8月のMS月例アップデートは9件、Officeのゼロデイの脆弱性に対処
月例セキュリティ更新プログラムは日本時間8月12日に公開する。「緊急」レベルが5件、「重要」レベルが4件。
米Microsoftは8月11日(日本時間の8月12日)に9件の月例セキュリティ情報を公開し、Officeのゼロデイの脆弱性やWindowsの脆弱性に対処する。8月6日の事前通知で明らかにした。
セキュリティ情報の内訳は、深刻度が最も高い「緊急」が5件、上から2番目の「重要」が4件となる。
緊急レベルのうち4件はWindows関連で、Outlook ExpressやWindows Media Playerの更新プログラムが含まれるほか、Client for Macに影響するものもある。もう1件はOffice、Visual Studio、ISA Server、BizTalk Serverを対象とする更新プログラムで、7月に表面化したOffice Webコンポーネントの脆弱性を解決する。この脆弱性を突いたゼロデイ攻撃の発生も確認されている。
重要レベルの4件はWindowsおよび.NET Frameworkに存在する権限昇格やサービス妨害(DoS)の脆弱性などに対処する。
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