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米国の原爆正当化に思うこと

- 2009.08.08 17:00

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8月6日の広島、9日長崎の原爆の日は、日本人にとって、原爆の犠牲者を悼み、核兵器の悲惨さを訴え、平和への思いを新たにする日となっている。一方、アメリカの調査では、原爆投下について、有権者の61%が「正しい行為だった」と回答したと報じられている。

この調査結果に対し、「原爆は落としたほうが悪いに決まっている」「長崎や広島の原爆資料館を見て、原爆を使えばどうなるか知ったほうがいい」など、被爆国日本との感覚の違いに憤るブロガーは多いが、「アメリカでは、学校教育で正当だと教えているのだから当然の結果」と見る人もいる。

『アクマで日記ですから。』のブロガーは、原爆使用についてオバマ米大統領が「道義的責任」に言及したことに興味を示す。米国人の多くが「原爆投下は戦争の早期終結のため」と正当化するのに対し、オバマ大統領のこの発言が、「原爆投下でしか大東亜戦争は終結できなかったのか?!という問いかけ」をすることにつながるのではとつづる。なお、このアメリカでの調査では、若い世代になるにつれ、「正当」と回答する割合は減少している。第二次世界大戦を直接知らない世代では、正当化の“洗脳”も薄れ、原爆は非人道的と認識する人が増えているのだろうか。

広島、長崎に原爆が投下されてから64年。戦争で使われることはなかったが、核兵器の開発は今も続いている。「広島,長崎の悲劇が,“現代”を作っていると思います。次の一つがあれば,“未来はない”と思います」という「『福禄寿』(仕事日記から)」のブロガーの言葉は印象深い。“核兵器のない世界”を提唱したオバマ米大統領。そこへ至る道は険しいが、いつかその日がくるのを期待したい。

(葉)

■参考サイト
アクマで日記ですから。
『福禄寿』(仕事日記から)

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