2009.08.07 Web posted at:  20:50  JST Updated - CNN
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イラク首相、バグダッドの防護壁撤去を指示 7日に爆弾テロ

バグダッド(CNN) イラク軍は6日、マリキ首相がバグダッド市内の道路沿いや街区の周囲に設置されている防護壁を、40日以内にすべて撤去するよう指示を出したことを明らかにした。

高さ3メートル前後のコンクリート壁は03年、米軍の対イラク開戦後に、まず市内の主要な建物を爆弾テロから守る目的で建設された。06年、中部サマラでイスラム教シーア派の聖廟(せいびょう)が爆破されたことをきっかけに、シーア派とスンニ派の宗派対立が激化すると、壁は宗派の街区を分断する形で次々に増設された。双方の武装組織を封じ込め、治安を回復するうえで、一定の機能を果たしたとみられる。

首相が指示した撤去の対象には、政府機関が米大使館、軍施設などが集中する旧米軍管理区域(グリーンゾーン)は含まれていない。イラクでは、米イラク地位協定に従って6月末に米戦闘部隊が都市部から撤収し、軍が治安維持の任務を引き継いでいる。

しかし、米軍撤収後もスンニ派系の武装勢力によるテロは起きており、内務省当局者によると、バグダッドの3カ所で7日朝、シーア派の巡礼者を狙った爆弾攻撃3件が起き、少なくとも6人が死亡、24人が負傷した。イラク中部のシーア派の聖地カルバラでは7日まで宗教行事が行われ、多数の宗徒が集まっていた。

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