2009年8月7日 18時28分更新
高梁市の銀行で、7日、強盗事件を想定した防犯訓練が行われました。
この訓練は、先月、県内の矢掛町で銀行を狙った強盗事件が起きたのを受けて、高梁市にある中国銀行高梁支店と警察が合同で行ったもので、行員20人あまりが参加しました。
訓練は、犯人役の警察官がけん銃のようなものを持って、銀行に押し入ったという想定で行われました。
訓練では、犯人役の警察官が、けん銃を突きつけて行員を脅し、金を要求しました。
これに対して男性行員は、相手を刺激しないよう対応し、金を持って逃げる犯人役の警察官を追いかけました。
また、行員たちは、警察官からの質問に答えて、犯人の特徴や年齢など話していました。
訓練の後、警察による講評が行われ、窓口の女子行員と男性行員がうまく連携を取ったため、現金をゆっくり袋に入れるなど、警察官が駆けつけるまでの時間をかせぐことができたと評価されました。
訓練に参加した行員は、「すごく緊張しましたがこの経験がこれからの防犯に役立てればいい。」と話していました。