無添くら寿司の携帯電話予約システム

最近、連敗記録が続いていた無添くら寿司のビッくらポン!!ですが、ひさしぶりに1度の来店で2回当たりが出ました。一時期に比べ当たる確率は間違いなく落とされていたようなので、大人ながらうれしいです。2つの景品は上の写真です。

無添くら寿司といえば1年ほど前、お皿の裏に取り付けられたQRコードで古い商品を自動廃棄するシステムに感動した話をここでしましたが、ここのITを駆使したシステムにはいつも楽しませてもらっています。

普段、来店時に順番待ちの名前を記入することを私自身がしていなかったためか気づかなかったのですが、携帯電話からこの順番待ちにエントリできるようになっていました。

これは、ニューロンという会社のeparkというシステムを利用していて、我が家の近所にあるくら寿司だと清瀬店が昨年の6月から、所沢店が2年前から導入しているようです。もっと早く知っていればと少し後悔しています。

利用は携帯電話からです。ケータイからeparkにアクセスし一度会員登録します。一度会員登録してしまえば、その後はくら寿司だけでなくこのeparkを利用した順番待ちシステムを採用しているあちこちの店舗で利用可能です。

そう、くら寿司は独自にシステムを構築するのではなく既にあるシステムを利用したようです。これにより、構築費用を低く抑えることができたでしょうし、我々ユーザは店舗ごとに独自のシステムではなく、共通の操作性を享受することができることになりました。これは良い流れだと思っています。

まだ実際の使用はしていませんが、会員登録だけはし、e-bookmarkと呼ばれる良く利用する店舗にくら寿司の清瀬店と所沢店を入れておきました。意味も無く現在何人待ちか確認したりしています。結構おもしろいです。希望すれば店舗からのクーポン情報が送られてきたりもするようです。

ちょっと注意しなければいけないのが、駐車場でしょうか。人気のくら寿司ともなると、休みの日は午後6時には駐車場に入るための列ができています。せっかくケータイで事前に予約しておいても駐車場に入れなければ席に着けないですから、これだけはこのシステムにとってマイナス要因ですね。

このeparkを採用している店舗の一つにレッドロブスターお台場店というのがありました。このお店はアクアシティ内にあるので、ここでお買い物中に店舗に行かずに混雑状況を確認して予約すれば、自分の順番間際まではお買い物が続けられます。これは大きな利点になるのではないでしょうか。ここの場合は駐車場の心配も無いし、知っている人にはかなり重宝がられているのではないかと勝手に想像しています。

また、eparkを採用しているのは飲食店だけではなく、病院もありました。これはうれしいですね。病院に行く時は自分も病人なので自分勝手ではありますが、診察待ちの時に他の人から病気をもらわないか心配になることがあります。この心配が軽減されるのは大きなメリットです。特に赤ちゃんを病院に連れて行く時はそうだと思います。

このeparkにはブログもありました。使用者の生の声が読めておもしろいです。eparkを使用して予約したのに店舗に行ったら紙でやりなおしをさせられたとか、店舗側の運用面での問題もそれなりにあるようです。他に類を見ないサービスだけに、最初はいろいろあるのでしょう。でも、頑張って欲しいです。

eparkはEquipment & Parking Information Networkということで、元々の想定には駐車場も入っているのではないかと思っています。常々、ETCと連動した一時駐車場予約システムができないか期待している一人として今後のサービス拡大に期待します(もしかしてもうあるのかな・・・)。