プノンペン市人身売買対策警察局は、市内ドーン=ペニ区の「ジ アイリス バー」を5日夜摘発して強制閉鎖し、経営者の韓国人シン=ヒョンサルを売春宿経営の疑いで逮捕した。同局のカエウ=ティア長官が6日発表した。
同局は先週、バーの女子従業員数人から「経営者に強要され、バーの韓国人男性客たちと強制的に性交させられている。いやがる従業員は即解雇されている」との訴えを受けていた。
同局はあわせて、バーのカンボジア人マネージャーも逮捕するとともに、女子従業員29名を保護した。女子従業員については、身元引受人が現れ次第帰す方針だ。身元引受人が現れない者がいれば市社会局へ移送するという。女子従業員のなかには、18歳未満の年少者も含まれていた。
また調べによればシン=ヒョンサルは、バー内で猥褻動画の撮影も行なっていた。
プサー=カンダール1町警察のチェット=ヴッティー副長官は6日、「ジ アイリス バー」について、1年半ほど前に開店し、一般的な売春宿の形は取らないながらも、韓国人男性客御用達の店だったと語った。
2009年08月07日
カンボジアウォッチ編集部
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