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酒井容疑者逮捕に緊急会見「最悪の事態避けられた」

2009年8月9日

 覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁に8日夜、逮捕された酒井法子容疑者(38)が所属する「サンミュージック」は同日午後10時45分から、東京都内の事務所で会見を開いた。

 富岡弘明・制作部長が「報道機関からの情報からしか知るすべがない状況」と断ったうえで、相沢正久社長名の短いコメントを代読。「本日、酒井法子が自ら出頭したという報道を聞き、最悪の事態は避けられました。これからは警察の取り調べに包み隠さず正直に話して欲しいと思います」などと、読み上げた。

 その後の報道陣との主なやりとりは、次の通り。

―― 酒井から連絡はあったのか。

 全くございません。

――社長が会見できない理由は何か。

 とりあえず、ここまでの情報しかない。警察からも何も連絡がない。早急に対応できる状態として、このような対応をとった。

――社長は今、警察の方に?

 そのへんことに関しては、連絡、確認がとれていない。テレビの報道で知っている状態なので分からない。

 会見は3分足らずで打ち切られ、もみ合い状態の中を退室する富岡制作部長に対して、報道陣から「無責任じゃないですか。社長が『探して下さい』と呼びかけたのではないか」などと、厳しく問いつめる声もあったが、返答はなかった。

 前日7日の社長会見同様、約15台のテレビカメラが会見の模様を写した。が、酒井容疑者逮捕の報に駆けつけた報道陣に対して、会見はわずか3分。会見後、緊張した雰囲気を残した。

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