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西島、アーツ戦でシューズ使用強行へ

 小比類巻太信(左)から指導を受ける西島洋介=千葉・小比類巻道場
 小比類巻太信(左)から指導を受ける西島洋介=千葉・小比類巻道場

 K-1ワールドGPの11日・代々木大会でK-1デビューするボクシングの元東洋太平洋クルーザー級王者・西島洋介(35)が6日、千葉・南行徳の小比類巻道場で練習を公開した。デビュー戦でいきなりピーター・アーツ(38)と激突する西島はボクシングシューズの使用を訴えるとともに、道場主の小比類巻太信(31)とアーツ対策に励んだ。

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 K-1ははだしで戦う競技で、シューズはルールに抵触する可能性が高いが、西島はK-1の谷川貞治イベントプロデューサーから出場交渉の際に、了解をもらったと主張。「シューズがOKなので試合を受けた。シューズは履きます」と訴えた。

 西島は「履いた方が踏ん張りが利き、パンチを打ちやすい」と説明。「履かないでキックボクシングでいくと、どうしても素人になる。ボクサー対キックボクサーでいきたい。履けることを前提に練習している」と、強行突破する構えだ。

 この日は2週間前から教わっている小比類巻の指導の下、蹴りを交えたアーツの動きに対応してパンチを打ち込む練習を繰り返した。「小比類巻さんからは対策を教えてもらっている。実戦で生かせるように…」と、大番狂わせを演じるべく牙を研いでいた。

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