MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ニュース:事件 犯罪・疑惑事故・災害裁判写真RSS feed

【衝撃事件の核心】同級生に「おやじ殺しちゃう」 犯行を予告した13歳少年の心の闇 島根の父親殺害事件 (1/4ページ)

2009.8.9 18:00
このニュースのトピックス衝撃事件の核心

 島根県出雲市で7月、中学2年の少年(13)が父親(43)を自宅で殺害したとして県警に補導された。その後の捜査で少年の部屋からは殺害方法を記したメモが見つかり、同級生に殺害予告をしていたことがわかった。少年は小学生時代から指揮者になる夢を抱き、中学では吹奏楽部に所属。「普段は穏やかな少年で、想像だにしなかった事態」と中学校の関係者は話す。県警は8月4日、「家裁での審判が相当」とする意見書を付け、調査結果を出雲児童相談所に送致した。「まじめ」で通る父親。学校では「明るかった」と言われる少年。2人の間に何があったのか。

「ナイフで自分が殺した」

 父親の遺体が発見されたのは7月7日正午過ぎ。職場の始業時間の午前9時15分に姿を見せないことから、不審に思った同僚たちが、JR出雲市駅に近い自宅の集合住宅を訪れた。

 部屋の玄関は施錠されておらず、ドアは簡単に開いたという。同僚たちが部屋に入ると、父親が台所に血まみれで倒れており、すでに息はなかった。表通りから一歩入った閑静な住宅街は、救急車や警察車両のサイレンで騒然となった。

 県警によると、父親の首には、致命傷とみられる刃物傷1カ所。第三者からの攻撃に抵抗したときにつく「防御創」や、自殺を試みようとした「ためらい傷」もなかった。遺体近くにフィッシングナイフ(刃渡り12センチ)が発見された。

[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。