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【格闘技】

大毅、10・6に2度目の世界戦

2009年8月7日 紙面から

 WBA世界フライ級11位亀田大毅(20)=亀田=が10月6日、大阪市中央体育館で同級王者デンカオセーン・シンワンチャー(32)=タイ=に挑戦することが分かった。6日、亀田ジムの五十嵐紀行会長が明らかにした。大毅は07年10月、WBC世界同級王者内藤大助(宮田)に挑戦、反則行為で日本ボクシングコミッション(JBC)から1年間の出場停止処分を受けて復帰。今回が2度目の世界挑戦となる。

 「細部はまだ煮詰まっていない。来週にも正式発表できると思います」と五十嵐会長。王者のデンカオセーンは昨年大みそかに前王者の坂田健史(協栄)をKOで王座に就いたが、ナリス氏とニワット氏という2人のマネジャーが権利争いで裁判にまで発展。ニワット氏に一本化されたことから水面下で交渉を続けていた。しかし、WBAの同級1位は兄の興毅。王者の指名試合期限を考慮すれば本来なら兄の興毅だが、王者サイドは指名試合を持ち越し、選択での大毅戦となる。

 中継するTBSは08年の坂田VSデンカオセーンの「大みそか決戦」をK−1系の「Dynamite!!」との抱き合わせ中継をしている。10月6日もK−1があることから同様にK−1との合体中継の可能性が高い。 (山崎照朝)

 

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