浦上天主堂
長崎被爆の象徴として語られる爆心地から北東約500メートルの浦上天主堂。長崎・平和記念公園には浦上天主堂の遺壁が移築され、広島の原爆ドームと対比されるような存在となっている。
被爆によって天主堂は一部の側壁を残して全壊し、壁面に付けられていた84の天使像、33の獅子像、14の聖人像はほとんどが倒壊し、約20の天使像、数個の獅子、3体の聖人像が残った。うち天使17体と聖マリア、聖ヨハネは再建された現・浦上天主堂正面に飾られている。
2つの鐘のうちほぼ無傷だった大鐘は今でも使用されており、小鐘の破片は司祭館で展示されている(被爆した鐘楼)。
被爆直後の天主堂(下は崩れ落ちた鐘楼)
現在の天主堂
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長崎被爆50周年記念事業碑(母子像) |
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