2009年8月7日 18時28分更新
県北部の新庄村で、リンドウの花やもちなど地元の特産品を集めた「ふるさと小包」の箱詰め作業が7日行われ、全国に向けて一斉に発送されました。
「ふるさと小包」は、新庄村の特産品を全国にPRしようと、農家や加工業者、それに役場などでつくる団体が、全国からの申し込みに応じて、毎年夏と冬の2回、郵便小包で発送しているものです。
7日は、新庄村の公民館に農家や役場の職員およそ60人が集まって、箱詰めの作業を行いました。
職員らは小包にとれたばかりのとうもろこしやリンドウの花、それにヒメノモチやサルナシのジャムなど、13種類の村の特産品をぎっしりと詰め込み、およそ4時間かけて発送作業を終えました。
ことしは、梅雨明けが遅れるなど天候が不順でとうもろこしの生育が遅れたため、小包に入れる大きいものを選ぶのが大変だったということです。
新庄村によりますと、小包の申し込みは年々、増えていて、ことしは去年より50箱あまり多いあわせて780箱が全国に発送されました。
新庄村では、「人口1000人ほどの小さな村ですが、小包を通じて村のよさを多くの人に伝えていきたい。」と話していました。