相撲のけいこをするボブ・サップ(左)=東京・九重部屋
ボブ・サップ(34)が8日、東京・墨田区の九重部屋に1日入門。大関千代大海は夏巡業で不在だったが、ブリーフの上にまわしを締め、しこ、てっぽうに挑戦。土俵では三段目千代の花の胸を借りて、ぶつかりげいこを行った。九重親方(元横綱千代の富士)とも対面し「オーラを感じた」と、感激の握手もした。
「パワーをコントロールする勉強になった」と、再生へのヒントもつかんだサップは、けいこ後、絶品の塩ちゃんこに舌鼓を打つなど、収穫いっぱいの相撲体験となった。
IGFの「GENOME9」(9日・有明コロシアム)では高山と組んで、小川・バーネット組と対戦。スモウに魅せられた野獣は「相撲の技も出してみたい」と意欲満々だ。