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「覚せい剤、夫に勧められ昨夏から」 酒井容疑者供述

2009年8月9日18時16分

 タレントの酒井法子(本名・高相<たかそう>法子)容疑者(38)が覚せい剤を所持していたとして覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で、酒井容疑者が9日の警視庁の調べに、「昨年夏ごろから、主人に勧められて覚せい剤をあぶって使用していた」と供述したことがわかった。同庁が明らかにした。酒井容疑者は、反省している様子だという。

 夫の自称プロサーファー高相祐一容疑者(41)=同法違反(所持)容疑で逮捕=も「夫婦で覚せい剤を使用していた。私が妻に勧めた」と供述しているという。

 酒井容疑者は8日夜に警視庁に出頭し、逮捕された。組織犯罪対策5課と渋谷署によると、逮捕容疑は3日に東京都港区南青山2丁目の自宅マンションの部屋で、アルミはくに包まれた覚せい剤0.008グラムを隠し持っていたという内容。

 酒井容疑者は逮捕直後の8日夜は「覚せい剤が私の部屋にあったことについては詳しくは覚えがありませんが、あったとすればその通り間違いありません」とあいまいな供述をしていた。しかし、9日の調べで、「夫と一緒に使用していた」と供述したという。

 3日の家宅捜索で見つかった覚せい剤は、あぶった際に焦げたとみられる跡があり、吸引用のストローにも覚せい剤をあぶった煙を口で吸った形跡が残っていた。ストローは未使用のものを含め大量に見つかった。

 同庁は逮捕直後に酒井容疑者から尿を採取し、鑑定した結果、覚せい剤の反応は出なかったという。

 一方、酒井容疑者は「テレビで自分の逮捕状が出たことを知り、大変だと思い、出頭した」と話しているという。警視庁は3日以降、東京都中央区や新宿区などを転々としていたとみている。

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