせし申し訳ございません。本日、酒井法子が自ら出頭したという報道を聞き最悪の事態は避けられました。これからは、警察の取り調べに包み隠さず正直にすべてを話してほしいと思います」などとしている。

　同事務所に集結した約１００人の取材陣からは「社長は会見しないのか」などと厳しく質問が飛んだが、富岡広報部長は「私たちも報道で知るだけで情報がない。今日は社長はいない」などと説明して会見を拒否。もみくちゃになりながら事務所内へと姿を消した。

　関係者によると、相澤社長は都内の自宅で報道関係者からの電話で知り絶句、大きなショックを受けている様子だったという。酒井容疑者本人から連絡はなかったという。現時点では、酒井容疑者との契約を解除する意向はないようだ。

　この日、同事務所は定休日だった。自宅待機の指示を受けていた社員たちは「出頭」の一報を受け午後９時過ぎから続々と出社した。

　同社は深夜になって９日午前８時３０分から相澤社長が会見することを決めた。