2009年05月20日

中学校男性教諭が自転車盗

和歌山市内の市立中学校に勤務する51歳の男性教諭が、鍵のかかっていない自転車を盗み、警察で事情聴取を受けていたことが分かりました。これはきょう(20日)、和歌山市教育委員会が発表したものです。

それによりますと、今月13日(水)の夕方、JR和歌山駅西口の南側にあるコンビニエンスストア前の路上に、この男性教諭が止めていた原付バイクが見あたらなかったことから、撤去されたものと思い撤去バイクなどが保管されている和歌山市吹上の保管場所へバスで行こうとしましたが、バスは出発直後で待ち時間があったことから、ホテルグランビア和歌山西側の道路脇に止めていた鍵のかかっていない自転車を盗んで乗り、保管場所に向かったということです。そして、途中で警察官から職務質問され曖昧な受け答えを続けたことから事情聴取をうけ自転車を盗んだことが判明したものです。
きょう記者会見した和歌山市教育委員会教職員課の楠井和樹(くすい・かずき)課長は、「教員に対する信頼を著しく損ねたことに深くお詫びします。」と謝罪しました。男性教諭は県教育委員会から処分が出るまで自宅で謹慎していますが、男性教諭が通う中学校の校長によりますと、この男性教諭について、「今年4月に着任し、子ども思いの、熱心で真面目な先生と把握していた。」ということです。また、男性教諭は、「生徒や保護者、学校関係者らに迷惑をかけて、自分のした罪の大きさに反省している。」と話しているということです。
posted by hodo at 16:04| 報道部