民主党が衆院選に向けた政権公約=マニフェストで、アメリカとのFTA=自由貿易協定に関する表現を改めたことについて、河村官房長官は「責任を持つ政党として、きわめて心配になる」と痛烈に批判しました。
「出したところ猛反発だと、これはよくない、選挙前だということで、慌てて変えられたことは、マニフェストのあり方としていかがなものか」(河村官房長官)
これは、7日に民主党が、マニフェストに盛り込んだアメリカとのFTAについて、「締結する」としていた部分を、「交渉を促進する」と表現に改めたことを受けたものです。
河村氏は、さらに民主党のマニフェストについて「成長戦略も手直しすると聞いている」とした上で、「政権交代を標榜されているが、真の責任を持つ政党として、きわめて心配になる」と痛烈に批判しました。(08日15:37)