岡山放送局

2009年8月8日 16時17分更新

上半期刑法犯増加


ことしの上半期に岡山県内で起きた殺人や窃盗などの刑法犯の件数は1万3000件あまりと空き巣やひったくりなどが増えたことなどから7年ぶりに増加に転じたことがわかりました。

岡山県警察本部のまとめによりますと、1月から6月末までの今年上半期に県内で起きた刑法犯は1万3101件で、去年の同じ時期に比べて、328件増加しました。刑法犯の数は平成14年から6年続けて前の年の同じ時期に比べて減少していましたが、ことしは7年ぶりに増加に転じています。

このうち殺人や強盗などの凶悪事件は64件で前の年の同じ時期に比べて減少しましたが、空き巣やひったくりなどの「窃盗犯」はおよそ500件多い9867件となっていて刑法犯全体の件数を引き上げる要因となりました。

警察ではパトロールを強化するなどして空き巣などへの警戒を強める一方でひったくりにあわないようバッグは車道側に持たないようにすることや自転車のかごにはネットをつけることなど注意を呼びかけています。