2009年8月7日 18時28分更新
裁判員が参加する岡山県で初めての裁判がことし10月6日に開かれるのを前に、岡山地方裁判所で7日、裁判員の候補者に呼び出し状を送る手続きが行われました。
裁判員が参加する裁判は、ことし5月に岡山市南区に停めた車の中で瀬戸内市の無職の男が知人の女性をナイフで刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われている事件が対象で、ことし10月6日から4日間にわたって開かれます。
裁判を前に、7日、岡山地方裁判所で事前に候補者名簿から抽選で選ばれている100人のうち、辞退が認められた人などを除いた68人の裁判員候補者に呼び出し状が発送されました。
呼び出し状には、初公判が開かれる10月6日の午前9時30分に岡山地方裁判所に集まることや、裁判の日程などが書かれています。
また、呼び出しを辞退するかどうかやその理由などについて尋ねる質問票もいっしょに封筒に入れられました。
呼び出し状は早ければ8日、候補者の手元に届くということで、初公判が開かれる日の午前中に裁判長との面接やさらなる抽選を行って6人の裁判員と3人の補充裁判員が決まります。