酒井容疑者の覚せい剤所持認める 逮捕の夫「自分のでない」
酒井法子容疑者
覚せい剤取締法違反(所持)容疑で女優酒井法子容疑者(38)=本名・高相法子=に逮捕状が出た事件で、同法違反容疑で現行犯逮捕された夫の高相祐一容疑者(41)が、酒井容疑者の覚せい剤所持を認め、酒井容疑者が別居後に住んでいた自宅で見つかった覚せい剤について「自分のものではない」と供述していることが7日、警視庁への取材で分かった。
高相容疑者は普段、この酒井容疑者宅には立ち寄っていなかった。警視庁はこうした状況から、見つかった覚せい剤が酒井容疑者のものと判断している。
酒井容疑者が高相容疑者の逮捕直後に、現金自動預払機(ATM)で現金を引き出し、東京都新宿区の量販店で下着などを購入していたことも判明。警視庁は逃亡用に買い込んだとみて、購入時の様子なども調べている。
警視庁によると、酒井容疑者に対する逮捕状の容疑対象となった覚せい剤は微量で、東京都港区南青山のマンションの部屋で見つかった。
酒井容疑者は3日未明、高相容疑者が職務質問された直後、電話で呼び出され、知人男性と車で現れた。高相容疑者の現行犯逮捕に立ち会ったが、その後、知人男性と車で立ち去り、長男(10)と行方不明になった。
酒井容疑者は立ち会った際、渋谷署への任意同行を拒み、尿検査も「絶対に嫌です」と拒否したため、警視庁は、酒井容疑者にも薬物使用の疑いがないか高相容疑者の取り調べを進め、所持を認める供述を得た。
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