
FBX@魔色のダイヤ
- 1 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:12 ID:fjeLJzWN
- 「うー、この辺なんだろうけどなぁ〜・・・。」
ミスティは呟いた。
美しい緑色の髪は、今や土ぼこりにまみれてしまっている。
だが、冒険家として鍛え上げたその目は、陽光の届かない
暗黒の遺跡においても視界を失うことはなかった。
もっとも、カンテラを持ってこそいるが。
彼女はある宝石(と彼女は情報を得た)を探索して、
地下深くの遺跡を探索している。
「魔色のダイヤ」
人間には作り出せないような色である。
その色は見た物を魅了し、その形は手にした物を狂わせる。
千数百年前に滅びた古代都市の遺物。
名前こそ「ダイヤ」とあるが、真の形状、構成物質は不明である。
これには・・・が封じられており、・・・により封印が解かれると
言い伝えられている。
(「・・・」部分は消えていて読めない)
「も〜、この本、消えてる文字が読めればもっとわかりやすいのに〜!」
彼女の持つ、「魔色のダイヤ」に関する資料は非常に古く、数カ所で
文字がかすれ、消えてしまっていた。
- 2 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:13 ID:fjeLJzWN
- ようは、誰も発見したことがなく、誰も手にしたことのない代物らしい。
そして、今ミスティの持つ本のみが「魔色のダイヤ」に関する唯一無二の
資料である。
しばらく歩くと、円形のホールのような場所に出た。
「ん? 広い所に出たみたいね・・・。」
彼女が気づいたのは、カンテラの炎が照らしていた左右の壁が
見えなくなったからだ。
そのまま、円の中心に近づくように彼女は歩いていく。
やがて、我々の世界で言う「公園の水飲み場」のような台座が見えてきた。
そしてその上には、砂時計のような筒。
「・・・これかしら? 本には形が書いてないからなぁ・・・。」
ミスティはその筒を手に取ってみる。
中に何かが入っていた。
カンテラの炎を当てて見てみる。
すると、縦長の八面体の鉱石が見えた。
色は常に変化していたが、「虹色」という表現は似合わない。
「・・・うーん・・・。」
(ハズレかな?)
と考えながら彼女はカンテラを台座の周囲に向けてみる。
3メートルほど離れた所に石版がたたずんでいた。
ミスティは筒を持ったまま、その石版に歩み寄る。
- 3 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:13 ID:fjeLJzWN
- 「・・・古代文字? えーと、辞書辞書・・・。」
数々の道具から、辞書を取り出す。
しかし、この辞書もまた不完全な代物である。
「えーと、『魔色のダイヤ、ここに封ずる。封印を解きし者、大いなる・・・を得ん。』」
当然ながら、不完全な辞書を使っているため訳も不完全である。
「何だろう? 強い魔法でも使えるようになるのかな?」
そのとき、突然強い風が遺跡を通り抜けた。
地下深い遺跡を探検している彼女が窒息死しないのは、この風のおかげだった。
どこかに地上に通じる穴があるのだ。
だが、この風は彼女にとって予期したものではなかった。
風が吹くことは分かっていたが、不定期なのである。
そしてその不定期さは、不幸にも彼女の未来を大きく変えてしまう。
「きゃっ!!」
ガシャーン、という音とともに彼女の手から筒が滑り落ちた。
突然の風に驚き、筒を落としてしまったのだった。
中に入っていた八面体の鉱石は、その見た目に似合わずに大きくバウンドし、
彼女の服―――それも胸に―――に滑り込んでしまった。
- 4 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:14 ID:fjeLJzWN
- 「あー、いっけない!!」
あわてて服をまさぐるミスティ。
だがその動きのせいで、魔色のダイヤは胸から下腹部のあたりに移動してしまった。
「うわ!! ちょ、ちょっとぉ〜!!」
傍目から見ると何をしているのか全くわからない。
挙動不審と思われるだろうが、ここは誰もいない古代遺跡。
「仕方ない・・・、脱ぐか・・・。」
よたよたと彼女は服を脱ぎ始める。
ダイヤはズボンの中で引っかかっていた。
「よっと・・・、ほっ・・・。」
ダイヤを探すが見つからない。
だが。
「あっ」
彼女の手がダイヤに触れた。
だが、それはほんの一瞬。ダイヤははじき飛ばされ、彼女の秘所に触れた。
その瞬間。
ダイヤはピンク色の光を放ち始めた。
- 5 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:14 ID:fjeLJzWN
- 「きゃっ、何よコレ!? ・・・あっ、ちょ、ちょっと!!」
突然の出来事にパニック状態になってしまうミスティ。
魔色のダイヤが光を放つと同時に砕け散り、柔らかいBB弾状の球体が現れ、
それが彼女の秘所に潜り込んだのだ。
何か奇妙な物が自分の体に入り込んだことに激しい嫌悪感を抱く彼女。
「うっ、な、何〜!? 変な物が入ってきたぁ〜〜!!」
「と、とれないかな?? けど、今はそんな道具持ってないよ〜〜!」
やがて。
「あっ・・・、は、はふぅ・・・。」
彼女の体に変化が表れ始めた。
嫌悪感が何か別な感情に変化し始めたのだ。
「何? 何だろう?? ああ〜、でも、イイ・・・。」
「何かが動いてるぅ・・・。けど、いいのぉ・・・。」
惚けた表情で彼女は言う。
入り込んだ球体が、彼女に快感を与えているのだ。
自然と指が股間へと伸びていく。
- 6 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:15 ID:fjeLJzWN
- 指で秘所をこする。こすればこするほど、イイ。
イイからもっとこする。もっとこするからもっとイイ。
彼女はもう何が自分の中に入り込んだのかなど、どうでもよくなっていた。
入り込んだ球体は、彼女の膣壁に触手のようなもので根付いていた。
そしてその周囲からは液体が漏れ、膣壁を覆い始めていた。
「はぁっ、はぁ、はぁ、あん、ああん・・・。」
片手を胸に、片手を秘所にあてがうミスティ。
やがて彼女の膣口から、紫色のゲル状物質があふれてきた。
彼女はそれを見ていたが、カンテラの炎は自分の背中の後ろ。
暗がりのため、ゲル状物質の色はわからない。
だが、彼女に考えている余裕などなかった。
今ある快楽をむさぼるのに夢中なのだ。
紫色のゲル状物質は、彼女の腹部を登っていき、胸に到達する。
とたんに彼女の感じる快感は爆発した。
「ああぁーー、イイ!! イイのぉ〜〜!!」
- 7 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:15 ID:fjeLJzWN
- 快感の爆発とほぼ同時に、彼女は絶頂感とともに気を失った。
紫色の物質は、なおもミスティの体を覆っていく。
数分後、ミスティは紫色の人型となっていた。
人型はびくん、びくんと何度も脈打つ。
しばらくすると、ゲル状の物質が動き始めた。
ミスティの股間や口、胸などに流れ込んでいく。
ゲル状物質から現れたミスティは、以前のかわいげのある顔ではなく
魅惑的な―――言うなれば妖艶な―――顔つきとなっていた。
彼女が気にしていた貧乳も豊かになり、スタイルも大きく変わっていた。
女性に言わせれば、「理想的な体」とでも言えよう。
「・・・うふふ・・・。」
ミスティだった者は立ち上がると、ほくそ笑んだ。
「とっても気持ち良かったわ・・・。私の体からあふれるこの液体。
これさえあれば、いつでも誰でも・・・気持ちよくなれる・・・。」
そう言っている間も彼女の股間からは紫色の液体が滴っていた。
ミスティは魔色のダイヤの封印を解いてしまい、封ぜられていたものに取り込まれたのだ。
ミスティの意識自体は残っているが、その半分以上は封印されていた種に乗っ取られていた。
- 8 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/16 02:37 ID:A/S7/dtS
- そして彼女はそのまま股間を擦り始める。
くちゅくちゅくちゅ・・・。
「あはぁ・・・。気持ちイイ・・・。」
秘所から流れ出る愛液は紫色。
普通に072をした時に出るような量では無かった。
まるで意志を持ったかのように、ドクドクと流れていく。
冷たい遺跡の地面に横たわる彼女の下にもぐりこみ、敷き布団のように愛液は広がっていった。
その愛液に、ミスティの秘所に潜り込んだようなBB弾形状の球体が混じっている。
ミスティはそれをすくい上げると、潤んだ瞳でそれを見つめる。
「ふふふ・・・、これが私の種ね・・・。んふふふ、これを他の女の子に植え付ければ・・・。」
何かぼそぼそと呟いては、かすかに笑う。
そんなことを繰り返し、何度も彼女は絶頂に達する。
「はぁ、はぁ、いい〜ん・・・、いっちゃうよぉ〜・・・。」
紫色の愛液に包まれての072は、通常とは比べものにならないほどイイらしい。
数百回楽しむと、彼女はやがて立ち上がる。
いつの間にか彼女は全裸になっていたが、紫色の愛液が彼女の胸と秘所に残っていた。
- 9 名前:FBX@「魔色のダイヤ」1章 ◆4gA1RyNyf. :03/03/17 14:34 ID:cFbx4PPX
- ミスティが遺跡で災難に遭っているころ、近くの町では彼女の親友が待機していた。
彼女が冒険の中で知り合った、ある意味戦友的存在だ。
「お姉さまが心配だわ・・・。」
とか言っている彼女は、ミスティよりも年下である。
この町よりずっと遠くで生まれ育ったが、盗賊により故郷は失われてしまった。
家族も全員抹殺されて、途方に暮れているところをミスティに拾われた、という訳だ。
それ以来、彼女――リィズ――はミスティを姉のように慕っていた。
最初は冒険家としての技能など特に無かったが、その小さな体はミスティが入れないような
隙間に易々と侵入することができた。
そして、何よりミスティと違ったのは魔法の才能があったことだった。
二人が旅をしている間、リィズは魔法の勉強をひたすらしていた。
いつか、ミスティの役に立てるように・・・、と。
今となっては禁断魔法と呼ばれる、かなーりやう゛ぁい系統の魔法も使えるようになった。
- 10 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:46 ID:kQ4GIuQi
- 「ん? 何かこっちにくるぞ・・・。」
町の住人が遠くを見つめて言った。
名をレゼスと言うが・・・。
しかしまだ認知できない距離だ。
「・・・・・・。」
よーく、よーく見てみる。
それは全裸のミスティだった。
Σ(・д・) 「お嬢さん! どうしたんですか!!」
- 11 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:46 ID:kQ4GIuQi
- レゼスが駆け寄り、たずねる。しかし、ミスティは妖艶に微笑む。
そしてレゼスの顎に手をかけ・・・
「ん・・・!!」
キスしたのだった。ミスティの甘い息がレゼスに吹き込まれる。
そのままの状態で、10秒・・・、30秒・・・、2分・・・、15分・・・。
30分後、ようやくレゼスは開放された。
が、混乱してどうにもできない。
「ふふふ・・・、お兄さん。いい体してるわね・・・。」
ミスティが今度は彼の衣服に手をかける。
「や、やめてくれっ!」
レゼスは何とか後ずさり始める。
「だ〜め!」
レゼスを見つめるミスティの瞳が紫に光る。
- 12 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:47 ID:kQ4GIuQi
- 「・・・!!?」
とたんにレゼスは動けなくなってしまった。
ミスティは魔色のダイヤに寄生された際、
魔法とは異なった力を身につけていたのだった。
そしてミスティはそのままレゼスに近づき、その衣服をはぎ取る。
「脱がされるのに感じちゃうタチ? ひょっとして・・・?」
などと問うてくる。
明らかな異常を今更察知したレゼス。
もう手遅れだった。
あとはミスティに生気を吸われるのみ。
レゼスを剥いたミスティは、その濡れた唇をレゼスの股間に近づけていく。
- 17 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/28 23:46 ID:RLcOiXPA
- 「いただきまぁす・・・。」
そう言うと、ミスティはレゼスのブツをくわえこんだ。
「うおあ・・・、や、やめてくれ! おい!」
しかし、ミスティは何の反応も示さない。
レゼスはまだ若く、もちろん女性経験なんてない。
彼は真面目な性格だったので、そういった行動は良しとしなかったのだ。
ぺちゃ、ぺちゃ、くちゅ、くちゃ・・・。
艶かしい音が周囲に鳴る。
しかし、民家が立ち並ぶエリアから離れているので、町の人は気づかない。
「うー、うー、あーー、誰か来てくれぇーー!!」
苦しむようなうめき声を上げながら、彼はかろうじて叫んだ。
「んぐー、助けてくれぇーーーーー!!!」
ふと顔を上げるミスティ。
「ふふ、残念だけど。もうあなたは私の虜なのよ?」
そう言うと、ミスティは立ちあがる。
そして、何もしない。
レゼスは不審に思った。
(・・・何かするつもり・・・なのか・・・?)
もちろん、違った。
- 18 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/28 23:47 ID:RLcOiXPA
- ミスティは何もしない。ずーっと。
だが、1秒1秒経過するたび、レゼスの体の何かを欲する欲望が強くなっていく。
(・・・うう・・・、な、なんなんだ・・・!?)
レゼスは、いわゆる処女――男の場合は純潔というべきか?――だった。
別に宗教的なものではない。ミスティ達の住む世界には、基本的に宗教感はない。
伝説のようなものは存在したが。
ともあれ、レゼスは純潔な青年だったのだ。
恋愛すらまともにしたことない。
そんな、性的に無防備とも言える彼にとって、ミスティはあまりに強大すぎた。
そう、魔色のダイヤに取りこまれているミスティは。
(・・・むぅう、体が熱いぞ・・・? これは一体なんなんだ・・・?)
「ふふふ・・・。だいぶ我慢してるみたいだけど?」
「が・・・、我慢だって・・・!?」
レゼスにとって、この体のうずきは未知なるものだった。
「お・・・、俺の体に何をしたんだ?」
「何って? わからないの??」
ミスティはさも意外そうにたずねる。
「わ、わからないから聞いてるんじゃないかっ・・・、うっ・・・!」
- 19 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:40 ID:GntAaBH3
- 「へぇ〜・・・、そこそこの年なのにあなた処女なんだ?」
ミスティの顔が妖艶に微笑む。
「うふふふ・・・、たっぷり教えてあげる。お姉さんがね。」
妖しい笑みを浮かべるミスティに恐怖しながらも、レゼスは何とか自我を保っていた。
「お、俺の質問に答えろよっ! う、うう・・・むぅ・・・!!」
必死の形相でレゼスは凄む。
「そんなに知りたいのぉ? ど〜しよっかな〜・・・。」
じらしてみるミスティ。
その間にも、レゼスの体のうずきはますます強くなっていく。
「ふぅ〜ん・・・。我慢してるんだねぇ。いいわ。教えてアゲル。」
ミスティがレゼスに近寄る。
魔色のダイヤに取りこまれているからとはいえ、ミスティの体は美しすぎた。
レゼスは興奮してしまう。
「私の体はね。催淫効果を持つ要素があるのよ。うふふ・・・、そうねぇ。
とってもHな気分になって、色々したくなっちゃうのよ〜! ふふふふ・・・。」
「がびーん・・・(#゜o゜;;)・・・」
レゼスには信じられなかった。
っていうか、普通の人間にそんな力があるわけない。
魔法くらいならこの世界の住人は使えたが、催淫能力だなんて・・・。
「嘘をつくな、嘘を!」
そのショックのせいで、レゼスのうずきが若干収まってきた。
「あら? じゃ、嘘だっていう証拠を見せてよ?」
「うむう・・・!」
- 20 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:42 ID:GntAaBH3
- 相変わらず動けないレゼス。
「ふふふ、まだ信じられないかしら? もう一度キスすればよくわかるわよ・・・。」
全裸のミスティはさらに妖艶な微笑を浮かべ、顔をレゼスに近づけていく。
「何も気にしなくていいの。快楽だけを味わいなさい・・・。」
その微笑はまるで聖母のそれにも見えるが、同時に凄まじく淫らなようにも見えた。
そして、ついにミスティの唇がレゼスのそれと接合した。
「ん・・・。」
「う・・・あ・・・。」
甘い吐息と共に、ミスティの唾液がレゼスの中に流れていく。
きっかり3分。
ミスティの艶かしく輝く唇がゆっくりと離れる。
「んふふふ・・・。」
「あ・・・あ、うう・・・あ・・・・・・。」
レゼスはもはや放心状態だった。
ミスティに与えられた、催淫効果のある吐息と唾液の影響だ。
「ふふふ・・・、気分はどうかしら・・・?」
しかし、レゼスはそれに答えることもできない。
「うう・・・、あ・・・。」
それこそ精神が崩壊してしまったような表情をしている。
- 21 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:43 ID:GntAaBH3
- ミスティの体液は、我々の住む世界で言えば強烈な麻薬にでも値するのだろう。
いまやレゼスの神経は、すべて快楽を感じるためのものに置き換わっていた。
「さぁ・・・、たっぷりと出してね。」
ミスティはレゼスを押し倒した。
虚空を見つめるレゼス。
その瞳には、もはや何も映っていないのだろうか。
否。
映っているのは、ミスティの裸体のみ。
仮に視界に入っていなくとも、ミスティの体液があたかも幻影を見せるかのように
作用しているのだった。
「ふふふ・・・、それじゃぁ、入れてアゲル。」
そう言うと、ミスティはレゼスの上に乗り、一気に体を落とした。
ずず・・・。
レゼスのブツはすぐに飲み込まれてしまった。
同時に、レゼスの目が「カッ」と見開かれる。
「どぉ? 気持ちいいでしょう・・・、私の中は。」
そのままゆっくりと腰を動かし始めるミスティ。
「うああ・・・、あ、ああああ・・・!!」
レゼスは自我を失いながらも、快楽だけを全身で感じ取っていた。
「もっともっとよくしてあげるわ。ほぉら・・・。」
腰の動きはほとんど変わらない。
だが、しかし。
- 22 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:44 ID:GntAaBH3
- ミスティの膣の中で異常な現象が起きていたのだ。
「うぐああああ、あああっ、ああああああ・・・!!!!」
ミスティの体に寄生した、あの「魔色のダイヤ」。
膣に根をはりめぐらし、ミスティの体を冒していったあのダイヤ。
そのダイヤから新たな触手が生え、レゼスのブツに絡み付いてきたのだった。
「うふふふ、最高でしょぉ・・・? 人間の膣じゃ味わえないわよねぇ・・・。」
とうとうミスティの口からこの言葉が出た。
ミスティはほぼ完全にダイヤに乗っ取られてしまったのである。
そして、レゼスのブツから白い液体がほとばしる。
「ああぁ、いっぱい出てるぅ・・・。いいわぁ・・・。」
恍惚の表情で、ミスティは言う。
数分後。
ミスティはレゼスの体から離れた。
「うふふ、おいしかったわ・・・。お礼に魔性の快楽をあげるわ。」
意味ありげな言葉を放つと、レゼスを花が咲いているところまで運んでいった。
ダイヤに体を奪われている彼女にとっては造作もないことだった。
そして、ミスティはその花を足ではさむように座り込む。
「ふふふ・・・。」
そのまま手を股間にあてがい、こすり始めた。
「あはぁ・・・、いいわぁ・・・。」
くちゅり、くちゅ、くちゅ・・・。
- 23 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:46 ID:GntAaBH3
- たちまち紫色の愛液がわいてくる。
くちゅくちゅっ・・・。
愛液が花の上からたれていく。
「ふはぁ、もっとぉ・・・。」
ミスティは手をさらに早く動かし始めた。
不思議と花にかかった愛液は地面を流れず、そのまま花の周囲にたまり始めた。
すると、すぐに花は愛液に沈んでしまった。
「あん・・・、ああ、い、イクぅ・・・、いくっ・・・!」
絶頂に達したミスティ。
同時に膣口からBB弾くらいの大きさの種が出てくると、花が沈んでいる愛液に落ちた。
数秒して、072の絶頂から立ち戻ったミスティが潤んだ瞳でその花を見つめる。
そして、そのまま去っていった。
- 24 名前:FBX ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:48 ID:GntAaBH3
- さてさて、ミスティにやられてしまったレゼス。
どーなっちゃんでしょか?
彼女が地面に生えていた花に施した事とは・・・?
こうご期待!(しなくてもいいヨ、うん・・・(ぇ
- 25 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:48 ID:GntAaBH3
- 「遅すぎるわ。」
リィズは心配していた。
変である。
ミスティは「夕方前には戻る」と言っていた。
すで夕方。
ミスティは今までリィズに言ったことを守らなかったことはない。
こんなことは初めてである。
「どうしたのかなぁ、お姉様・・・。」
宿屋の前にでてうろうろしてみる。
してみたとこでどうにもならない。
ふと遠くを見つめると、誰かがこっちに歩いてくる。
「・・・?」
いや、走ってくるようだ。
少年だった。
「・・・どうしたの? 急いで・・・。」
「逃げろ!」
少年は必死の形相でリィズにそう伝えた。
「どうして?」
「裸の女の人が、街の大人を襲ってるんだよ!!」
そこまで言うと、少年は顔を赤らめて
「・・・性的に・・・。」
それを聞き、リィズも顔を赤くした。
「と、とにかく僕は逃げるからね!!」
そう言い残すと、少年は一気に走り去った。
「・・・怖いわぁ・・・。どうしよう。お姉様、早く帰ってきて・・・。」
- 26 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:50 ID:GntAaBH3
- 当然リィズは知らない。その「裸の女の人」がミスティであることなど。
再びリィズの視界に人影が舞いこんできた。
・・・ミスティだった。
しかし、服を着ている。
「ああぁ、お姉様ぁ〜〜!!」
リィズは走り出し、ミスティにしがみついた。
「なんか、裸の女の人が街を襲ってるんだって。早く逃げましょ!」
「・・・何を言ってるの? いたって普通だったわよ、街は。」
「え?」
ミスティは普段どおりリィズに接しているように見えた。
「さ、宿に入りましょ。つかれちゃったわ・・・。」
「え、ええ・・・。」
二人は宿屋に入っていった。
- 27 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:51 ID:GntAaBH3
- 中では、店主が逃げる仕度をしていた。
ふと、ミスティと目が合う。
「なんでも街に裸の女が現れて、手当たり次第に犯しているそうですぁ・・・。」
そこでミスティの目が、レゼスに対してと同じように紫に輝いた。
「何を言ってるのかしら・・・? この街、いつもどおりじゃない?」
店主の目が虚ろになっていく。
「・・・、そ、そう・・・ですか・・・?」
「???」
リィズは状況がつかめない。
「さ、リィズ、部屋に行くわよ。」
「はぁい。」
よくわからないまま、リィズはミスティと共に部屋に戻っていった。
- 28 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:47 ID:SDHdXtES
- 二人の部屋は、ちょうどシングル*2という感じの構成だった。
リビングのような部分と、ベッドルームが二つ。
すべてはミスティが過去の冒険で稼いだ金品がなせる技だった。
「・・・わたし、少しつかれちゃった。先に休むわね。」
ようやく日没、という時刻だがミスティはそんな言葉を残し、自分の部屋に入っていった。
「は〜い。」
そんなミスティをリィズは詮索しなかった。
単に「疲れているだろうから」という理由であるが・・・。
リィズはノック音を聞き、部屋の外に出ていった。
- 29 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:49 ID:SDHdXtES
- 部屋に引きこもったミスティ。
その心の中は理性と欲望が激しい戦いを繰り広げていた。
先ほどレゼスを犯したときは、欲望が表面化していたようだ。
いずれにせよ、ミスティの心は7割以上ダイヤに乗っ取られている。
「うう・・・、リィズを・・・、リィズをやりた・・・い・・・。」
小声でそう呟きつつ、ベッドに倒れ伏す。
「だ、だめ・・・。あの子に、迷惑は、かけられない、わ・・・!」
しかし、体は疼いて仕方が無い。
「ああ・・・、リィズにも、この、快楽、を・・・、あげたい・・・。」
自分の体を抱きしめるように腕を組むミスティ。
だましようが無いこの疼きは、そろそろ限界になってきた。
「リィズに、種を・・・、そうすれ、ば、・・・リィズ、も、この、快楽・・・、を・・・。」
何とか疼きを止めようともがくミスティだが、もはや不可能だった。
「はぁ、はぁ、リィズ・・・、で、でも、・・・、ああ、だめ・・・、リィズ・・・!」
かなり意識が朦朧としてきた。
理性と欲望との戦いは、どうやら欲望に軍配が上がりそうである。
ミスティは疼きに耐えられず、服を脱ぎ始めた。
- 30 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:50 ID:SDHdXtES
- 遺跡でいったん服を脱ぎ捨てたが、街を襲ったときにゲットしたものだった。
女性は紫に光るその瞳の魔力で眠らせ、男性からは精液を吸い取る・・・。
女性を眠らせたのは、ミスティにかろうじて残っていた理性のおかげだった。
服を脱いだミスティは、そのまま072を始めた。
「ああ・・・、リィズ、あなたにも、種を・・・、快楽を・・・。」
くちゅ、くちゅくちゅ・・・。
秘所をこするミスティ。
その手の動きは、ダイヤに寄生された当初に比べてかなり手馴れたものになっていた。
「うああ・・・、気持ち、イイ、・・・、リィズぅ・・・。」
自分がリィズや、他の人間とは違う存在になってしまった背徳感。
リィズに見られるかもしれない、という焦燥感。
それらの感情が、ミスティの快感をさらに強くしていく・・・。
「ああ、リィズ。もうだめ・・・。わたし、あなたを・・・。」
街の男性数人から精液を得たダイヤは、いまや成長しようとしていた。
そう、今この段階は寄生第1段階、とでも言えるレベルだ。
「ああっ・・・、気持ちいい・・・! 」
軽く達したミスティ。
- 31 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:51 ID:SDHdXtES
- だが。
「・・・は・・・っ! な、何ぃ・・・!?」
胎内で何かが動いている。
もちろん、魔色のダイヤである。
今まではミスティの中で根付いていた。
そして、ミスティの感情にかなりの強さで干渉していた。
「うああ、だめ、おかしくなっちゃうよぉ、あああ、気持ちイイー・・・!!」
胎内ではダイヤの根が触手のようにうごめいていた。
ミスティの膣口から、その根がちろちろと姿を見せている。
その出入りの動作が、ミスティにたまらない快楽を与えているのだった。
もはや手を動かす必要もない。
くちゅくちゅくちゅ・・・。
「はあああ、いいぃ、いいのぉ・・・、あ、あああ、イクぅ!!」
ミスティは激しい絶頂に達した。
膣口からはあの紫色の愛液が噴出した。
体を弓なりにして、びくん、びくんと痙攣する。
絶頂感のさなか、ミスティは気を失った。
- 32 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:52 ID:SDHdXtES
- 数秒後。
気を失ったミスティの膣口から、魔色のダイヤの根らしき触手が出てきた。
触手はミスティの体を覆っていく。
少しずつ、少しずつ。それでいて、確実に。
どんどん増殖し、どんどんミスティを覆っていく。
いや、取りこんでいく・・・、とでも表現できよう。
やがて触手は、ベッドの上で横たわるミスティを中心にして部屋全体を覆い尽くした。
ミスティを取りこみ終わると、遺跡でダイヤに寄生された直後のように、
どくん、どくんと鼓動し始める・・・。
触手の塊からは、あの紫色の愛液が滴っている。
だが、先ほどまでの愛液ではないようだ。
すさまじく強烈な淫香を放っている・・・。
- 33 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:52 ID:SDHdXtES
- 宿屋の親父に呼ばれて、フロントっぽい所にいるリィズ。
たいした用事ではなかった。
この街から次はどこに行く? 程度の内容。
かなりの野暮用だった。
ただ、目的地によっては盗賊発生地帯とか、疫病蔓延地域とかもあるので
そういった意味では重要なことだった。
「お姉様に聞かないとわからないですよ〜。」
「お姉様って、あの女の人かい?」
「そうです。」
リィズはミスティにくっついている付録みたいなもんだから、本当にわからない。
「・・・今すごく失礼なこと言われた気がする・・・。」
知るかボケ。いちいちガキの設定考えてたら、時間がかかって読者が(ry
「・・・怒」
すいません社長! 許してください!!
「誰と話をしてるんだね??」
店主は訳がわからなさそうに、キョロキョロと当たりを見回す。
そりゃ見えないだろ。天の声だよ天の声。
「・・・いい加減にしなさい。何でもないんですよ〜〜。」
などと言いつつ、店主に作り笑いをしてみせる。
「・・・??」
首をかしげる店主だったが、すぐに調理室に行ってしまった。
リィズはそのままテーブルの上にあるチラシを手にとってみた。
- 34 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:53 ID:SDHdXtES
- 「売ります! 古代文明の辞書!!」
それはミスティが持っていた、不完全な辞書の完全保存版だった。
よくあることだ。苦労して入手したのに、数日後にはみんなそれを持っている。
リィズはかなりミスティがかわいそうになった。
「そういえば、お姉様が持ってる辞書は不完全だったはず・・・。」
リィズは迷わずその辞書を買うことにした。
すると、先ほどの店主が顔を出した。
「辞書かい? あるよ。ここに最後の一つが。」
などと言い、テーブルの上に出した。
「ワシが持ってても仕方ないから売ろうと思ったんだが・・・、貴重なものなのか?」
リィズは手に取る。
間違いない。本物だ。それも、誰が作ったのか知らないが完全保存版。
「ん〜、あまり貴重じゃないですよ。骨董品屋に売っても昼食代くらいにしかなら
ないと思いますよ。」
嘘ついた。
「なんだ・・・、そんなもんか。なら、お嬢ちゃんにあげるよ。」
そう言い残すと、店主は再び調理室へ戻っていった。
『よっしゃ! 辞書ゲッツ!!』
ガッツポーズしつつ、リィズは内心でそう思った。
「さ、部屋に戻ろーっと・・・」
リィズは階段を上っていった。
- 35 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:53 ID:SDHdXtES
- 部屋に入る。
誰もいない。
ミスティは寝ているとリィズは思っていた。
しかし、その幼心は完全な辞書を入手したことを伝えたくて仕方がなかった。
「お姉様〜〜!」
ノックせずにドアを開ける。
夜ということもあり、暗くて中はよく見えない。
ロウソクに火をともし、リィズは息をのんだ。
「!! な、何よこれ・・・」
壁という壁は植物の根っこのようなもので覆い尽くされ、ベッドがあった場所には
その根っこの塊のような物体が鎮座している。
リィズが目にしている間も、その塊は鼓動している。
「動いてるし、これは・・・」
そこで言葉が途切れた。
塊や根っこから分泌される紫色の液体の香りをかいだのだ。
「何、この甘いにおいは・・・。頭がぼーっと・・・」
ちょうどリィズはドアから数歩進んだところにいた。
ダイヤの触手はするすると伸び、ドアを閉めると同時に開かないようにドアを
覆い尽くしてしまう。
「お、お姉様ぁ・・・、どこぉ・・・?」
ふらふらと塊に近づいていく。
塊の前に到着すると同時に、その塊に変化が生じた。
何かをせり出すように動き始めた・・・。
「あ・・・。」
リィズは淫香に冒されつつも、目を見張る。
- 36 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:54 ID:SDHdXtES
- その触手の塊からは、ミスティが出てきたのだった。
ミスティは紫色の愛液の中で眠っていたらしく、大量の液体がそこから流れ出した。
「お姉様、わたし、辞書を・・・」
言いながら、リィズはベッドだったところに登る。
丁度ミスティはそのすぐ前に立ちはだかるような場所にいる。
ミスティは何も言わずにリィズから辞書を受け取る。
「・・・辞書・・・。そんなものはもういらないのよ、リィズ。」
「え・・・?」
リィズはミスティを下から見上げる。
リィズの記憶には、ミスティはペチャパイとある。
しかし、目の前にいるミスティは豊満な体つきをしている。
そういえば宿に戻ってきたときに感じた違和感はこれだったのか。
ミスティは思った。
だが、そのとき以上にミスティの体は美しく、そして妖艶になっている。
そして、目つきが全然違っていることに気づく。
まるで獣が目の前の獲物をなめるような目つき。
「お姉・・・様・・・・・・?」
ミスティはリィズに歩み寄る。
途端に淫香が濃くなる。
「ふふふ・・・。私、生まれ変わったの。至高の快楽を得られるように、ね。」
「か、かい、らく・・・?」
「そう。快楽よ。」
そう言うと、ミスティの周囲から触手が伸びてくる。
するとどうか。
触手たちはミスティを愛撫し始めた。
「はぁ・・・。気持ちいい・・・。あなたもどうかしら? リィズ。」
- 37 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:55 ID:SDHdXtES
- ミスティは手を伸ばし、リィズの胸あたりに触れる。
「あっ・・・!」
なんと、ミスティが触れただけでリィズの服が破れ、下着までもがボロボロになってしまった。
朦朧とする意識の中、リィズは思った。
お姉様は何かに取りつかれている・・・。
なんとかそれを口に出そうと試みる。
「お、おねえ、さま、は、なっ・・・、なにか、に、とりつか、れてる、の・・・?」
かろうじてその言葉を口に出せた。
「取りつかれている? 何を言ってるのよ、リィズ。生まれ変わったって言ったじゃない。」
そして、自らの股間をリィズの顔に近づける。
「リィズ、なめてよ。私を気持ち良くして。」
秘所から発せられるすさまじい淫香に当てられ、リィズは正気を失ってしまう。
「はぁい・・・。」
ミスティの膣口から出た触手は、そのまま体外に出てしまったらしく、今のミスティの
秘所に触手は存在していなかった。
リィズはゆっくりとミスティの秘所をなめ始める。
「あん・・・、ふはぁ、いい・・・。」
ぺちゃ・・・、ぺちゃ・・・。
愛液がかき混ぜられる音が、暗い室内に響く。
「甘ぁい・・・。お姉様の、液、とっても甘いのぉ・・・。もっとぉ・・・。」
憑かれた表情で、リィズは再びミスティの股間をなめ始める。
「リィズぅ・・・、いい香りでしょう・・・。私の体・・・。あん・・・。」
ぺちゃ・・・、ぺちゃり・・・。
「はぁ・・・、あ、イク、いっちゃう。リィズ、いっちゃうよ・・・、あ、あああっ!!」
- 38 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:56 ID:SDHdXtES
- ミスティはリィズの顔に自らの液体を吹きかけた。
「ああぁ・・・、甘くて、おいしいぃ・・・。お姉様のぉ・・・。」
リィズは自分の顔から流れ落ちていく愛液を、もったいなさそうに手ですくい、なめる。
「さぁ・・・、ミスティ・・・。あなたも生まれ変わらせてあげるわ。最高の快楽を味わえて、
もっと美しい体に・・・。」
その言葉と同時に、壁を覆っている触手がリィズの体に近づき、愛撫し始める。
「あ・・・、ああ、い、いや・・・。気持ち悪い・・・。お姉様、たすけて・・・。」
リィズは本能的に「気持ち悪いもの」として、触手を認識したのだ。
嫌がっても、触手はなおも愛撫しつづける。
「大丈夫。最初は気持ち悪いかもしれないけど、すぐに心地よくなるわ・・・。」
優しい声でミスティが話す。
その体には何本もの触手がまとわりついている。
胸に、腰に、そして股間に・・・。
やがてリィズを犯す触手の動きは、彼女の股間に収束し始めた。
それでいて乳首を襲ったり、紫の愛液を潤滑剤にしてずるずると全身を滑らせることも忘れない。
「あああ・・・、あ、あそこが、お萬こが熱いよぉ・・・、お姉様ぁ・・・。」
「・・・ふふ、それが「気持ちいい」感覚なの。じきにもっと欲しくなるわよ・・・。」
いつのまにかリィズの秘所からも愛液が流れ出していた。
触手がうごめくたびに、「ぐちゅっ、ぐちゅっ」と卑猥な音を響かせる。
「ひぃっ・・・!!」
リィズの体が大きくのけぞる。
栗とリスを襲撃されたのだ。
そのショックは、彼女の感覚を大きく変えてしまった。
「あ、あああ・・・、気持ちいい・・・! これが、気持ちいいって、か、感覚なのね・・・」
「さぁて・・・。そろそろ本当の快楽を教えてアゲル。」
- 39 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:57 ID:SDHdXtES
- そう意味ありげに言うと、ミスティは自らの秘所をこすり始める。
すぐにミスティの秘所は紫の愛液で満たされる。
「もっと気持ち良くなりたいでしょう?」
「あ、あああ、は、はい。わ、わたし、もっと、気持ちよくなりたいぃ・・・。」
まるでその言葉の感応したように、触手はリィズをベッドに横たえるような位置に動かした。
そして、その上にミスティがまたがる。
「私の種をあげる。・・・人間じゃなくなるけれど、それ以上の快楽を得ることができるよ
うになるのよ。」
そう言いながら、ミスティは自分の膣口をリィズのそれへと近づけていく。
「ああ、はやく、はやく。お姉様ぁ、はやくぅ・・・。」
もはやリィズは完全に快楽の隷徒と化していた。
つい先ほどまで拒んでいたものを、自ら望んで受け入れようとしている・・・。
「んふふふ・・・。私の種はすばらしい世界への通行証明証よ・・・!!」
その言葉と同時に、ミスティは自分の秘所をリィズの秘所にあてがった。
途端にミスティの膣口が妙な動きをし始める。
ダイヤが増殖しようとしているのだ。
「あ、あああん!! いいわ!! リィズ、さぁ受け取ってぇ!!!」
その胎内でのダイヤの動きは、ミスティに強い快楽を与えている。
そして分裂したダイヤは、すぐにリィズの中に入ろうと移動しはじめた。
「ああ、ああああ、い、イク、いくぅ!! 気持ちイイ〜〜!!!!」
ミスティは大きく弓なりに体をのけぞり、びくんびくんと痙攣する。
その瞬間、分裂したダイヤがリィズの秘所に入り込んだ。
「ああああ、な、何かがくる! すごく気持ちいい!! すごい、すごいのぉ!!!」
リィズにまとわりついている触手の動きが一気に高まる。
「ああ、おかしくなっちゃうよぉ!! あ、ああ、も、もうだめぇ!!!」
リィズもまた、体をそらせて絶頂に達して気絶してしまった。
大量の愛液を分泌していたため、ダイヤは瞬時にリィズの胎内に根を下ろし、寄生してしまった。
そしてすぐに、遺跡でのミスティと同じように紫色の愛液があふれだし、飲み込まれてしまった。
- 40 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:59 ID:SDHdXtES
- 数分後。
暗い室内には、ミスティの美しくも淫らな裸体が浮かび上がっている。
「はぁぁ・・・、とっても気持ちよかったわ・・・。」
目の前にはリィズの眠る愛液の塊。
「最高だわ。・・・もっともっと繁殖させれば、もっともっと気持ち良くなれるのね。」
「そうよ・・・。」
その愛液の塊から声が聞こえる。
そしてその愛液が流れ出し、中にいるものの股間に流れ込んでいった。
「もっと、もっと。私の種でこの世界を埋め尽くすの。」
やがて姿をあらわしたリィズだったもの。
かつてのミスティと同じように、淫気によりリィズも体格が変わってしまっていた。
身長が伸び、胸が豊満に。
紫色の愛液をたたえた股間。淫らにくびれた腰。
吐く息と言葉にさえ毒が含まれる、濡れそぼった唇。
爛々と妖しく輝く二つの瞳。
まさに淫魔がそこに誕生した瞬間だった。
「・・・私の? 真祖は私のはずよ?」
ミスティは自分が元祖の魔色のダイヤを宿している、と主張しているのだ。
「残念ね。あなたはクローンよ。」
その言葉と同時に、部屋の触手がミスティに絡みつく。
「あ、ああ・・・!」
ミスティの顔が恐怖と悲哀に染まっていく。
自分が女王だったのに。
つかの間の優越感に浸っていた自分が、今はそこにいた。
目の前のリィズの瞳が紫に輝く。
「さぁ・・・、受け入れなさい。私の支配を。」
ミスティは自分がリィズの瞳に吸い込まれていきそうになるのを感じた。
がくり、とミスティの頭が垂れ下がる。
その間に、リィズはミスティの中のダイヤにアクセスし、
ミスティを自分の支配下に置くよう命令をした。
やがて、ミスティは頭を上げた。
- 41 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 01:00 ID:SDHdXtES
- その瞳には意思の光はない。
「お姉様、気分はどう?」
などと問うてみるリィズ。
「はい・・・、とっても幸せな気持ちです・・・。」
虚ろな瞳のまま、答える。
ほんの一瞬の間で、ミスティはリィズに洗脳されたのだった。
「わたしは、リィズ様の人形です。リィズ様のため、快楽のためなら何でもします。
・・・どうかこのミスティを、長らくかわいがってください・・・。」
能面のような表情でそう言う全裸のミスティ。
もはや本当にリィズの下僕となったようだ。
「ふふふ・・・、それじゃあ早速楽しみましょう・・・。」
「はい・・・、愛するご主人様・・・。」
すぐに触手のうごめく卑猥な音と、女性二人の淫らな喘ぎ声が夜空に響き始めた・・・。
- 42 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 01:58 ID:+OCSVD4Y
- 「さぁ、出発するわよ、リィズ!」
「はいはい、お姉様・・・。」
翌日の朝。
ミスティとリィズは街に繰り出した。
ミスティには「今までのように自分の姉のように振舞う」というインプリントを施したのだった。
ダイヤに寄生された二人は、以前の面影など全く無いほどに進化していた。
宿屋の親父に代金を払って・・・、もとい快楽を与えて廃人にした後のことだった。
とりあえず街の女性を襲い、一様にダイヤを植え付けてから二人は町を出た。
リィズの故郷に行くために。
もちろん夜も昼も退屈することはなかった。
昼は昼で探検をしてみたり。
夜は夜で快楽を共にしたり。
「・・・ここに来るのは何年振りかなぁ・・・。」
リィズが遠い目をしてみせる。
しかし、その瞳に感慨深い精神はこもっていない。
「あ!」
遠くから男の子の声が聞こえた。
「?」
リィズとミスティはその方角を見つめる。
「おーい!!」
- 43 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 01:59 ID:+OCSVD4Y
- 走ってくる人影がいた。
リィズはほくそえんだ。
「リィズ! 生きてたんだ!!」
「なんとかね・・・」
その男の子はリィズと同じ位の身長だった。
「この人は誰?」
「ミスティお姉様。私をあの時助けてくれたのよ。」
「よろしくね。」
ミスティは微笑む。
(かわいい。今夜にでも・・・)
「僕の名前はペック。リィズとは昔よく遊んだんだ〜」
いわゆる幼馴染という奴らしい。
ペックの両親もまた、リィズと同じように「あの時」に惨殺されていた。
「・・・みんなは?」
「・・・生き残ったのは僕と・・・、リィズだけだよ・・・」
うつむき加減にペックは答えた。
「そっか・・・。」
ペックの見つめるリィズの瞳が少しずつ紫を帯びていった。
「・・・どこか泊まれるところはないかしら?」
「泊まれる、ところ・・・。」
「ある?」
「・・・ある、よ・・・。」
「あなたのおうち?」
「そ、う、僕の、家、だよ・・・」
いつのまにかペックはリィズの瞳から目が離せなくなっていた。
「だって。行きましょ、お姉様。」
「はいはい。」
リィズとミスティはニヤニヤしていた。
- 44 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 01:59 ID:+OCSVD4Y
- 一方、こちらはつい先日ミスティとリィズが後にした町。
そこは快楽の泥沼と化していた。
昼夜問わずに、そこかしこから女性の喘ぎ声が聞こえるのである。
そしてダイヤの魔手は、街長であるシーアの元にまで伸びようとしていた。
「・・・一体何が起きていると言うの・・・!?」
「シーア様ぁ・・・、一緒になりましょ〜・・・」
「くっ、近づかないで!」
数人の女性がシーアの部屋に侵入していた。
彼女の部屋は3階の高さにあった。
「・・・飛び降りるしかないのかしら・・・。」
当然避難袋などは用意されてない。
「一かばちか!!」
彼女は窓に身を躍らせると、そのまま自由落下を始めた。
「うあっ!!」
そのまま地面に降り立つが、やはり落下の衝撃は大きい。
「はぁ、はぁ、逃げないと・・・!」
どこへともわからない方向へとシーアは歩き始めた。
歩く。歩く・・・。
「ん?」
少し先の丘に何かがある。
- 45 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:00 ID:+OCSVD4Y
- 「・・・何かしら・・・。」
そのまま歩きつづける。
「人・・・かしら・・・?」
レゼスだった。
「この人は・・・、確か・・・! この間から行方不明だった・・・、レゼス!!」
シーアはレゼスを抱き起こす。
「しっかり! レゼス、レゼス!!」
レゼスはぐったりしていて動かない。
「・・・もしかして・・・!」
心臓に耳を当ててみると、そこには静寂の時間が流れた。
「音がしない・・・。」
シーアは冷静な人間だった。
人の死体が目の前にあっても動じないほどの。
「あら・・・?」
ふとシーアが見つけたものは、紫色のゲル状の物体だった。
地面に鎮座するそれは、レゼスの股間に根を伸ばしていた。
「・・・根っこ? でもなんで・・・、こ、股間なんかに・・・」
顔を赤らめながらまじまじと見つめる。
彼女が見つけた、地面にあるそれ・・・。
それはミスティが残していった、愛液まみれの花だった。
「な、何?」
レゼスの股間・・・○○○に吸い付いている根っこは、何やら蠕動運動をしている。
どくっ、どくっと、レゼスの何かを吸収していた。
- 46 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:01 ID:+OCSVD4Y
- 「・・・なんだか変な花ねぇ・・・。でもこのままレゼスの遺体を放置するわけにも・・・。」
そう呟くと、シーアはレゼスの○○○にくっついている根っこに手を伸ばした。
「!! わ、私はとてつもなく卑猥なことをしようとしている・・・!?」
必死で頭を振って、それを否定してみる。
「ち、違う違う! 遺体を放置したら腐敗しちゃうでしょ、それを・・・」
頑張って自分に弁明をする。
やがて覚悟を決めたのか、シーアはレゼスの○○○にある根っこを一気に引っこ抜いた。
ぐちゅっ、という粘液質の音が誰もいない野原に響いた。
「・・・、一体何があったのかしら・・・。さっぱりわからないわ・・・。」
手には根っこ、目の前には○○○・・・。
実に奇妙な光景であった。
しかもその先には何かの液体に沈んだ花もある。
「とにかく・・・、遺体を処分しないといけないわ・・・。」
シーアはレゼスを運ぼうとするが、女性の力で死体を運ぶのは至難の技である。
しかも、街長の身分である彼女の腕力は冒険家のそれなど比べ物にならないほど弱い。
「は、運べないわ・・・。」
何度か試してみたが、次第に疲れがたまってしまってどうにもならない。
少し休んで、もう一度試してみるつもりだった。
ふと彼女の目が液体に沈んだ花に行く。
- 47 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:02 ID:+OCSVD4Y
- 「これ、何の花なのかしら・・・。しかも・・・、濡れてるというか、沈んでる・・・」
もちろんシーアにはその液体がミスティの愛液だとは知る由も無い。
そして、彼女は花に手を伸ばす。
するとどうか。
突如として花の根っこが無数に地面から飛び出し、シーアの腕に絡みついたではないか!
「きゃあ! な、何よこれ〜!!」
さすがの彼女も混乱し始めたようだ。
腕を振って、その花を除去しようとするが花は離れない。
それどころか、触手のように蠢く根っこがどんどん絡み付いていってしまう。
「ちょっと、何、やめて! 離してよ!!」
なぜか怒り始めたシーア。
ダイヤの淫気に侵食された花は、もはや花ではなかった。
植物であることをやめ、今や魔物同然であった。
「こ、今度は何よぉぉぉ!!」
今度は根っこから何やら液体が分泌され始めた。
それはシーアの衣類に付着すると、それらを溶かし始めた。
「ふ、服が溶けて・・・!!」
たちまち全裸にされてしまうと、触手は二つの乳房に絡み付いていった。
「はうっ!」
乳房に絡みついた瞬間、彼女は喘ぎ声を上げていた。
「き、気持ち悪い・・・けど、気持ち、イイ・・・。」
いつのまにか恍惚とした表情のシーア。
- 48 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:02 ID:+OCSVD4Y
- そして最初のあの花が、シーアの乳房と乳房の間に中心部に移動してきた。
すると花はたちまちのうちにしおれ、その色素を吸収したかのように触手の色が変化し始めた。
黄緑色だった触手が、光沢を持った青紫色に。
「ああ、ああああ、気持ち、イイ、いイ・・・。おかしく、なっちゃ、う、ぅ・・・。」
しおれた花から、今度は植物の種子にあたる部分が出てきた。
種子のような物体はそのまま降下していくと、彼女の股間に侵入していく。
どういうわけか、処女である彼女の処女膜は破れなかった。
「あ、あ、あ、来て、来てぇ!!」
もはや清楚だった街長としてのシーアではなかった。
ここにいるのは快楽の奴隷人形が一個。
種子は彼女の膣に入ると、今度は膣壁に同化していく。
やがて完全に膣から姿を消した種子は、シーアの脳に向かっていた。
中心部に到達すると、種子は寄生するためにそこかしこの細胞に根を伸ばし始めた。
「あひ、ぃ、ぃ、うぁ、ぃぅ・・・!!」
ここに来て、彼女は言葉にならないほどの快楽を感じていた。
脳に到達した種子が彼女の快楽神経を強く刺激しているのだ。
そして青紫色の触手が、彼女の股間にゆっくりと突入していく。
ずぶ、ずぶ、ずぶ、と音を立てながら。
ゆっくりと、確実に。
「ぃっぎぅぇぁ!」
びくん、とシーアの体が弓のようになった。
同時に愛液が触手と膣口の隙間から、すさまじい勢いで噴水のように吹き上げた。
鯨の塩吹きスーパースペシャルアルティメットボンバー!!
- 49 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:02 ID:+OCSVD4Y
- 妙な名前の技を見せた彼女は、そのまま何度も何度も絶頂に達していた。
脳に寄生した種子は、快楽中枢のみを残して痛覚中枢やらを破壊していった。
もちろん快楽中枢に著しい刺激を受けているので、痛みすら感じない。
同時に種子はシーアの体内構造を一気に変えていった。
体液はすべて催淫性の毒液に。
体を構成する物質――通常はたんぱく質か?――は、液化・凝固を自由にできる魔の物質に。
さまざまな構成要素を種子は変えていった。
やがて、彼女を激しく愛撫していた青紫色の触手が、彼女の体に同化し始めた。
ミスティ達の触手は膣の中に、どういう圧縮率かは不明だが収納されていた。
シーアは、なんと同化:つまり触手を液化させ、体に取りこんだのだ。
「・・・。」
触手の色素の影響か、彼女の粘膜はすべて青紫色をしていた。
唇やら、乳頭やら膣口やら・・・。
彼女はにまぁ、と淫らな笑みをすると液化して地面に染み込んでいった。
- 50 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:04 ID:+OCSVD4Y
- 夕食をとったミスティとリィズ。
「疲れてるだろうから、話は明日にしようよ」
と言って早めに休むように促した。
しかし夜となると、ミスティとリィズの本領発揮である。
魔色のダイヤに体を奪われた彼女達にとって、昼も夜も関係は無かった。
単に夜の方が淫行をするにあたってメジャー。
そういう認識がミスティたちにはあったので、ダイヤはそれを参考にしたのだった。
「ねぇ・・・、ペック。」
「なに?」
「昔さ・・・。私のこと・・・、好き・・・、って言ってたよね?」
ボッと顔が真っ赤になるペック。
「な、何を急に!」
「へぇ・・・、リィズとペックができてたんだぁ!」
ミスティは楽しげに言った。
「いいよ」
「え?」
「ペックになら全部あげてもいいよ。」
「な! 何を言うんだよ、リィズ、・・・」
慌てるペック。
「いや?」
必死で顔を左右に振る。
「じゃあ・・・、やろうよ・・・。」
「ぼ、僕はそんなつもりじゃ」
「嫌いなんだ、私のこと・・・。」
- 51 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:05 ID:+OCSVD4Y
- リィズは悲しげに下を向いた。
「嫌いじゃないよ! 大好きだよ!! 今も! 昔も!!」
「それじゃあ・・・、しよ!」
「え・・・! あ、う、うん・・・。」
リィズの気迫に押されて、ペックは了承の返事をしてしまった。
「その代わり・・・。」
「その代わり?」
「ペックには私専用のお人形さんになってもらうわ」
「に、人形って・・・!」
リィズの体が淡く紫に輝く。
途端にペックは動けなくなった。
「大丈夫。ペックが私を好きなら、優しくしてあげるよ・・・。お姉様!」
一気にミスティの瞳から意思の光がなくなり、
「・・・はぁい、リィズさまぁ・・・。」
とろんとした表情で、ミスティはふらふらとペックに近づくと、彼の衣類を引っぺがした。
「うわ!! ミスティさん!!」
「だいじょうぶよぉ・・・。とっても、ご主人様が気持ちよくしてくれるからぁ・・・。」
夢をみるような表情で、ミスティはそう言った。
「偉いわ、お姉様。もう立派な私の下僕ね。」
リィズはミスティに合図しただけでペックの衣類を剥いだことを誉めているのだ。
「もちろんですぅ。ご主人様のためなら、なんでもやるんですからぁ・・・。」
「ご褒美よ。」
パチン、とリィズが指を鳴らすとミスティがいきなりあえぎ始めた。
「ひっあああ! ご主人様ぁ! 気持ちイイですぅうう!!!」
リィズがミスティのダイヤに快楽神経を刺激するように命令したのだった。
「ふあああ、何も、してないのに気持ちいいいいいいい!!!」
異常であった。
- 52 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:06 ID:+OCSVD4Y
- 手を股間にあててもいないし、何も体を愛撫するものも無い。
それなのに快楽にあえぐ彼女。
「さて、ペック・・・。ゆっくりと骨抜きにしてあげるからね・・・。」
リィズは床でゴロゴロ転がってあえぐミスティを放置プレイし、ペックの○○○に触れた。
「うっぅあ・・・」
思わず声をあげるペック。
「怖い?」
「・・・うん・・・。」
「どうして?」
「だって・・・、リィズ、昔と全然違うんだもん・・・。」
「それじゃあ、今の私の虜にしてあげる。永遠に離れられないように、快楽の僕としてね・・・。」
いったんリィズはペックの○○○から手を離すと、立ちあがった。
「怖いなら、まず私のことしか考えられないようにしてあげる・・・。」
目を細めてその言葉を吐く彼女は、娼婦のしぐさそのものであった。
右手を唇に添えると、
「ふぅぅぅぅぅぅ・・・」
と、自らの息をペックに吹きかけた。
彼女の唇から出たその気体は、淡いピンク色をしていた。
もろにその猛毒の吐息を吸い込んでしまったペックは、これから起こることに期待をよせることしかできなくなっていた。
「ふあ・・・あ・・・」
「どう? 私の毒息は・・・。」
うっとりとした表情で、再び股間に手を戻すリィズ。
- 53 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:07 ID:+OCSVD4Y
- まだ未発達ながらも、ペックの○○○はリィズの毒息の効果でいきり立っていた。
やがてリィズの全身から強烈な淫香が発散され始めた。
ダイヤのリミッターが解除されたのだ。
それはつまり、リィズが淫魔と化すことを意味する。
「最初はゆっくりしてあげる・・・。少しずつ、優しくね・・・。」
ゆっくりとその手を上下に動かし始める。
「うああ・・・。」
「ふふふ・・・、人にされるのってすごい気持ちいいでしょう・・・。」
少しずつスピードを上げていく。
「あううっ!」
早くも放出。
淫魔となったリィズにとって、未経験の男の子を絶頂に導くことなど実にたやすいことであった。
その証拠に、ペックが放出するまで7秒。
「・・・こんなのはどうかしら・・・。」
年齢に不釣合いなほどの大きさの胸に、○○○を挟む。
そしてそのまま上下運動。
「うふふふふ・・・。」
「あっ・・・ああ・・・っ」
もはや喘ぐことしかペックには許されていなかった。
3秒後、ペックは再放出していた。
一度放出してわずか3秒。
- 54 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:07 ID:+OCSVD4Y
- ペックにわずかな苦痛すら感じさせずにこんな所業ができるのは、それこそ淫魔たる証拠である。
「ほうら・・・。もう何も考えられない。気持ちイイことだけ考えるの。
私と一緒にいれば、この快楽をいつでも得られるの。いいでしょう・・・。魅力的でしょう・・・。」
言いながら、リィズは○○○を自らの秘所にあてがう。
「そろそろ入れてアゲル・・・。狂っちゃわないでね、ペック・・・ぅ!」
ずっ、と一気に挿入する。
「あん! 気持ちイイわぁ・・・!」
催淫性の膣液が○○○から染み込んでいく。
すぐに耐えられなくなり、ペックは3度目の放出を余儀なくされた。
「おあ・・・あう・・・!」
ペックはすでに白目を剥いていた。
そしてリィズはその快楽の中に、洗脳を仕込んでいくのである。
「快楽のためになら何でもしなさい。私のためになら、何でもしなさい。
それがあなたが生きるための目的。宿命。」
ペックはその言葉が木霊しているような感覚の中、気を失った。
ずちゅうぅ・・・、という音と共にシーアが現れる。
液体と化した体が、急速にシーアとしての形を成していく。
足、股間、腰、大きな乳房・・・と、徐々に。
「・・・ふふ・・・・・・。」
そこはペックが犯されている民家の前だった。
そのまま入り口の扉にぶつかると、なんと溶けこんでいった。
- 55 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:10 ID:+OCSVD4Y
- ペックにわずかな苦痛すら感じさせずにこんな所業ができるのは、それこそ淫魔たる証拠である。
「ほうら・・・。もう何も考えられない。気持ちイイことだけ考えるの。
私と一緒にいれば、この快楽をいつでも得られるの。いいでしょう・・・。魅力的でしょう・・・。」
言いながら、リィズは○○○を自らの秘所にあてがう。
「そろそろ入れてアゲル・・・。狂っちゃわないでね、ペック・・・ぅ!」
ずっ、と一気に挿入する。
「あん! 気持ちイイわぁ・・・!」
催淫性の膣液が○○○から染み込んでいく。
すぐに耐えられなくなり、ペックは3度目の放出を余儀なくされた。
「おあ・・・あう・・・!」
ペックはすでに白目を剥いていた。
そしてリィズはその快楽の中に、洗脳を仕込んでいくのである。
「快楽のためになら何でもしなさい。私のためになら、何でもしなさい。
それがあなたが生きるための目的。宿命。」
ペックはその言葉が木霊しているような感覚の中、気を失った。
ずちゅうぅ・・・、という音と共にシーアが現れる。
液体と化した体が、急速にシーアとしての形を成していく。
足、股間、腰、大きな乳房・・・と、徐々に。
「・・・ふふ・・・・・・。」
そこはペックが犯されている民家の前だった。
そのまま入り口の扉にぶつかると、なんと溶けこんでいった。
- 56 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:10 ID:+OCSVD4Y
- 家の中に液体が滴ると、再びシーアの形を取り戻していく。
彼女もすでに人間ではなかった。
快楽を与え、人を堕落させることが存在意義の魔物。
「・・・ご主人様はどこかしら・・・。」
さほど大きな民家ではない。
すぐに発見できるだろう。
だが、すぐにはそうしなかった。
この体さえあれば、ダイヤの真祖を奪える。
そう考えた彼女は、再び液化して家の中を探索することにした。
やがてシーアはミスティとリィズ、ペックを発見した。
3人とも寝込んでいる。
ミスティは快楽のせいで失神し、ペックは気絶、リィズは犯しつかれて寝てしまったのだ。
液体は天井で顔を形成すると、にやりと笑う。
そのまま床に移動し、リィズの体内に忍び込んでいく・・・。
突然、リィズが目を開いた。
「何! 私の体に何かがいる!!」
- 57 名前:FBX@「魔色のダイヤ」4章 ◆4gA1RyNyf. :03/07/14 02:11 ID:+OCSVD4Y
- 敏感にも彼女は気がついたのだった。
しかし、時すでに遅くシーアは完全にリィズの体内に入り込んでいた。
そしてダイヤを自らの液体に取りこむと、脳に移動し始める。
「力が・・・、入らない・・・!」
ダイヤを奪われたため、自分の体内にいる何かを駆除する力すらも失ってしまった。
脳に到達したシーアは、ダイヤの力を使って自分の分身を作り出すとリィズの脳に植え付けた。
「ふあ・・・!」
同じダイヤの魔物とはいえ、真祖を奪われた状態では快楽限界は人間に近くなる。
雷のようなショックを受けたリィズは、そのまま愛液を吹くと気絶してしまった。
数秒後、リィズの体からどろどろの液体が出てきた。
シーアである。
まんまと成功した。
彼女はそのまま人型になると、手に握られていたダイヤを体に埋め込んだ。
突如、強烈な淫気と瘴気が民家の中に急速に充満していった・・・。
- 415 名前:FBX@魔色のダイヤ ◆4gA1RyNyf. :04/02/03 22:25 ID:jYY9xV7p
- 「う・・・。」
ペックが目を覚ました。
体を起こしてあたりを見てみる。
「・・・?」
何が起きたのかまったくわからない。
見ればリィズとミスティは全裸で床に転がっているし・・・。
「ん? 裸じゃんかよ!」
ペックは顔を真っ赤にして、布団の中に顔を突っ込んだ。
べちゃ・・・。
「べちゃ、って・・・?」
確かに液体に触るような音がした。
おそるおそる布団をめくってみる。
すると、そこには灰色の液体がたまっていた。
それはもちろん、シーアである。
「・・・? なんだろう・・・、これ。」
手を伸ばしてみる。
触る。
どろっとしている。
触った指の匂いをかいでみる。
「う・・・・・・。」
きつい淫臭がした。
- 416 名前:FBX@魔色のダイヤ ◆4gA1RyNyf. :04/02/03 22:27 ID:jYY9xV7p
- ぐちゅっ、ぐちゃぁ・・・。
奇妙な音と共に、液体はシーアの姿を取り戻していた。
「ふあ・・・!?」
ペックはベッドの上に立つシーアを見上げた。
「ふふふ・・・、かわいい子ね。真祖のダイヤも奪ったことだし・・・。
試しにあなたを虜にしてあげるわ。」
シーアの青紫色の唇が笑みを作る。
ペックには言っている意味がわからなかった。
「え? ちょっと、あなたは誰? しかも液体から・・・」
その先の言葉を紡ぐことはできなかった。
ペックの唇はシーアの股間に押し付けられていたのだから。
「さぁ、すぐに楽にしてあげるからね・・・。」
まるで子供をあやすようにそう言うシーア。
ペックにはシーアの声が非常に魅力的なものに聞こえた。
リィズに刷り込まれた言葉−−『快楽のためにならなんでもしなさい』
その言葉がペックの頭に響いた。
ペックは憑かれたような表情になる。
「はぁい・・・。」