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パンチラ、レズ、自慰…満島ひかり衝撃経験を激白!

上映4時間「愛のむきだし」は試練の連続

満島ひかり(クリックで拡大)

 盗撮のカリスマがカルト教団の手に落ちたヒロインを救い出す−。奇想天外なストーリーに4時間もの上映時間が話題を呼んだ園子温監督(48)の長編映画「愛のむきだし」がDVDでリリースされた。ヒロインのヨーコを演じた満島ひかり(23)は、パンチラや自慰など衝撃シーンに体当たり。元アイドルが壮絶な撮影を振り返った。

 精神も体力も常にギリギリ。監督の演出はとてつもなく厳しかった。「『あなたの存在がダメ、人生がダメ』から始まり、天気が悪いのも私のせいだって!」と笑うが、撮影時は「私の22年間は何だったんだと思うくらい責められ続けて…」。想像以上の過酷さだった。

 しかしこれは、演技に余分な部分をそぎ落とし、満島の純粋な生命力だけを光り輝かせるための試練だった。ピンと張り詰めた空気は映像にしっかり映し出されている。

 沖縄出身で、1997年に7人組のユニット「Folder」として歌手デビュー。活動休止後は女優業を続けてきたが、この作品にめぐり会うまでは「楽しくて芝居をもっとやりたいのに、人にやらされている感があったんです」と言う。

 ストーリーにはパンチラはもちろん、レズや自慰行為など際どいシーンが満載。元アイドルにはハードルが高かったはずだが、「恥ずかしくて何かができなくなる、これまでの自分を吹っ切りたかった。女の子とキスしようが、自慰行為をしようが、何とも思いませんでした」と意外だった。

 そのキスシーン、夜中の12時から朝の4時まで、およそ40回も撮り直したから驚きだ。「疲れて頭が真っ白というか、大変すぎて記憶に残らないというか。ここまでのテイク数、単なる監督の趣味ではないと思うんですよね」と笑うあたり、楽しい思い出に昇華したのだろう。

 「芝居をやりたい! という気持ちは以前と同じですが、今は地に足が着いた状態。いきなり話が来てもすぐ飛び立てる。常に準備万端な感じ」と成長を実感。もっとも、「この現場を経験すれば、誰でもそういう心境になると思います」とも。

 「当たり前に言われることを当たり前にでき、新鮮に物事をとらえて演じ続けていきたい」と成長を実感した満島。今後は、映画「クヒオ大佐」(今秋公開)、舞台「ネジと紙幣」(9月17日から天王洲銀河劇場)の出演が控えている。DVDはアミューズソフトから発売中。

ZAKZAK 2009/08/06

満島ひかり

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