2009年8月8日7時41分
全国4カ所の震度計が実際の揺れよりも大きな震度を観測することがわかったとして、気象庁は7日、この4カ所の震度情報を同日から公表しないと発表した。
問題となったのは福島県会津若松市古川町、栃木県茂木町小井戸、三重県亀山市西丸町、松江市美保関町下宇部尾の震度計。いずれも防災科学技術研究所が設置したもので、近くに電柱が立って震動が増幅されやすくなっていたり、がけの端や池を埋め立てた場所に設置されたりして、いずれも実際より揺れが強くなる傾向にあったという。震度で1程度大きく観測される状態だったという。
気象庁は昨年7月の岩手県沿岸北部地震の際、設置状態が悪かった岩手県洋野町の震度計が誤った最大震度を観測したため、全国の震度計を緊急調査している。震度計は同研究所が設置した800カ所のほか、気象庁や自治体が設置したものなど全国に計4200台ある。(神崎卓征)