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500円玉、謎の変色 300枚、片側だけ茶色く酸化

2009年8月7日21時43分

写真:茶色っぽく変色した500円硬貨=造幣局提供茶色っぽく変色した500円硬貨=造幣局提供

 独立行政法人・造幣局(大阪市)は7日、神奈川県の金融機関で、未使用の500円硬貨約300枚が変色した状態で見つかったと発表した。いずれも表か裏の片面だけ茶色っぽく酸化していたという。担当者は「過去に例がない。原因解明を急ぐ」としている。

 造幣局によると、変色した硬貨は6月1〜2日に製造。同4日に布製の袋に詰め、同23日に日本銀行大阪支店に送った。8月5日に受け取った神奈川県の金融機関で、4袋(各2千枚入り)の中から見つかったという。長野県の金融機関からも7日、変色硬貨の発見の報告があり、調べている。

 500円硬貨は変質が起きにくいとされる銅、ニッケル、亜鉛の合金製。変色した部分を分析した結果、通常の保管状況では起こり得ない酸化が確認されたという。

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