2009年 8月 6日
岡山県内初!瀬戸内市が副市長公募
瀬戸内市は空席となっている副市長と教育長を全国から公募することになりました。岡山県内では初めての試みです。これは地域の課題に取り組む優秀な人材を市役所の内外から確保しようと実施されるものです。瀬戸内市では先月31日に辞職した副市長と教育長の特別職2人が空席となっています。応募資格は副市長・教育長ともに男女問わず25歳以上、行政や民間企業で管理職の経験が必要で、就任後、瀬戸内市に居住、または通勤が可能な人が対象です。1年の給与は、副市長が約1000万円、教育長が約910万円です。公募の期間は今月10日から来月4日までで、論文の審査や面接を行ったあと合格者が決まり、議会の同意を得て選任されます。

新型インフル流行に備え 病院協会が要望
秋から冬にかけて新型インフルエンザの蔓延が懸念されていることを受け、岡山県病院協会は6日、岡山県に対し、対策を強化するよう要望しました。岡山県病院協会は県内174の病院で作る社団法人で、小出尚志会長など4人が県庁を訪れ、要望書を提出しました。要望では、この春、マスクやタミフルなどが品薄となり一部の病院での確保が困難になったとして、十分確保できるような対策を講じるよう求めています。また発熱外来を設置した岡山市民病院では、一般患者が感染を恐れて受診を控えたため1億円以上減収したなどとして、指定医療機関の収益保障を求めています。要望を受け神ノ田保健福祉部長は、「医療体制の整備は何より重要。できる限りの対応をしたい」と話していました。

美作市竜巻災害支援の補正予算案を可決
多くの住宅が壊れた美作市の突風被害を受け、約7100万円の財政支援を盛り込んだ補正予算案が、6日、美作市議会で可決されました。補正予算案の総額は7070万円です。主なものは住宅や倉庫などの復旧費用に5300万円で、全壊家屋には上限300万円、一部損壊には上限50万円を支給します。また農地の土の入れ替え費用に1400万円などとなっています。先月19日、美作市安蘇地区などを襲った突風では、全壊2棟を含む約150棟の住宅や倉庫が壊れ、現在も復旧作業が続いています。美作市は、今月11日に被災した住民に対し支援金申請の説明会を開くことにしていて、早ければ今月末にも支援金が支払われます。

JR岡山駅に秋の使者 スズムシ
毎日、蒸し暑い日が続いていますが、6日、JR岡山駅に早くも秋の使者がやってきました。秋の使者とはスズムシです。JR岡山駅ではJRのOBが、駅の利用者に楽しんでもらおうと毎年、自宅で育てたスズムシを届けています。スズムシ約100匹はみどりの窓口や総合案内所など駅構内の4ヵ所に置かれました。このスズムシは1ヶ月ほど楽しめるということです。