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将来日本国籍を取得し、親方として日本相撲協会に残ることを示唆しているモンゴル出身の横綱・白鵬(24)=宮城野=が、早ければ来日10年を迎える来年にも、日本の永住者の在留資格取得の申請を行う考えであることが8日、分かった。帰化より先に、年1回必要な興行ビザの更新などが不要となる「永住権」を得ることで土俵に集中。現在11回の優勝を更に増やした上で、国籍取得という流れになりそうだ。
日本人・白鵬への“第一歩”となる計画が明らかになった。以前から口にしていた日本国籍取得。福島・相馬市での巡業に参加したこの日、「まずは永住権かな。来年は来日して10年だから取ってみたいなって思いはある」と話した。2000年10月に来日。ちょうど10年となることから、まずは永住権取得を視野に入れていることを明かした。
日本国籍取得を考えていた白鵬は今年4月、「日本に残って親方になり、弟子を育てたい気持ちがある」と明言。日本人の紗代子夫人(25)と結婚し、1女1男にも恵まれていることから「相撲に恩返ししたい」との思いは自然のことだった。だが、帰化については「今は何もやってない」。まだ24歳と若いことから、日本国籍取得は時期尚早と判断したようだ。
ライバル横綱・朝青龍も今年4月に永住権を取得しているが、意味合いが違う。朝青龍の場合は関係者が「会社を興すことが可能になった」と言うように引退後、協会に残らず日本でビジネスをするため。だが、白鵬は横綱として将来を見据えてのこと。「ビザの申請もなくなる」。年1回の興行ビザ更新の煩わしさから解放され、より土俵に集中できると考えている。
モンゴル国民からは、帰化に反対する声もあるが「一生懸命やって理解をしてもらうように頑張りたい」と、4月に力強く話した。秋場所(9月13日初日・両国国技館)では、あこがれの横綱・双葉山と並ぶ優勝12回に挑む。その後、15、20回と優勝回数を増やせば周囲も納得し、本格的に国籍取得の動きとなりそうだ。
(2009年8月9日06時01分 スポーツ報知)
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