酒井法子容疑者を覚せい剤取締法違反で逮捕…警視庁富坂署に出頭

酒井法子容疑者

　警視庁は８日、覚せい剤取締法違反（所持）の疑いで逮捕状が出ていた女優酒井法子容疑者（３８）＝本名・高相法子＝を逮捕した。

　酒井法子容疑者は３日以降、所在不明となっていたが、警視庁によると、酒井容疑者の弁護士を通じて、警視庁が出頭を要請。午後７時５５分ごろ、東京・文京区の富坂署に付き添いの人物とともに出頭した。

　警視庁は７日までに東京都港区の酒井容疑者の自宅を家宅捜索し、覚せい剤と吸引具などを押収。吸引具の付着物のＤＮＡ鑑定を行った結果、酒井容疑者のものと一致した。３日未明に同容疑で逮捕された夫の自称プロサーファー高相祐一容疑者（４１）の供述なども踏まえ、見つかった覚せい剤が酒井容疑者のものと判断。酒井容疑者の逮捕状を取り、発見に全力を挙げていた。

　酒井容疑者は３日未明、高相容疑者が渋谷の道玄坂付近で渋谷署員から職務質問された時に電話で呼び出され、高相容疑者の現行犯逮捕に立ち会い、ショックのあまり泣き崩れる一幕もあったという。

　この時酒井容疑者も渋谷署へ任意同行を求められたが拒否。知人男性と車で立ち去り、３日以降、長男を都内の知人宅に預け、ＡＴＭで数十万円の現金を引き出すなどして所在不明に。高相容疑者の母親が４日、赤坂署に捜索願を出していた。

　酒井容疑者が所属する「サンミュージックプロダクション」の担当者は８日夜、「警察からの連絡はなく、一切わからない」とした。